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大阪の古物市場一覧・リスト・まとめ

読了目安:11分
更新日:2022/02/25
公開日:2018/02/07
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ブランド物や家電などを購入する時、新品を購入する時もあるが、時にリサイクルショップや中古ブランド品ショップなどで中古品を購入することもあるだろう。中古品といってもまだ新しいものや程度の良いものであれば、新品と遜色なく使用できる場合もあり、そのような中古品は新品より価格が安い分、コストパフォーマンスが高いといえる

ブランド物や家電のほかにも、本やCD、OA機器にスマートフォン、パソコンなどなど、生鮮食品や消耗品などを除くほとんどの商品で中古品が売られているといっても過言ではないかもしれない。


日本大阪-心齋橋夜色.01 / Keiko Shih

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中古ショップの商品仕入れ事情

そんな中古品を販売する中古品ショップは、利用者から品物の買取を行い、それを中古品として販売する場合が多いが、それだけではショップを開けるほどの品ぞろえを揃えることは難しい。つまり、中古品ショップは利用者から品物の買取を行う以外に中古品を仕入れる手段があるのだ。

その手段の1つとして挙げられるのが古物市場である。古物市場とは、中古品ショップのような業者同士が商品の取引を行う場所で、全国のあちこちで開催されている。今回は、古物市場と大阪で開催される古物市場について記載していく。

古物市場とは

古物市場とは、中古品を扱う業者などが商品を取引する場所の事を指す。古物市場主とよばれる主催者は民間の団体、企業もしく個人で、日本各地で開催されている。

扱う中古品は、ブランド品や家電、OA機器、骨董品、宝飾品、本、CD/DVD、美術品など様々な種類があり、古物市場主により扱う中古品が変わってくる。古物市場で取引される価格は中古品ショップの店頭で売られる価格より安いことが多く、品ぞろえが薄い商品を仕入れることが出来れば、売り場の充実を図ることもできる。

逆にダブついている在庫品を売りさばければ在庫品の整理もできるし、基本的に現金取引のため、手っ取り早く資金調達が可能となる場合もある。

買うにしろ売るにしろ、中古品を扱う業者にとって古物市場はありがたい存在となる場合が多く、そのため全国には様々な古物市場が存在するのである。

古物市場に参加するには

上記のようにメリットがある古物市場に参加したくなった人もいるかもしれない。しかし前述のように、古物市場とは中古品を扱う業者などが商品を取引する場所である。そこに店舗も持たない個人が参加できるのだろうか。

古物商許可証の取得

実は、店舗を持たない個人でも参加できる場合がある。ただし、参加するにはいくつかの条件をクリアすることが必要である。

まず大前提として、古物商許可証を取得していることが必要である。

古物商許可証とは、古物を売買するために必要な許可証で、都道府県公安委員会に申請して取得するものである。中古品を扱う業者は、この古物商許可証を取得していないと営業することはできない。つまり、中古品を扱う業者と個人の違いは店舗のあるなしではなく、古物商許可証の取得有無の違いとなる。

逆に言えば、古物商許可証を持っていれば、店舗を持っていなくても業者と同等の立場となり、古物市場に参加できるといえる。

古物市場への参加許可

次に、古物市場主に古物市場への参加の許可をもらうことも必要となる。古物市場主とは、古物市場を開催する主催者となる団体、個人のことで、取り扱う中古品の種類や、開催場所や日時、参加料などの条件を決めているのである。

古物市場に参加するためには、古物市場主から参加の許可がないと入場することもできないが、市場により外部にオープンだったり閉鎖的だったりと対応に差があり、webに開催日時場所、必要な対応を公開している古物市場主もいれば、連絡先すら公開していない古物市場主もいる。

前者は比較的参加しやすいが、後者はすでにその古物市場に参加している業者の紹介が必要など、参加までのハードルが高い場合が多い。

古物市場主に古物市場への参加の許可をもらうことは、市場によってはとても困難な場合もあり、事前によく確認したほうがいいだろう。

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古物市場を探す方法について

古物市場に参加するためにはいくつかの条件があるのであるが、そもそも、古物市場が開催されている場所や古物市場主は誰か、という情報がないと参加を申し入れることもできない。

そのため、古物市場がどこで、どのような古物市場主が開催しているかといった情報を集めることが必要となる。だが、前述のように閉鎖的な古物市場もあり、参加できるかはともかく、開催場所などを把握するのは容易ではないように思える。

しかし、実は古物市場の情報は案外簡単に入手できる場合が多い。もちろん手間や費用、時間がかかる事もあるが、門外不出の秘密情報というほどのものではない。その古物市場の情報の入手方法は、大きく分けて2つある。

公安委員会から入手する

まず1つ目は都道府県公安委員会から入手する方法。古物市場を開催するには、古物商許可証と同様に古物市場主許可を取得する必要がある。この許可を出すのが都道府県公安委員会となる。つまり、古物市場がどこで開催され、古物市場主が誰か、という情報は、都道府県公安委員会が持っているのである。

都道府県公安委員会が持っている古物市場の情報は、情報公開制度を利用することで入手することができる。都道府県公安委員会に対し古物市場の情報の公文書開示請求をすることで、入手が可能となる。

地域によっては情報開示しているところも

さらに、都道府県公安委員会によっては古物市場の情報をwebに開示しているところもあり、そのような地域では公文書開示請求は不要となる。

ただし、古物市場の情報の公文書開示請求は手続きがやや複雑で、慣れていないと時間がかかる場合があり、東京のような古物市場が多い地域は費用がかさむことがある。さらに、公文書開示請求は都道府県単位に行う必要があり、広範囲の情報を入手するには手間や時間、費用がかかってしまう。

業者からリストを購入する

そして、そのような場合は、2つ目の方法である古物市場の情報を業者から購入する方法がある。

都道府県公安委員会などから入手した情報をリスト化して販売している業者が存在するのだ。都道府県によっては無料で公開されているような情報を購入するのは抵抗があるかもしれないが、大量の情報を入手しようとする場合は、それに必要な手間、時間、費用を考えると、業者からリストを購入したほうが安くあがる可能性もある。

その他にも、前述のようにwebに情報を開示している古物市場主もいるので、webを検索することで情報を入手する方法もある。

都道府県公安委員会に公文書開示請求をするか、業者から情報を購入するか、自分あった方法を選択し情報を入手したほうがいいだろう。

古物市場カレンダー
【古物市場カレンダーで日程・場所を確認しよう】

大阪の古物市場について

ここに、大阪の古物市場の情報の一部を記載する。記載している情報は2018年1月時点での情報となり、参加費用や場所の変更など、情報の内容が変わっている可能性もあるので、前述の方法で最新情報を入手したほうがいいだろう。

これらの古物市場に参加するには、古物商許可証を所有していることが必須である。また、取引を行った場合、その費用の数%を手数料として支払うことが必要となる場合が多いので、参加する条件や取引した場合の手数料などについて、参加を申し入れる前に確認しておくのがおすすめだ。

市場名
日本ブランドアドバンストオークション
開催場所
大阪府大阪市西区南堀江1-7-4 マルイト南堀江パロスビル6F
主な取扱品
衣類 、時計宝飾品、皮革・ゴム製品類
入会金
30,000円
年会費
なし
参加費
一人当たり3,000円(1団体あたり2名まで参加可能)
古物市場主
株式会社ギャラリーレア
URL
https://nbaa.jp

市場名
新大阪道具市場
開催場所
大阪府大阪市東淀川区東中島3丁目10-16
主な取扱品
宝石、貴金属、時計、ブランド品など
入会金
20,000円
年会費
なし
参加費(着物市)
2,000円(駐車代込)
参加費(ブランド市)
3,000円、追加1名毎に+2,000円(駐車場、昼食、飲料付)
古物市場主
株式会社 アート古野
URL
http://www.artfuruno.com

市場名
北大阪オークション市場
開催場所
大阪府摂津市鳥飼和道2-10-15
主な取扱品
家具類、骨董品、貴金属、ブランド品など
入会金
10,000円
年会費
なし
参加費
6,000円(1カ月500円、年会費に相当するもの)
古物市場主
有限会社 クリエイト関西
備考
新規会員になるには既会員の紹介が必要、参加は1社2名まで
URL
http://www.torigai100ka.com/ookusyonn.htm

市場名
大阪府古書籍商業協同組合
開催場所
大阪市中央区粉川町4-1
主な取扱品
書籍、CD/DVD、サブカルチャー商品、フィギュアなど
入会金
不明
年会費
不明
参加費
不明
古物市場主
大阪府古書籍商業協同組合
備考
交換会に参加するためには古書組合への加盟が必要
URL
http://www.osaka-kosho.net/about/access/

市場名
大阪豊中道具市場
開催場所
大阪府豊中市原田中1-10-22
主な取扱品
家電、家具、ブランド品、時計、貴金属、事務用品、OA機器、骨董品など
入会金
不明
年会費
不明
参加費
不明
古物市場主
吉田物流株式会社
URL
http://www.hikkoshiya.com/recycle/auction/

市場名
日産大阪オートコレクション
開催場所
大阪府大阪市此花区北港1丁目2-25
主な取扱品
自動車
入会金
10,000円
年会費
なし
参加費
なし
保証金
30,000円
古物市場主
株式会社日産大阪オートオークション
備考
入会は法人で常設営業所があることが必要
URL
http://www.no-aa.jp/index.html

市場名
堺美術オークション会
開催場所
大阪府堺市美原区小平尾933番地
主な取扱品
骨董品、宝石、貴金属など
入会金
なし
年会費
なし
参加費
1,000円(昼食あり)
古物市場主
有限会社堺美術オークション会
URL
http://www.sakai-bj.com/index.php?data=./data/l5/

市場名
大阪丹比会
開催場所
大阪府堺市美原町多治井24-4
主な取扱品
家具 宝石 書画など
入会金
なし
年会費
なし
参加費
なし(昼食1,000円であり)
古物市場主
大阪丹比会
備考
古物商許可証がなくても参加可能(公的身分証明書は必須)
URL
http://tanpikai.com

市場名
BDSオークション関西会場
開催場所
大阪府堺市西区草部1114
主な取扱品
オートバイ
入会金
10,000円~1,000,000円
年会費
36,000円(月3,000円)
参加費
不明
保証金
10,000円~30,000円
古物市場主
株式会社ビィーディーエス
備考
入会は2輪もしくは4輪販売店、貿易会社であることが必要
URL
http://www.bds.co.jp/kaijyo/kansai.html

市場名
関西松原オートオークション(旧ハナテンオートオークション)
開催場所
大阪府松原市一津屋2-10-7
主な取扱品
自動車
入会金
50,000円
年会費
不明
参加費
不明
保証金
100,000円
古物市場主
株式会社カールホールディングス
備考
年会費、保証金無料のweb会員あり、入会は会社(店舗)設立1年以上であることが必要
URL
https://www.mtbr.co.jp

まとめ

古物市場についてと、大阪で開催されている古物市場の情報の一部を記載した。古物市場に参加するには、古物商許可証と古物市場を運営する古物市場主の参加許可が必要となる。

古物商許可証は通常であれば取得するのにそれほど手間はかからないが、開催されている古物市場を見つける事と古物市場主に許可をもらう事は、意外とハードルが高い条件かもしれない。

今回、大阪で開催されている古物市場の情報を記載したが、これらは情報をwebで公開しており、比較的オープンな古物市場といえるだろう(自動車、オートバイの古物市場は、法人であることなど参加までのハードルがやや高い)。まずは参加しやすい古物市場で実績を作っていった方がいいかもしれない。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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