iPadにXperia、GALAXYなど、さまざまなメーカーから発売されているタブレット端末。毎年のように新商品が開発されているものの、市場出荷台数は年々減少傾向に陥っている。そのため、余剰在庫に悩むショップや買取業者が増えて来ているのが現状だ。
今回はそんな売れ残ってしまったタブレットの処分方法について説明していくので、ぜひ参考にしていただきたい。法人だと在庫をまとめて買い取ってもらえると聞いたが本当なのだろうか。
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さまざまなメーカーから発売されているタブレット
冒頭でも一部紹介したが、上記以外にもさまざまなメーカーからタブレット端末が販売されている。2019年現在では
- ・iPad/Apple
- ・Xperia tablet/SONY
- ・GALAXY Tab/SAMSUNG
- ・AQUOS PAD/SHARP
- ・ARROWS Tab/富士通
- ・Qua tab/au
- ・d tab/docomo
- ・Zen Pad/ASUS
- ・MEMO Pad/ASUS
- ・Nexus/Google
- ・LAVIE Tab/NEC
- ・YOGA Tablet/Lenovo
- ・ICONIA/acer
- ・Media Pad/HUAWEI
- ・surface/Microsoft
といったラインナップが発売されており、プライベートからビジネスまで幅広いニーズに応える機能が備わっている。製品によってWi-fi専用モデルかSIMフリーモデルのどちらか、または両方のモデルが発売されており、利用する環境や用途などによって選択する必要がある。
2018年の出荷台数はトップのiPadが全体の半分の売上を占め、2位のHUAWEIが約25%、以下にレノボ/NEC/富士通グループ(3社ほぼ同数)、マイクロソフト、エイスースと続いたようだ。
人気・売上げはどんどん減少傾向に
これだけ各メーカーがこぞって販売するタブレット端末だが、実は年々売上は減少傾向にある。JEITA電子情報技術産業協会の調査によると、2018年度上半期のタブレット端末国内出荷実績は、前年比64.7%にまで下がってしまっていた。※キャリア向けに出荷したタブレット端末は含まない
とはいえ、ビジネス市場の購入はやや持ち直している面もあるようだ。確かにアパレルや雑貨屋でスマレジを導入するショップが急増したり、飲食店でメニューの注文用に各テーブルにタブレットを常備する飲食店も増えてきている。
問題は家庭向けの出荷台数の大幅な減少だろう。
売上げ低迷の理由は何なのか
2013年をピークに売上が下降しつつあるタブレット端末。需要の低迷については、スマートフォンの進化が大きく関わってくるだろう。
電子書籍を読んだり、端末で絵を描いたりする方にはタブレットが向いているかもしれないが、あらゆる分野でスマホがあれば事足りるようになってしまったのである。今やベゼルレスデザインや6インチを超える大型スマホも開発され、わざわざタブレットと使い分ける必要も薄れてきてしまったのだ。
タブレット端末の余剰在庫が悩みの種
タブレットの売上が伸び悩んでいるのはどこも同じだ。そのため、今はいかに在庫を捌いていくかについて考えていこう。余剰在庫の処分には買取業者を利用するといいと聞いたことがあるが、本当なのだろうか。
法人向けの買取業者ならまとめ売りもOK
結論からいうと本当である。買取業者は全国にたくさん存在するが、倉庫に眠る在庫を“大量に処分”したい場合には「法人向け」の買取業者を利用しよう。
個人向けの店と違い同一商品でもまとめて大量買取が可能なので、電化製品を扱う店や同業の買取業者の方など、タブレット端末の在庫にお悩みの方に持ってこいなのだ。
こんなタブレットは新品・未使用でも買取不可
利用する買取業者にもよるが、以下のような状態のタブレットは買取を断られてしまうことがあるようだ。
- ・外箱が開封されている
- ・製造から5年以上経過した商品
- ・本体の箱に少しでも汚れなどがある商品
- ・本体の箱に貼ってあったシールをはがした商品
法人買取をおこなう業者の中には、新品・未開封の品に限っている場合もあるので、上記のような状態の商品は、査定前に買取可能かどうか確認しておいた方がよいだろう。
また、買取業者宛に発送する際に、別のダンボールに入れずにそのまま送ったり商品の外箱に直接伝票を貼ってしまうと、本来であれば買取できたものが無効になってしまうこともあるので注意。外箱込みで商品であるということを忘れないでいただきたい。
新品・未開封のまま早めの売却が吉
高価買取を狙うなら、売り時を逃さないことも大切。発売日から日数が経過していない製品ほど高く買い取ってもらえるのだ。もちろん型落ちした製品でも買取可能だが、2年、3年と経過するうちにどんどん相場が下がっていってしまう。ましてや5年以上経てば、前述のように買取不可となってしまうこともあるので気をつけよう。
タブレット端末の在庫を捌くならここ!おすすめの買取業者一覧
では、実際にタブレットの買取をお願いするならどの業者に売るのがベストなのだろう。以下にておすすめの業者を紹介するので、ぜひ検討していただきたい。
ナビ家電
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
法人買取のサービスが充実している買取店といえば「ナビ家電」は外せない。同社は新品・未開封の家電のみが対象となるが、なんといっても買取価格が高いと評判だ。利用者のうち、なんと8割以上は同業の買取業者。余剰在庫に悩むお店がこぞって頼りにしているのだ。
タブレットの買取実績も多く、AppleやAcer、HUAWEIやASUS、Lenovoなど幅広いメーカーの商品を買い取っている。商品到着後は、原則当日中に入金してもらえるなど、サービスの良さも利用者が増える理由のようだ。在庫に悩んだときの心強い味方として、長く付き合っていける業者となるだろう。
WiNK買取.COM
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
迅速な査定や入金なら「WiNK買取.COM」も高く評価されている。東京の秋葉原の2店舗にて「店頭買取」をおこなうほか、「買取ボックス」や「お客様発送」といった3つの方法で電化製品を買い取っており、高価買取にも自信があるようだ。
同社の場合、新品・未開封の基準は
- ・ 本体および付属品が、取り出し・通電されていない
- ・ 保証書の記載がない
- ・ 外箱が開封されていない
- ・ 外箱および内容物に破損がない
ということがチェックポイントとなるようなので、査定前にきちんと確認しておこう。これらの条件にクリアした商品ほど高く買取してもらえるようである。
タートル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
最後に紹介するのは創業32年の実績を誇る「タートル」だ。タブレット以外にもパソコンやデジカメ、ビデオカメラ、ゲーム機など、あらゆる家電を買い取っているので、タブレット以外の余剰在庫についても相談しやすいだろう。
なお、タブレット類ならiPad Pro、iPad Air、iPad mini、Nexus7、ソニータブレットの買取を強化しているようだ。同社は新品のみならず中古製品も買取可能なので、展示品や返品商品などについても買取を依頼してみるとよいだろう。
まとめ
今回はタブレットの余剰在庫に悩む法人の方向けに、おすすめの買取業者や高く売れるコツなどを紹介した。上記で紹介した業者はどこも法人買取に対応する良店ばかりなので、安心して利用していただきたい。ぜひ次の決算前に余剰在庫を整理してみてはいかがだろうか。