余市は日本を代表するウイスキーとして人気を集めている。しかし、一部商品は原酒不足により生産が追いつかず、終売になったものもあるようだ。オークションや二次流通で余市の価格が高騰しているため、かなり高額で売却できるウイスキーでもある。
そのため、もしも飲まないまま自宅で保管している余市があるなら、一度査定へ出してみてはいかがだろうか。熟成年数によってはかなり高値で買い取ってもらえるだろう。
なお、本コラムに記載する価格は2021年4月現在のものであり、変動する可能性があるので十分注意しよう。
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人気ウイスキー余市とは?
余市は、ニッカウヰスキーによって生産されているシングルモルトのウイスキーである。ニッカウヰスキーは北海道余市郡余市町にある、ブラックニッカでおなじみのウイスキーをはじめとした各種アルコール飲料の製造をおこなっている会社だ。
低価格商品を生産せず品質をこだわり抜き、創業当時から極め続けたニッカウヰスキーの全こだわりが凝縮された逸品として人気を集める。
ニッカウヰスキーが製造するウイスキーの中でも、余市は非常に口あたりの良い屈指の高級ウイスキーとして位置づけられている一本。
しかし、余市は人気のあまり原酒不足かつ、生産が追いつかないケースもあり、中には終売になったものもある。そのため二次流通やオークションでかなり高額で取引されており、多くの業者が買取強化しているウイスキーでもあるのだ。
余市のウイスキーの買取相場
日本国内外で人気の高い余市のウイスキー。最近では原酒不足のため、店頭ではほとんど見かけることがないのが現状だ。しかし、そのぶん買取市場ではプレミア価格となっており、熟成年数の少ない10年のウイスキーでも高価買取が狙える。
今回は、ネオプライス、さすがや、大黒屋での買取価格をウイスキーの熟成年数ごとに比較してみた。これから余市を買取依頼したい方は、今から紹介する買取相場をぜひ参考にしてほしい。
余市(10年シングルモルト)
余市のナンバリングシリーズの中で最も熟成年数が短いのが、こちらの10年である。ニッカのウイスキーの中でも代表的な商品となっており、原酒不足で終売となった現在でも根強いファンが多い。
商品名 | ネオプライス | さすがや | 大黒屋 |
---|---|---|---|
余市(10年シングルモルト) | 3万円 | 2.5万円 | 4.5万円 |
余市(12年シングルモルト)
余市12年といえば、世界的な酒類品評会であるISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)にて、3度の受賞経験があるウイスキーである。
そのため、買取業者によっては余市10年よりも高値で買取している場合がある。
商品名 | ネオプライス | さすがや | 大黒屋 |
---|---|---|---|
余市(12年シングルモルト) | 4万円 | 2.9万円 | 3.5万円 |
余市(15年シングルモルト)
余市15年は、余市のウイスキーの中でも受賞歴の多い商品である。
ISC金賞を2回、銀賞を5回受賞しているウイスキーでありながら原酒不足で終売となっている商品のため、今後もさらに買取金額が上がることが考えられる。
商品名 | ネオプライス | さすがや | 大黒屋 |
---|---|---|---|
余市(15年シングルモルト) | 4万円 | 6.3万円 | 6.5万円 |
余市(20年シングルモルト)
20年熟成の余市。ただひたすら美味しいを追求したニッカウヰスキーの努力の結晶とも言える至高の一本。インターネット上では10万円以上の値段が付くこともある非常に高価なウイスキーとして知られている。余市20年は、もともと数量限定で発売された商品であるため、流通数が少ないことも価格高騰の理由となっている。
商品のラインナップとして、1984年〜1990年に発売された7つの余市20年が存在する。こちらは、発売された年数によって買取価格が異なるのが特徴だ。
1984年に発売された最も古いものであれば、70万円前後の価値がつくとされている。一番新しい1990年発売の余市20年でも25万円の価値がつくため、自宅に余市20年が眠っている方は、ぜひ発売年を確認してほしい。
商品名 | ネオプライス | さすがや | 大黒屋 |
---|---|---|---|
余市(20年シングルモルト) | 12万円 | - | 15万円 |
少しでも高値で余市のウイスキーを売却するコツ
原酒不足で終売になったものもあるが、余市の人気は衰えることなく支持を集め続けている。市場では10万円以上で販売されているため、今回調べた余市の買取価格は非常に良いのではないだろうか。
では、最後に少しでも余市のウイスキーを高値で売るためのコツを紹介するので、売却する前の参考にしてみてほしい。
良い状態で売ることを心がける
余市20年のように熟成されたウイスキーを売却する際、やはり良い状態で売ることがベスト。例えば、ボトルについたホコリや汚れを拭き取っておくだけで査定評価が上がることもあるようだ。
買取店舗によっては、ラベルの汚れや箱のキズがあっても買取可能というところもあるため、検討してみても良いだろう。
付属品をそろえる
少しでも買取額をアップさせるには、付属品をそろえておくことも大切なポイントである。
余市のような高級ウイスキーの場合、以下のような付属品がセットになっている。
- ・透明フィルム
- ・外箱(プレゼントの場合)
- ・冊子
このような付属品をすべてそろえることで、買取価格がアップすることも考えられる。できるだけ買ったときの状態に近づけることが大切だ。
売るタイミングを見極める
買取市場では、できるだけ早く売ることが高価買取のコツとされているが、ウイスキーの場合は少し異なる。
特に余市の場合はほとんどの商品が終売になっているため、買取市場でプレミア価格で取引されている。今後もさらに価格が上がることが予想されるが、長期間保存しているのもリスクが高い。
例えば、ウイスキーのコルク部分の劣化である。何十年も保管されているウイスキーは、未開封であってもコルク部分が劣化しやすく、最悪の場合開封できない状態になることも考えられる。
良い状態をキープし、高価買取を狙うならば買取をするタイミングを見極めることも大切なのである。
余市のウイスキー買取をおこなっているショップ
これまで、余市のウイスキーの買取相場や高く売るコツについて紹介してきた。余市のウイスキーがどのくらいの価格で取引されているのか、参考になったのではないだろうか。
それらを踏まえて、ここではおすすめの買取店について紹介する。これから買取を考えている方はぜひ参考にしてほしい。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取専門店のファイブニーズでは、特にウイスキーの買取を強化している。過去にはウイスキーの買取額1,700万円を記録したこともあり、高価買取が期待できる。
ユーザーに合わせた買取方法を提供しているため、まずは1度相談してみると良いだろう。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績を重視したい方には、年間150万件もの買取実績を誇る大黒屋がおすすめ。
また、全国展開している店舗ということもあり、アクセスしやすいのが嬉しいポイントである。さらに、定期的に国産ウイスキーの買取額アップキャンペーンをおこなっているため、定期的にチェックしておきたい。
ライフバケーション
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ライフバケーションでは、ウイスキーの買取がはじめての方でも安心して利用できる接客が特徴。
ラベルに汚れがあるもの、安価なもの、ミニチュアボトルなど、どんな商品でも買取できるため、家で眠っているお酒が他にもあればまとめて買取を依頼してみよう。
リカーオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リカーオフの特徴は取扱商品が豊富なこと。そのため、定番商品からプレミア商品までまとめて買取が依頼できる。
出張買取もおこなっているので、売りたいものがたくさんある場合はぜひ利用してみてはいかがだろうか。
トレジャーファクトリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トレジャーファクトリーでは、お酒だけではなく家電や衣類、楽器などさまざまな商品の買取をおこなっている。そのため、引越しなどで不用品を処分したい場合には、1度で買取を済ますことができるのが嬉しいポイントである。
もらい物で開ける予定のないウイスキーなど、買取依頼をする際にはトレジャーファクトリーを利用してみてはいかがだろうか。
リカージョイ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リカージョイの特徴は、スピーディーな査定とその場で現金支払いという点だ。すぐに現金が欲しい方やスピーディーに取引したい方におすすめしたい。
査定方法に関してもユーザー目線に立った6つの査定方法を用意しているため、自分が利用しやすい方法を選べるのも嬉しいポイントだ。
また、買取業者には珍しく「値段交渉」も可能なので、査定金額を上げたい場合には交渉してみてはいかがだろうか。
レッドバッカス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
レッドバッカスでは、豊富な販売経路があることから、他店に比べて高い買取金額を提示することができる。
また、査定料金・振込手数料・キャンセル料・宅配送料も無料となっているため、負担なくお得に買取したいという方におすすめだ。
まとめ
今回は、日本を代表するウイスキー余市の買取相場やおすすめの買取店について紹介した。
世界中のコンクールで数々の賞を取り、世界中から注目を集めている余市だが、原酒不足でなかなか店頭で見かける機会は少ない。余市のウイスキーはほとんどの商品が終売になっていることもあり、買取市場で高値で取引されやすいのだ。そのため、もしも未開封の余市のウイスキーが自宅で眠っているなら、この機会に査定へ出してみてはいかがだろうか。
そして売却する際は本コラムで紹介した業者と、買取価格をUPさせる方法を参考に満足のいく取引を目指してほしい。
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