24金（K24）のネックレスは果たしてどれほどの価値があるのだろう。もし買取に出したら一体いくらの値がつくのか、そのようなことを考えたことはないだろうか。メディアが伝える情報では、金の買取価格は高騰しており、今が売りどきだという煽り文句が繰り返されている。
金の買取というと、延べ棒のような金塊を想像するかもしれないが、実は小さな指輪や華奢なネックレスでも金として十分な価値があるのだ。そして当然買取もしてもらえる。
タンスの肥やしで眠っている24金のネックレス。どうせもう使わないのであれば、思い切って買取に出してみてはどうだろう。
24金ネックレスの資産価値がいかほどなのか、中古買取の相場や査定情報を交えながら紹介する。その24金ネックレスの資産価値をぜひ実感してもらいたい。
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金のネックレスの魅力
金のネックレスといえば、一般的には18金（K18）が使用されることが多い。しかし今回取り上げるのは24金だ。金のネックレスの魅力を語る上で、18金と24金の違いについても紹介しておこう。
K24とK18の違い
24金と18金。どちらも金製品の純度を表す数字と言葉だ。18金の金の含有率が75％の合金であることに対し、24金は純度99％以上の金のことを指す。つまり、現時点では地球上で24金以上の純度の金は存在しないことになる。
しかし、一般的にアクセサリーとして使用される場合、24金よりも18金で製造されることが多い。さらには、18金は金でありながら、ピンクゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールドなど、金でありながら他の色のイメージを持つ物としても存在する。
だが、24金の場合は金であることが最大限に引き出される。例えば、金貨や金メダルのようなゴールドという言葉がふさわしい物は24金で作られることが圧倒的だ。
24金は18金と比較すると、柔らかくすぐに傷がついてしまう。そのためアクセサリーのような繊細な加工が難しいのだ。24金と18金、2つの違いがこれで理解できたことだろう。
金のネックレスが愛されるわけ
金の買取について話す前に、金のネックレスがなぜ男女問わず愛されているのか、その理由について少し話しておこう。金のネックレスなどのアクセサリーが重宝されるのは、金属アレルギーが関係している。直接肌に触れることの多いネックレスなどのアクセサリーは、皮膚へのダメージやストレスとなるため、金属アレルギーがある人は使用を控えることが多い。
しかし、これが金のネックレスとなれば話は違う。金属アレルギーが起こる要因は、人間の汗が空気中の物質と融合し、その結果金属はイオン化してしまう。このイオンこそが体内に入り混むと、強い拒否反応を起こすと言われている。
金は酸への耐性が強く、汗は酸性である。この図式からもうお分かり頂けるだろう。金は直接肌に触れ、汗に触れてもめったなことではイオン化しないのだ。
つまり、金のネックレスやアクセサリーであれば、あまり不安になりすぎることなく、ネックレスなどのアクセサリーを身に着けることができる。金のネックレスなどは人気が高い。だからこそ価値があると言っても過言ではないだろう。
24金ネックレスにまつわるお金の話
ここからは、24金のネックレスにまつわるお金の話について触れていく。メディアなどで伝えられているように、本当に金は今が売りどきなのだろうか。もしそうであるとすれば、なぜ今が売りどきなのだろうか。過去のデータを織り交ぜながら、金のネックレスとお金にまつわる話をしていく。
24金ネックレスは今が売りどき？
「金は今が売りどきだ。」この言葉を最初に聞いたのはいつごろか覚えているだろうか。そんなに直近ではなかったと思うかもしれない。では今が売りどきという、今とは一体いつのことなのか、気になるところだ。
せっかくの24金のネックレスを買取に出すのであれば、ベストな売りどきに買取に出したいと思うのは当然だ。だがしかし、金の相場は日々変動している。今日より明日のほうが買取価格が上がるか下がるかは、素人では分かりかねるだろう。
多少の誤差はあると思うことにし、専門の買取業者と相談しながらベストなタイミングをみつけるのも悪くないだろう。
今が売りどきの理由
ではなぜ24金などの金のネックレスが売りどきなのかの理由についてみよう。その要因は、不安定な経済における世界情勢が強く影響しているのだ。経済からの不安に伴い、実物資産への需要が急速に高まっている。これは数年前から現在に至るまで続いている現象だ。
実物資産へ人々が流れていくことで、金の買取が過去のデータと比較すると、驚くほど高騰し続けているのだ。この結果は歴史的に考えても高水準となっている。
また、金そのものの価格が高騰している理由は他にもある。海外の相場の影響や、今回紹介する24金のネックレスのようなアクセサリーなどの中古市場の活性化も、買取価格の高騰を後押ししている。このような理由により、今が一番の売りどきなのだ。
過去20年の金相場推移から紐解く
1988年、金の価値は最安値と言われる865円台をマークした。それから20年以上の年月を経て、現在の金の価値は5,000円台を軽く突破してしまった。この最高水準には目を見張る。
1960～1970年代に起こった米ソ冷戦時代に、「金は有事の金」という言葉が登場した。戦争中に万が一核戦争が起こったとしても、実物は残る。資産保全のために金で残しておくことをみなが注目したのだ。この言葉のとおり、金の実物資産は価値がゼロになってしまうことはないと言われている。
世の投資家たちは通貨の値下がりや、経済・社会状況の不安定さが露呈し始めると、リスクを嫌い、実物資産である金へと投資し始める。それに合わせるように、自動的に金の取引価格が変動するのだ。
現在の金の買取相場
参考までに、2019年5月23日、日本時間9時30分に公表された金の買取価格（地金価格）を紹介しておく。
- 税込小売価格
- 4,926円
- 小売価格前日比
- -20円
- 税込買取価格
- 4,841円
- 買取価格前日比
- 19円
最新の小売価格は4,926円となっている。この売買価格は、金はプラチナと同じく、キロバー建ての価格となっている。当日の最新小売価格が知りたい場合は、朝の9時30分に発表されるので、この時間に確認するといいだろう。
24金ネックレスを高く売るためのコツ
ここからは、24金ネックレスをいかに高く買取してもらうかについて紹介していく。金の相場は水物で、日々目まぐるしく変化している。だからこそ確かな情報と知識を持つことで、損をしない買取へと導くのだ。
日々変動する経済動向をチェックする
まずは買取をおこなうタイミングまで数日～1か月程度、毎日変動している金の買取相場や、経済の動向をチェックしてみてほしい。金は金融商品であるので、情報戦を制するか否かで、勝敗を大きく分ける。
金は固定価格がない現物資産のため、毎日チェックしていることで、価格変動のタイミングがわかるようになる。24時間どこかでおこなわれている取引に宣戦布告するためにも、まずは情報を徹底して集めよう。
新聞の経済面やテレビの経済ニュースなども、判断材料として有力だ。その手にある24金ネックレスを高値で売れるようにがんばってほしい。
ブランド物だと付加価値がつく
金であることだけが買取査定に影響するのではない。やはり査定の際に高値を付けるポイントとなるのは付加価値の部分も大きい。査定してもらう前に、保証書や入っていた箱などの付属品が残っていたら、迷わず一緒に持ち込むことをおすすめする。
たったそれだけのことと思うかもしれないが、ブランド力は侮れない。その名前があるかどうかで上乗せされる価格が変わるのだ。できれば箱の付属品は残しておくようにすることと、査定に出す前にホコリや汚れがないかチェックしきれいにしておくとなおいいだろう。
金買取専門店業者に買取依頼する
24金ネックレスの買取を依頼する際に注意してもらいたいのは、どこで買取依頼をするかという問題だ。質屋やリサイクルショップに持ち込む人も多いが、できればそれは避けたい。
金融商品ともなりうる金、24金ネックレスを、不用品を引き取るリサイクルショップにもっていってしまうと、正しい価値を見いだしてもらえない可能性が出てくる。もちろん、全てのリサイクルショップや質屋がダメだという話ではない。あくまでも可能性の話だ。
買取を依頼するのであれば、金専門の買取業者を利用してもらいたい。専門に取り扱っているので、金に関するプロが査定をおこなうので安心だ。プロの手にかかれば本物か偽物か、混ざり物がないかどうかなど、あっという間に鑑定される。
逆を言えば、いいものである場合も、正しい判断を下してくれる。このような点から、専門の買取業者の門を叩き、プロの手で査定・買取をしてもらいたい。
いくつかの業者を比較する
大事な24金ネックレスを1円でも高額で買取してもらうためには、面倒でも業者をいくつかあたり、比較検討してからGOサインを出そう。時間の問題や手間を考えると、ひとつの業者に査定・買取を依頼したい気持ちはよく分かる。しかし定価の存在しない金だからこそ、業者次第で査定の方法も、算出される金額も異なるのだ。
独自のシステムをなどと言われても、比較するものがなければ分からない。一括査定のシステムを利用したり、手間で面倒でもひとつずつ査定依頼してから、どこで買取してもらうのかを決めればいいだろう。
金のネックレスの買取業者3選
いよいよここからは、実際に金の買取を専門に行っている業者について紹介していく。ここで紹介している以外にも金の買取を専門におこなう業者はたくさんあるので、参考にしながらどこで買取をおこなうのか、ゆっくり吟味してもらいたい。
今このタイミングがまさに売りどきかも知れないが、焦って損をしてしまうと元も子もない。とにかく比較検討が重要なカギを握っている。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国出店数トップの座を誇るおたからや。金などを始めとする貴金属だけではなく、ブランド品や高級時計など、種類豊富に幅広く買取をおこなっている。
24金ネックレスのようなアクセサリー以外にも買取に出せそうなものがあれば、まとめて出してもいいだろう。そのほうが買取価格に色を付けてもらえる可能性もあるからだ。
おたからやのおすすめポイントは、即日現金化してもらえるところだ。24金の場合、相場は日々変動する。だからこそ、当日に現金化して貰えることは大きなポイントとなるだろう。もちろん、高額な取引となっても即日現金化してくれる。
おたからやの買取実績は、以下の通りだ。
- ・K24ペンダントトップ付ネックレス：151,000円
- ・ペンダントトップ付ネックレス：44,000円
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
金などの高額買取で有名ななんぼや。公式サイトでは、一目で分かる過去一か月の金に関する相場の推移をグラフで確認することができる。金の買取を初めてする人には有難いサービスだろう。
また公式サイトでは他にも、金の買取をしたい人のために相場を計算するサービスも用意されているので利用できるのであれば試してみるといいだろう。多くの買取業者は、買取と販売を並行しておこなっていることが多いのだが、なんぼやは買取のみをおこなている。
買い取った商品は自分たちで小売するようなことはせず、オークションで同業者へ販売したり、中国などブランド需要が高い海外と取引し利益を得ているため、その分コストカットに成功し、買取価格にも貢献できている。
なんぼやの買取実績は、以下の通りだ。
- ・24金色石ダイヤリング：40,000円
- ・ピンクサファイア ダイヤネックレス：25,000円
バイセル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
中古買取専門業者としてのネームバリュー抜群のバイセル（旧スピード買取.jp）。依頼から査定、買取までのスピード感が抜群だ。
もし近くに店舗がない場合などは、無料出張査定を依頼するといいだろう。時間的に後日店舗に足を運べるなどの場合は、査定だけ出張で来てもらい、買取は店舗でというスタイルも取れる。やはり資産価値のある金であるからこそ、急がず丁寧に、慎重に買取を進めてもらいたい。
もちろん、出張査定をおこなった後、そのまま買取価格を提示してもらい、納得がいけばその場で現金化も可能だ。時間をかけられない人にはこの流れがベストだろう。バイセルでは女性査定員もいるので、女性が出張査定を依頼しやすい点も魅力だ。
バイセルの買取実績は、以下の通りだ。
- ・金のネックレス+ダイヤリング：455,000円
- ・金の帯留め：278,000円
まとめ
24金ネックレスの中古買取相場や査定情報についてまとめたが参考になっただろうか。ネックレスのようなアクセサリー類は、はっきりとした買取情報が不明なことが多く、不安に感じることもあるだろう。
だが、24金ということであれば、一般的に公開されている金の売買価格を毎日チェックしていれば、おおよその買取金額も見えてくるようになる。焦らずに丁寧に情報を集めてから買取に挑もう。
資産ともなる24金ネックレスの価値を正しく知り、いざというときの売りどきを待つのもいいが、常に売りどきと言われている今こそ、買取を検討するいい機会かもしれない。
