遺品整理の最中にブランド品の食器を見つけた場合、しかるべき業者に相談をすると買取をしてもらえることがある。引き出物の食器のセットなどは箱に入ったままそっくり保管されていることが少なくないので、状態の良いものであれば買取に出してみるのも1つの方法だ。未使用品であれば予想以上に高い査定が受けられることも。
ここでは、ブランド食器を買取に出す時の業者の見極めポイントや、おすすめの買取業者について解説していく。
Thomas Stangs familieklenodium selges - Frokostservice i porselen fra ca. 1785 (1980) / Trondheim byarkiv
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買取業者を選ぶ時のポイント1、買取の対象になる食器の種類
ブランド食器の買取で業者を選ぶ時には、その業者が買取している食器の種類を把握することが必要になる。ブランド食器の買取で有名な業者の場合も、買取を強化している品には違いが見られる。買取を強化する品に関しては、概して査定額が上がるので、ホームページなどを参考にして買取強化品をチェックしておくのがおすすめ。
マクサスは幅広いブランド食器に対応
例えば、ロイヤルコペンハーゲンやウェッジウッドなど、ヨーロッパブランドの食器を積極的に買取しているのが、東京都品川区にあるマクサスだ。こちらのマクサスでは、リチャードジノリやマイセンなどの食器を広く取り扱っている。
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ジュエルカフェは全国にショップを展開
また、銀食器の買取で有名なのが全国に店舗を持つジュエルカフェ。ジュエルカフェは、フランスのブランド、クリストフルの製品を買取していることでもよく知られている。バカラなどのクリスタル製品にも対応しており、幅広い食器を取り扱う業者となっている。
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日晃堂はアンティーク食器の買取に強い
アンティークの食器の場合は、NIKKOUDOU(日晃堂)などが定評のある業者として挙げられる。NIKKOUDOU(日晃堂)の場合は、洋食器、和食器を問わず古い品の買取も行っている。ウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートなども買取の対象になっているので、長年、故人が集めていたコレクションがある時にも相談にのってもらえる。
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くらしのくらは洋食器・和食器問わず対応
くらしのくらは陶器や骨とう品、着物などの取り扱っている買取業者だ。陶器では洋食器・和食器問わずに取り扱っている。宅配・出張・店頭3つの方法で対応しており、査定料や送料・出張料も無料なので利便性も高い。
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福ちゃんは豊富な買取実績も強み
福ちゃんは着物をはじめ、食器類の買取もおこなっている業者だ。買取実績累計600万点を超えるがあり、食器類の買取実績も豊富にある。買取方法は出張・宅配・店頭から選択可能で、費用もかからないので状態が悪い食器も相談してほしい。
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人気のアンティーク食器は買取額が高い傾向がある
アンティーク品として評価されやすいのが、マイセンやノリタケなどのブランド食器。この手のブランドの食器は、古いモデルにも相応の価値が付くことがある。アンティークのティーセットやディナーセットは現在でもファンが多く、買取市場でも高い査定を受けやすい品の1つ。所持している食器の種類に合わせて、ベストな買取業者を選ぶのが1つのポイントになるだろう。
買取業者を選ぶ時のポイント2、業者の評判
業者の評判も買取を依頼する前にチェックしておきたいポイントの1つ。特に中古のブランド食器の場合は業者によって扱いが分かれるため、口コミなどを見て対応を比較しておくと安心だ。
使用済みの食器も買い取ってくれる業者もある
使用済みの食器でも買取をしているのが、NIKKOUDOU(日晃堂)。中古の食器も柔軟に買取をしてくれるとして、利用者からも評判が高いのがこちらの業者。ヒビや欠けのあるブランド食器でも、状態によっては買取の対象になる。また、マクサスでも傷のある食器の相談などに応じているので、買取を考える時には査定を受けてみるのも1案になるだろう。
食器は長い間使っているとヒビや欠けなどが発生することがあるが、業者によってはこのような食器でも査定してもらうことが可能である。減額される率も比べておけば、最高値で売れる可能性が出てくる。ヒビや欠けのある食器に関しては、ブランド品でも一切対応していない業者があることから、年代ものの食器を売る時にはアンティーク品の買取で評判の良い業者を選ぶのがコツになる。
付属品の有無も買取を左右するポイント
食器の場合には、箱があるかどうかも重要。ブランド食器の場合でも、箱や付属品が揃っていた方が一般的に査定額が高くなるので、箱が付いている時には食器と一緒に用意しておくのがベスト。箱や付属品の扱いについては、各業者のホームページの質問コーナーや利用者の口コミ欄などからも分かることが多い。買取業者の比較サイトと合わせて、各業者が開設しているホームページを見ておくと業者の見極めがしやすくなる。
ちなみにマクサスでは、箱や付属品が揃っていない品でも買取を行っている。
買取業者を選ぶ時のポイント3、対応している買取方法
割れ物である食器は、安全な方法で買取してもらうことが必要だ。対応している買取方法は業者ごとに違うので、どのようなスタイルで買取が依頼出来るかもぜひチェックしておこう。店舗を構える業者の場合は、直接お店に持ち込むことももちろん可能だ。
店頭買取をしている業者
例えば、東京都品川区にお店があるマクサスや東京都世田谷区のくらしのくらなどは、店頭での買取にも対応している。ちなみにマクサスやくらしのくらの場合は、事前に予約をしてから店頭に出向くスタイルになる。本の買取で知られるBOOK OFFでも一部の店舗ではブランド食器の店頭買取に対応中だ。
また、全国の店舗で店頭買取に対応しているのが、ジュエルカフェ。ジュエルカフェは無料で利用が出来るドリンクコーナーを設けるなど、サービスが行き届いているのが魅力。
宅配・出張買取は業者によって対応が異なるので注意
宅配買取については、業者によってかなり対応が分かれるところ。無料の宅配キットを用意して、1点から買取をしているのがNIKKOUDOU(日晃堂)だ。NIKKOUDOU(日晃堂)は、万が一キャンセルをする時にも料金は特にかかりませんが、食器の返送料は利用者側の負担になる。
ジュエルカフェや福ちゃんでも、宅配用のキットを無料で提供。こちらの2つの業者も送料やキャンセル料はかからない。出張買取の場合は、対象となるエリアが指定されている場合がある。くらしのくらでは、東京や神奈川など、関東の一部のエリアを対象に出張買取を行っている。
一方、ジュエルカフェやNIKKOUDOU(日晃堂)、福ちゃんの出張買取は全国が対象になっているので、電話1本で買取に出向いてもらうことが可能。また、BOOK OFFでは、ある程度まとまった量がある時にのみ出張買取に応じている。宅配や出張買取の場合は、必要になる費用や準備の負担などを考えて、業者の対応を比較してみるのがおすすめだ。
少しでも高く売りたい!そんな時におすすめ業者は?
最近の買取業者のホームページは、買取してもらう品の情報を入力すると大体の査定額が分かる仕組みになっている。メールや電話でおおよその鑑定額を教えてくれる業者もたくさんある。ブランド食器の買取実績が多いNIKKOUDOU(日晃堂)でも、Web上から査定が受けられるフォームを設けているので、とりあえずいくらぐらいになるかを知りたい場合には便利である。
こういったサービスを利用して色々な業者から査定を受けておくと、買取を依頼する上でも役立つ。業者の中には、実のところ価格交渉に応じる所が多々ある。
日晃堂はまとめ売りで査定額がアップすることも
例えば、買取してもらいたい品が沢山ある時におすすめなのがNIKKOUDOU(日晃堂)。NIKKOUDOU(日晃堂)では、まとめ売りに関しては査定額をアップするなどの対応を行っている。アンティーク品のコレクションなどがある場合にも、骨董品に強いNIKKOUDOU(日晃堂)はおすすめだ。また、買取する品目が多い業者もまとめ売りで査定額がアップする可能性があるのでチェックしておきたいところ。
また、NIKKOUDOU(日晃堂)では、初めて利用する方を対象に査定額を上乗せするサービスを提供している。この手のサービスを上手に利用すれば、売り時を逃さずに大切にしていたブランド食器を最高値で売ることが可能になるだろう。後悔のない取引をしたい、という場合は他の業者の査定額をベースにして交渉をするといった、少し高度なテクニックにトライしてみてはいかがだろうか。業者によっては、こういった価格交渉に応じて査定額を上げるケースも見られる。
食器以外に買い取って欲しいものがある時は?
ジュエルカフェや福ちゃんなどは、洋服や家電製品、貴金属なども買取の対象にしているので、まとめ売りで査定額をアップしたい方には特におすすめの業者と言えるだろう。折に触れて開催されている査定額アップキャンペーンも、ぜひ利用したいサービスの一つ。
遺品のブランド食器の買取では慎重に業者を選ぼう!
ブランド食器の買取で大切になるのが、業者の選び方だ。他の品物の買取と同様に、ブランド食器も対応している業者の中からベストな業者を選ぶ必要が出てくるだろう。遺品の場合は、特に慎重に業者を見極めていきたいところ。遺品整理を請け負う業者の中にもブランド食器の買取をしている所があるが、この場合買取の際の金額が1つの問題になってくる。
ブランド食器に詳しい買取ショップを選ぼう
ウェッジウッドやノリタケ、マイセンなどのブランド食器には、それぞれ買取相場がある。ブランド食器に詳しい業者であれば、大体において妥当な金額を付けるが、食器に詳しくない一般の業者に査定を依頼すると、本来の品物の価値を評価してもらえない可能性が出てくる。従って、遺品整理のどさくさに紛れて不本意な取引をしないように、落ち着いて買取業者を選ぼう。
NIKKOUDOU(日晃堂)やマクサス、福ちゃんといった買取業者は、エルメスやティファニーなどのブランド食器を正当に評価してくれる可能性が高い。
北欧ブランドのフィギュリンなどを数多く買取しているくらしのくらも、洋食器や和食器のブランドに詳しいスタッフがいると考えられるので、ブランド食器の買取におすすめだ。
気軽に利用しやすいジュエルカフェやBOOK OFFも、一考の価値があるだろう。
ブランド品の買取に強いおたからやでもブランド食器を買取対象の品にしていることから、査定を受ける時には選択肢の1つになる。
複数の業者で見積もりをしよう
故人が愛用していた食器や秘蔵品などは、後悔のない形で買取に出すのが良い方法だ。陶磁器の場合は汚れを軽く拭き取っておくだけで、印象が良くなる。銀食器などは専用の布で軽く磨いてツヤをアップしておくと、査定額が上がるかもしれない。どうしても落ちない汚れやヒビ、欠けなどがある品は評価が分かれる可能性があるため、念のためいくつかの買取業者から査定を受けておいた方が無難だ。慎重に業者を選んでいくことが出来れば、ブランド食器を満足のいく形で処分出来るだろう。