近年はフリマアプリの台頭により、リユースショップ(リサイクルショップ)の中には売上に苦しんでいる業者がある。そのような中、リユースショップや古物商が売上を伸ばすための1つの方法が買取件数を増やすことだ。
買取件数を増やすための方法として代表的な例が広告による集客だが、他にもウリドキやヒカカクといった買取価格比較サイトを活用して集客を図る方法がある。この記事ではウリドキに掲載する方法を紹介するとともに、国内最大級且つ人気のポータルサイト「ヒカカク!」とどちらに掲載するのが良いのか解説していく。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ウリドキに掲載する方法
ここでは買取比較サイトのウリドキに掲載する方法を紹介していく。ただその前に、ウリドキがどのようなサイトなのかを知ってもらうために、サイトについてあらかじめ紹介しておこう。
ウリドキについて
ウリドキはウリドキ株式会社が運営する買取価格比較サイトだ。一括査定では1度に最大8社の買取価格を比較でき、売り手はそのまま買取の依頼ができる。
多くの買取価格比較サイトは買取業者と売り手を結び付けるだけで、売り手と買取業者の一連の流れに運営は介入しない。しかし、ウリドキでは査定の承認や振込に関する手続きをサイトの中でおこなうので、他の買取価格比較サイトと違って特殊なサイトである。
掲載する方法
ウリドキに掲載するためには運営会社へ問い合わせる必要があり、問い合わせ方法は次のような手順である。まず、ウリドキのトップページを開き、サイトの下の方にある「掲載に関するお問い合わせ」と記載されている箇所を開く。開いたら、「資料請求・お問い合わせ」と書かれたページを確認できるだろうか。
確認できたら、問い合わせページに必要事項と掲載したい趣旨の内容を記載し、運営会社に問い合わせる。後は折り返しで届くメールや電話で掲載に関する具体的な話ができるのだ。なお、問い合わせはインターネットの他に電話でも可能。
しかし、買取価格比較サイトは何も上記で紹介したウリドキだけではない。
ウリドキとヒカカク!のどちらに掲載するのが良いか
他にも有名なサイトの一例としてヒカカク!がある。では、ウリドキとヒカカク!のどちらに掲載するのがおすすめなのかを解説する前に、まずはヒカカクというサイトについて紹介していく。
ヒカカク!について
ヒカカクはTwitterで話題のPeing-質問箱-や累計約40万ダウンロードのトレカ専用フリマアプリmagiなど複数のインターネットサービス・アプリの企画・開発・運営を手掛ける株式会社ジラフが運営している買取価格比較サイトだ。株式会社ジラフは株主にメルカリやグリーなどがいるベンチャー企業でもある。アクセスに関しても最大時で月間300万人以上の利用者数を誇る日本最大級のポータルサイトである。査定では1度に最大20社の買取業者を比較でき、買取業者の検索や売りたい商品の相場調べなどもできる。掲載する中古企業・リユース事業者の目線で言えば「ヒカカク!」では他の買取業者の買取成約率や査定返信スピードなどとも比較できるようになっており、自社の買取り業者としての経営力を分析することもできる。
ここまでは上記で紹介したウリドキと類似した部分もあるが、ヒカカクはあくまでも買取業者と売り手を結び付けるだけであり、ウリドキのようにサイトを通じて査定の承認や振込を管理することはない。また、査定依頼を受ける時に費用を支払うが月額の固定費用などは基本的に無料となっており、査定依頼についても送客受付数の上限設定をすることが出来るため、予算も使いすぎないように設定することが出来る。
掲載するならヒカカクがおすすめ
上記でウリドキとヒカカクについて簡潔に紹介したことで、それぞれがどのようなサイトなのか少しは分かっていただけただろう。さて、ウリドキとヒカカクどちらかに掲載するのであれば、ヒカカクがおすすめだ。ヒカカクに掲載するメリットとしては以下の3つがある。
一括査定で比較する業者の数
ヒカカクに掲載するメリットの1つが一括査定で比較する業者の数だ。ヒカカクの査定は1度に最大20社の買取価格を比較できる一方で、ウリドキが1度に買取価格を比較できるのは最大8社である。
それぞれ多くの買取業者が登録されているため、時には一括査定の対象から漏れることもあるだろう。ただ、買取業者は買取件数を増やすことを目的としているため、業者からすればより多くの査定を受けたいところである。
買取につながるかは別として、ウリドキの倍以上の業者数で買取価格を比較するヒカカクの方が、より多くの比較対象になれるだろう。
利用者数の多さ
ヒカカクに掲載するメリットのもう1つは利用者数の多さだ。ヒカカクの月間利用者数は多い時で300万人以上おり、買取価格比較サイトの中では国内最大級である。
当然ながら、すべての利用者が一括査定を目的にして利用しているわけではく、他の目的をもって利用している方もいるだろう。ただ、月間で300万人以上の人がサイトを利用していることを考えれば、サイトとしての知名度は高い。
買取業者はより多くの利用者に査定を依頼してもらいたいため、サイトの利用者は少ないよりも多い方が良いに決まっている。したがって、利用者数と知名度のことを考えれば、ヒカカクに掲載するメリットは大きいだろう
異議申し立てや買取不可ボタンがある
ヒカカク!では査定依頼の無効要件を幾つか定めており、それに合致する場合は費用を支払わないように異議申し立てをすることが出来たり、買取が難しい品物が依頼されてしまった時は買取不可ボタンを押すことで、請求額を減らす機能も実装されているため、無駄な申し込みが来にくい、受け取らないで済む仕組みが準備されている。広告費が少ない中でも効率的に集客できる仕組みとなっているのだ。
まとめ
ウリドキに掲載する方法を紹介するとともに、ヒカカクとどちらに掲載するのが良いのか解説した。ウリドキに掲載するためには運営会社に掲載したい趣旨の問い合わせをする必要があり、具体的な話はそれからである。
現在、買取の集客を強化したいと考えている業者はヒカカクを利用してみてはいかがだろうか。ウリドキにもメリットはあるが、ヒカカクの利用者数や知名度は買取業者にとって大きなメリットになるだろう。