ゲオモバイルの法人買取の対象商品・流れ・利用方法は？

法人買取実績500万台を突破したというゲオモバイル。今回ご紹介するのはスマホ、タブレット、フューチャーフォンに特化した法人向けの買取だ。ゲオモバイル法人買取では、未使用品はもちろん、付属品がなくても、液晶が割れていても買取可能だという。

今回の記事では、ゲオモバイルの法人買取とはどのような流れでおこなうのか、その利用方法、高く売るコツなど、ゲオの法人買取の魅力についてご紹介していこう。

ゲオモバイルとは

ゲオモバイルとは、ゲオが2016年にスタートしたスマホ、タブレット、フューチャーフォンに特化したモバイル事業だ。店舗は全国に70店舗以上あり、今も拡大中である。ゲオモバイルでは、スマホを始めとする通信端末機器を買取および販売している。

ゲオモバイルとしてのブランドは2016年にスタートしたが、その13年も前の2002年から、中古通信端末機器の売買をおこなってきた実績がある。各種通信機器を取り扱ってきたノウハウや、データ消去や整備といった高い技術が備わっているのだ。

また、ゲオモバイルでは買取サービスを開始したと同時に、スマホレンタルのサービスも開始した。これは法人から「展示会やイベント実施時の機材としてレンタルしたい」「デバック作業の検証用端末として一時的にスマホを利用したい」というニーズがあったためだ。

このように、スマホの中古市場はますます拡大しているため、法人買取のようなBtoBによる大量買取はこれからもニーズが高まるだろう。

ゲオとは

ゲオモバイルを運営するゲオホールディングスは、愛知県名古屋市に本社を置くレンタルビデオ・リユースショップのチェーンストアだ。都市部では、ゲオ以外にもレンタルビデオやリユースの店舗を多く見かけるが、地方では圧倒的にゲオの店舗が多い。

ゲオは全国に1,800店舗以上あるため、地方在住であっても中古のスマホやフューチャーフォンを気軽に売買できるのだ。また、CDやDVD、コミックをレンタルして楽しむ人々の暮らしに寄り添って事業をおこなっていることが、ゲオの人気の秘密といえる。

ゲオモバイル加工センターの存在

店舗やネットで買い取られたスマホやタブレットは、全国に4カ所設置されているゲオモバイルの加工センターへそれぞれ運ばれる。言うまでもないが、個人や法人で利用されていたスマホには、個人情報が山ほど詰まっている。売却する際にはもちろん自分たちで消去しているのだろうが、実は素人では消去しきれていない個人情報がけっこう残っていたりする。

そのため、ゲオの加工センターに運ばれたスマホは、この加工センターでデータの完全消去をおこない、再販できるように整備やクリーニングを施すのだ。ゲオの加工センターでは、個人情報が流出するような事故がおこらないよう、センター内に入退室できるスタッフの制限をかけるなど、極めて厳重なセキュリティーの中で整備されている。

データの完全消去とともに、動作確認もおこなう。電源、スピーカーやマイクの動作、液晶、カメラ、バイブレータ、ネットワークなどをチェックしていく。買い取られたスマホに個人情報が残っていないかどうか気になるが、ゲオモバイルにおいては売却したスマホからの個人情報の漏えいなどはまったくないと判断して良いだろう。

法人向け買取サービスの特徴

そもそも、法人向け買取サービスと個人向けの買取サービスでは何が違うのだろうか。

大量処分の対応が可能

個人が携帯やスマホを売却するとなると、せいぜい1台から2台だろう。だが、法人となると、企業だけではなく学校や組合といった組織からの買取となるため、数十台、多い場合は数百台となるケースも少なくない。

ゲオモバイルをはじめとする買取・販売ショップは、多くても数台持ち込んで売却するような個人顧客を対象にしている。商品の査定もその場でおこなうことがほとんどだ。

法人や学校、組合などの組織が携帯やスマホの売却を考えているなら、大量買取をしている法人買取サービスを利用する必要がある。

査定・入金がスピーディー

大口・大量の売却は、商品の状態を確認するための時間がある程度必要だ。しかし、法人買取サービスの場合は、査定の専門スタッフが丁寧かつ、スピーディーに査定をおこなうため、査定結果が届くのが早い。

提示された査定金額に納得できれば正式に売却となるが、法人買取では入金もスピーディーである。携帯やスマホを売却した代金が、そのまま小遣いになる個人と違い、法人の場合はその売却代金でアップグレードしたスマホの支払いに充てたり、事業資金に充てたりすることもあるだろう。ゲオモバイルでは、Webから売却すれば査定後の入金もスピーディーに対応しているため、決算前の思い切った大量在庫処分であっても安心して売却できるはずだ。

データの完全消去

ゲオモバイルの加工センターについては前述の通りだが、売却時の心配や不安といえば、携帯やスマホに残る個人情報の漏えいではないだろうか。法人はもちろんのこと、学校や組合といった組織には、絶対に漏えいしてはいけないデータがある。スマホやタブレットは、今やパソコンと同程度のデータが蓄積されているはずだ。

そのため、売却時にはデータを完全に消去してくれる法人買取サービスを選ぶことが非常に重要となる。ゲオモバイルの加工センターでは、入退室できるスタッフにも制限をかけており、厳重なセキュリティーの中で携帯通信端末を取り扱っているのだ。データ消去においても、初期化や素人の操作では消しきれないデータを専用ソフトで完全に消去しているため、万全のセキュリティー対策を整えている。

ゲオモバイル法人買取とは

ここでは、ゲオモバイル法人買取の特徴を見ていこう。

厳重なセキュリティーによって安心して利用できる

ゲオモバイルの法人買取は、これまでに500万台以上の買取実績がある法人向けサービスだ。前述の通り、ゲオモバイル加工センターでは、厳重なセキュリティーの中スマホやタブレット内のデータを完全消滅するため、安心して依頼する法人が増えている証だろう。

どんな携帯でも買取可能

また、スマホやタブレット以外にも、ガラケーでも買取をしてくれる。そのうえ、どんな携帯でも買取可能だというからありがたい。

そもそもゲオは、中古携帯買取・販売のパイオニア的存在だ。そのゲオの高い技術をそのまま生かしてスタートしたモバイル専門のゲオモバイルだからこそできるノウハウで高い信頼を得ている。

ゲオモバイルでは、在庫処分や買い替えなどの理由で、不要になった携帯電話やスマホ、タブレットなどの通信端末機器を大量処分したい場合に一括買取が可能となっている。通信端末は、メーカー、機種、状態を問わずなんでも買い取る。

他社で断られてしまった携帯やスマホであっても買い取れる可能性があるという。液晶が割れていたり、付属品がなかったりといった理由であっても一度問い合わせをしてみるといいだろう。

買取対象商品

ゲオモバイル法人買取では、メーカー、機種を問わず、さまざまな通信端末機器を買取している。フューチャーフォンと呼ばれるガラケー、iPhone、アンドロイドスマホ、タブレットが買取対象となっている。

また、他社の買取センターで断られたような、液晶が割れたスマホ、付属品が不足しているタブレット、カメラが使えないガラケーであっても一度問い合わせてみよう。状態によっては買取可能となるケースがあるからだ。

ゲオモバイル法人買取の流れ・利用方法

ゲオモバイルで買取を依頼する場合の流れは以下の通りとなっている。

問い合わせ

まずは、問い合わせ専用フォームから必要事項を送信しよう。

• ・法人名
• ・担当者名
• ・メールアドレス
• ・連絡先電話番号
• ・所在地
• ・買取希望の機種・キャリア・容量・台数
• ・売却時期（閉店、在庫処分などの時期）
• ・その他不明点

概算見積もり

問い合わせた内容について、おおよその買取額が提示される。売却に時間の余裕があれば、他社との相見積もりを利用するほうが高く売却できる可能性はある。

しかし、すぐにでも売却したい場合は、相見積もりを取らずに一社に任せたほうがスムーズに売却できる。金額はもちろん大事だが、データの完全消滅の信頼性や入金の早さなどをすべての面で考慮して売却を検討しよう。

宅配キット到着

ゲオモバイルに売却することが決まれば、その旨を連絡し、宅配キットを送ってもらおう。宅配キットとは、スマホやタブレットを送るためのダンボールや、買取依頼書、宅配便の送り状のことをいう。

買取業者によっては、この宅配キットがなく自分ですべて用意しなければならないケースがあるが、ゲオモバイルなら何も自分で準備をする必要がないため安心だ。

売却したいものを発送

宅配キットと一緒に送られてきた買取依頼書と一緒に、売却したいものをダンボールに詰めて発送する。輸送中に商品が破損しないよう1台ずつ丁寧に緩衝材で包んでからダンボールに詰めていこう。言うまでもないが、概算見積もりの金額は中古であっても通常通り使えるものとしての金額である。

輸送中にスマホ同士がぶつかって傷が入ったり、最悪、液晶が割れてしまったりする可能性もある。そのため、スマホなどの精密機器はたとえ台数が多くても1台ずつ緩衝材に包んで発送しよう。

正式査定

商品到着後、状態を確認して正式な査定をおこない、改めて買取金額の見積もりの報告がある。おおよそ最初の査定金額と差がないことが多いが、ものによっては状態が悪かったり、使えないものだったりすることもある。そのため、正式査定の金額は、概算見積もりよりやや下がると考えておこう。

入金

正式査定の見積もり金額に納得できればいよいよ入金だ。ゲオモバイルには入金方法が2つある。

ひとつは、ゲオモバイルのWebから買取を依頼し、ゲオモバイルの担当者とwebかメールでやり取りをした場合は、正式査定に了承後、およそ7～10日ほどで口座へ振り込まれる。もうひとつは、買取依頼を電話でおこなった場合だ。ゲオモバイルの法人買取の担当者に電話で問い合わせ、その後もすべて電話でやり取りをした場合は、月末締めの翌月末払いになる。

たとえば、5月1日に正式査定に納得できた場合、その月の末日、5月31日が締切となり、入金は翌月末の6月30日になるのだ。入金はどんな場合でも早いに越したことはない。担当者と電話で話さなければ買取依頼を任せられないというような不安がなければ、できるだけ入金が早いWebから買取を依頼しよう。

ゲオモバイルの法人買取で必要なもの

ゲオモバイル法人買取で必要なものが2つあるのでお伝えしておこう。ひとつは代表者または売却担当者の身分証明書だ。

• ・運転免許証
• ・健康保険証
• ・パスポート

などが必要になる。

そしてもうひとつは、法人の印鑑登録証明書だ。印鑑登録証明書は最寄りの法務局へ行けば取得できる。その際には印鑑登録時に発行された印鑑カードが必要だ。また、発行手数料がかかるため、現金を用意しておこう。

なお、印鑑カードがあれば代表者でなくても代理人でも発行可能だ。また、法人登記簿謄本は不要である。

ゲオモバイルで高く買い取ってもらうコツ

ゲオモバイルで、携帯電話やスマホを高く買い取ってもらうためのコツをいくつかご紹介しておこう。

キレイに掃除する

少しでも高く買い取ってもらうためには、キレイに掃除をしておくことが非常に重要だ。ホコリは乾いた布で拭き取っておこう。売却するものをキレイにしておくという心がけひとつで、査定額がアップする可能性がある。

また、もともと貼ってあったシール以外は減点の対象となるためキレイにはがしておき、シール跡が残らないように拭き取っておけば万全だ。

箱や付属品をそろえる

購入時に入っていた箱や付属品はできるだけそろえて売却しよう。たとえば、USBケーブル、説明書、保証書、ACアダプターなどだ。

ゲオモバイルでは付属品がなくても買取は可能だが、ないよりはあるほうが買取額は高くなるのは当然のことである。また、付属品もキレイに掃除をしておくと査定額アップの可能性が高い。

動作確認をしておく

しばらく使わなくなったスマホであっても、売却に出すときには通電しておき動作確認をしておこう。もし初期状態に戻せるなら、戻しておいたほうがベターだ。

まとめ

今回はゲオモバイルの法人向け買取の対象商品、利用の流れ、利用方法について解説してきた。ゲオモバイルでは、買い取ったスマホやタブレットは、専用の加工センターで個人情報の漏えいといった事故がおこらないよう万全の体制が整備されているため、安心して売却できるだろう。

ゲオモバイルでは、他社で断られてしまったスマホでも買取できる可能性があるため、ぜひ一度連絡をしてみよう。ただし、入金のスピードに違いがあるためWebからの連絡をおすすめしたい。