サントリーウイスキーの響17年は、日本トップクラスのブレンデッドウイスキーとして国内外で注目を浴びている。査定にだせば高値がつく可能性が高いが、売り方を間違えると安い価格で買取られることもあるので注意が必要だ。
ここでは、響17年の特徴や買取市場相場、売却する際の注意点や高く売るポイントなどをまとめて解説する。事前に買取相場や注意点をきちんと把握しておけば、初めての人も安心して取引できるだろう。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
響17年の特徴
響にはさまざまな年代・種類があるが、中でも最近は響17年が高い注目を集めている。まずは、響17年のおもな特徴をおさえておこう。
輝かしい受賞歴がある
酒齢17年以上の長期熟成モルト原酒を厳選してブレンドされた響17年は、サントリー創業90周年を記念してつくられた特別な1本だ。まろやかで厚みのあるコクがあり、味・風味ともに高い評価を得ている。
響17年は数々のウイスキーのコンペティションで金賞を受賞するなど華やかな受賞歴を持ち、知名度も抜群だ。そのような響17年の実力も高い人気を集めている理由の1つだと言えるだろう。
原酒不足で販売休止へ
最近は国内外でウイスキーの需要が高まり、多くのメーカーが原酒不足に悩んでいる。そんな中、響17年は販売休止となり、今後は手に入れることが困難になった。もともと大変人気の高い響17年が販売休止になったことで希少価値はさらに高くなり、今後は価格が高騰すると予想されている。
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限定オリジナルデザインボトルがある
響17年には、免税店でのみ販売されていた限定オリジナルデザインの意匠ボトルがある。意匠ボトルは日本国内のサントリーウィスキー販売店で購入ができないため、響17年の中でも特に貴重な1本となっている。そのため買取相場も高く、査定に出せば高価買取が期待できるだろう。
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響17年の買取相場
お酒買取業者に売る前に、まずは響17年の買取相場を知っておく必要がある。中身は同じ響17年でも、ボトルデザインなどによって買取相場が変わるので注意が必要だ。事前に相場を把握しておけば、損することもなく、安心して取引できるだろう。
響17年現行品の買取相場
現在流通している響17年であれば、20,000円~25,000円前後の買取価格がつく。ただし、この買取相場はあくまで状態のいい響17年を想定したものなので、状態が悪いと大幅に減額されたり、買取不可とされるケースもある。液面低下などの問題がなく、ボトルと付属品ともに状態良好であれば高価買取が期待できるだろう。
響17年ゴールドラベルの買取相場
白色ラベルの現行品と異なり、ラベルがゴールドになっている響17年は、もともと贈答品として製造されたもので中身は現行品と変わりない。ただ、ゴールドラベルは市場に出回っている数が非常に少ないため、希少価値が高く、現行品に比べて買取相場が高くなる。状態のいいものであれば、22,000円~28,000円の高値で売れるだろう。

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響17年意匠ボトルの買取相場
同じ響17年でも、意匠ボトルになると買取相場はぐっとアップする。意匠ボトルの相場は100,000〜300,000円前後となっているが、種類によって買取価格は大きく異なる。
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意匠ボトル 鳳凰なら200,000〜500,000円前後、意匠ボトル 四季花鳥なら500,000円を超える高値がつく。意匠ボトルは希少価値が高いため、今後は買取相場もさらに高くなるだろう。
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響17年を高く売るポイント
響17年はいつも買取価格が同じとはかぎらない。買取相場は常に変動しており、状態によって買取価格も異なるため、注意が必要だ。同じ響17年でも、事前にいくつかポイントをおさえておけば高額査定を狙うことができる。ここでは響17年を1円でも高く売るポイントをチェックしておこう。
最新の相場をチェックする
響の相場は常に変動しているため、売る前に最新の相場をチェックしておく必要がある。特に響17年のような希少性の高いウイスキーは、相場が少し変わるだけで買取価格に数万円の差がでることもあるので注意しなければならない。現在の相場をチェックした上で、響17年を売るタイミングをしっかり見極めるようにしよう。
買取業者を比較する
買取業者はそれぞれ在庫状況や販売ルート、鑑定士のレベルが異なるため、買取価格にも違いがでてくる。買取業者を変えるだけで、買取価格が大きく変わる場合があるので注意が必要だ。響17年を売るときは必ず買取業者を比較し、一番高値をつけてくれそうな業者に依頼しよう。
相見積もりをとる
1つの業者から見積もりをもらっただけでは、その査定結果が高いのか低いのか判断ができない。そのまま売ってしまうと、あとで他の業者の買取価格を知ったときに後悔することもあるので要注意だ。響17年を少しでも高値で売りたいのであれば、必ず複数の業者から相見積もりをとり、査定額を比較しよう。
相見積もりをとれば現在の相場がわかるとともに高価買取をしてくれる業者を簡単に探しだすことができる。損をすることもないため、満足のいく取引ができるだろう。相見積もりをとるといっても、わざわざ店頭まで出向く必要はない。オンライン査定やLINE査定を利用すれば簡単に査定額がわかるため、時間をかけずにスムーズに査定額を比較できる。
価格交渉をする
価格交渉は決して難しいものではない。コツさえおさえておけば、誰でも簡単にできる。価格交渉をするだけで、数万円ほどアップすることもあるので、やるのとやらないのとでは大きな差がでてくる。
買取業者から査定額をだされたら、そのまま応じるのではなく思い切って価格交渉をしてみよう。もう少し価格が上がりませんかなどというように丁寧に交渉すれば、意外とすんなり応じてくれる場合もあるので試しに交渉してみよう。
付属品も一緒に売る
響17年を購入したときについていた冊子や箱も一緒に売ると買取価格が大きく上がる。付属品があるのとないのとでは、商品価値が大きく異なってくるので注意しなければならない。響17年であれば、付属品がなくてもそれなりの高値がつくが、相場並みの価格で売るのは難しくなる。
少しでも高く売りたいのであれば、付属品を全てそろえて査定にだしたほうがいい。響17年を売る前に、付属品が欠けていないかどうかきちんとチェックしておこう。
未開封のまま売る
未使用品であっても、未開封品と開封品では買取価格が大きく違ってくる。開封品を買取してくれない業者もあるので、注意が必要だ。響17年を今後飲む予定がないのであれば、未開封のまま保管し、未開封のまま売却しよう。
きれいな状態で査定に出す
ボトルやラベル、箱などが汚れているお酒は減額対象となり、高価買取が難しくなる。査定に出す前に、ホコリをきちんと落としてきれいな状態にしておこう。きちんと掃除してあるだけでも査定時の印象がよくなり、買取価格アップにつながる。
売却する際の注意ポイント
響17年を安値で買取られることがないように売却時に注意すべきポイントをきちんとおさえておこう。
保管方法に気をつける
ウイスキーはきちんと保管していないと減額されやすいので注意が必要だ。響17年を長期間保管する場合は、未開栓のまま、直射日光の当たらない涼しい場所に置いておこう。栓を開けてしまうとウイスキーが蒸発して内容量が減ってしまうこともある。
特にアルコール度数が高いウイスキーは、栓を開けてなくても内容量が減ってしまうことがあるので、取り扱いには十分注意しなければならない。 保管方法に気をつけるだけで、買取価格も随分変わってくるので保管場所の温度や湿度の変化にはくれぐれも注意しよう。
傷や破損に注意
響17年の中身に問題がなくてもボトルやラベル、キャップの一部が破損していたり傷がついていると買取価格も下がってしまう。付属品に汚れや傷がついている場合も減額対象となるので、日頃の取り扱いには十分注意しよう。
売るタイミングに注意
アルコール度数の高いウイスキーやブランデーは、未開栓であれば長期間高品質を保つことができるため、急いで売る必要はない。ただし、保管方法を間違えると中身が変質して劣化してしまうこともあるので注意が必要だ。ウイスキーはボトル詰めされてから熟成することはないため、長期間保管しておいても価値が上がるわけではない。
むしろ、素人の保管方法によって価値が下がるリスクのほうが高いため、できるかぎり早めに売ってしまったほうがいい。響17年のように希少価値の高いウイスキーであれば、時間がたっても高価買取は可能だが状態が悪くなればたちまち価格は下がってしまう。ウイスキーに適した保管場所が見つからないのであれば、状態のいいうちに早めに売ってしまおう。
買取業者の評判をチェックする
買取業者の中には評判が悪い業者も少なからずいるため、事前に口コミをチェックしておいたほうがいい。実際にサービスを利用した人の口コミをチェックすれば、質の悪い業者を避けることができる。良い口コミが多い買取業者であれば、初めての人も安心して利用できるだろう。
宅配買取の送料に注意
最近は宅配買取をおこなっている買取店が増えているが、実際に宅配買取を利用する際は送料に気をつけなければならない。店によって送料無料の場合とそうでない場合があるので注意が必要だ。宅配買取を利用するときは、送料だけでなく、返送料無料の業者を利用するようにしよう。
万が一、査定額に納得できなかった場合でも、返送料が無料であれば余計なコストがかからず安心だ。無料の宅配キットを用意している店であれば、梱包材がない人も気軽に利用できるだろう。
梱包方法に注意
宅配買取を利用するときはウイスキーの梱包方法に注意する必要がある。丁寧に梱包しないと輸送中にボトルに傷がついてしまい、減額対象となってしまう。出張買取であれば店のスタッフが梱包してくれるので安心だが、宅配買取は自己責任となるため、ボトルに傷がつかないように丁寧に梱包してから発送しよう。
まとめ
ここまで、響17年の買取相場・査定情報についてご紹介した。響17年は、査定にだせば高値がつく可能性が高いウイスキーのひとつだ。特に限定オリジナルデザインボトルの意匠ボトルは、響17年の中でも特に貴重な1本となっている。
そのため買取相場も高く、査定にだせば高価買取が期待できるだろう。響17年を売却する際は、未開封の状態で付属品とともに、まとめて売るのが良いだろう。その際は、最新の相場をチェックし、買取業者を比較するために複数の業者から相見積もりをとることが重要となる。
さらに高価買取を狙うのであれば、金額の交渉をするのもありだろう。ご紹介したポイントを参考に自分にあった方法で取引をすすめてほしい。