大切に使っていた万年筆でも、何かの拍子や経年劣化などで壊れてしまうことがある。では、そのように壊れてしまった万年筆はゴミとして捨てるしかなのだろうか。
実は、壊れてしまった万年筆でもまだ十分に価値があり、買い取りを行っているお店も多く存在する。では、どのようにすれば買い取ってもらえるのか、解説していきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
壊れた万年筆が買い取ってもらえる理由
まず壊れた万年筆がなぜ買い取ってもらえるのか、壊れている万年筆にどのような価値があるかというと、様々な理由がある。
ひとつは、万年筆の場合、単純に修理すれば使える。買取業者は買い取ってから修理して売りに出すことも行っているため買い取ることができるのだ。
また、全体的には修理不可能な破損であっても、パーツごとに無事な部分があり、それらに利用価値があれば買取を行なってくれるることもある。特に、ペン先が取り外し可能なものなどはその可能性が高いだろう。
また、ペン先などに金やプラチナなど高価な金属が使われているものであれば、その部分のみで十分買い取れるだけの価値もある。
修理すれば使えるものは専門業者へ
先述のように、修理すれば再生できるものや、一部パーツを取り出して他のものの再生用に使えるものであれば、文房具を専門に扱う買取業者に売りに出すことができるので、その方がいいだろう。
専門業者は、修理のノウハウもしっかりしているため多少の破損であれば買取に対応してくれるはずだ。修理できることを理由に買取を行っている業者もあるので、是非探してみて利用して欲しい。
ペン先に金などが使用されている場合は貴金属取り扱い業者へ
売りに出せる買取業者は文房具専門店のみではない。ペン先に金やプラチナといった高級な素材が使われている場合は、貴金属の買取業者に売りに出すという方法もある。
万年筆のペン先の貴金属は質のいいものも多い。貴金属の買取業者は万年筆全体の価値ではなく金属のみを査定するが、それなりの金額で買い取ってもらえる可能性がある。特にペン先が貴金属で有名ブランドでない特注品のようなものの場合、貴金属として買い取ってもらった方がより高値で売れる確率が高い。
逆に、有名ブランドの万年筆であれば、先述のように修理して使えそうなものなどは万年筆として買い取ってもらったほうが高価になる可能性もあるため、その際は双方に査定を出して見定める必要があるだろう。

複数の買取業者に見積もりをもらう
また、はじめに査定依頼した1社に買取不可とされたり、極端に安い査定額を提示されて落ち込んでも1社で買取を諦めて欲しくない。
買取に出す場合は、複数の業者に査定をしてもらうことが重要だ。今では無料でネット査定ができ、手軽に見積もりをもらうことができる。1社が安く買い取るといっても他社では高額買取になる可能性もある。一番高く買い取ってくれる業者を見つけて売りに出そう。
買い取ってもらえないものもある
このように壊れた万年筆は買い取ってもらえるものがあるが、状態によっては買取不可となるものもある。
主に、万年筆として査定を受ける場合だが、ブランド品でないものや安価な大量生産品、そしてブランド品であってもネーム(刻印)が入っている場合などは買取不可となる可能性も高い。
壊れた万年筆の買取をしている業者
先述の通り壊れた万年筆は業者によっては十分に買い取ってもらえる。では具体的に、実際に壊れた万年筆の買取をしている業者を以下に紹介する。
キングダムノート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
万年筆・筆記具専門店。中古筆記具の宅配買取をしており、修理によって使用可能になる万年筆やペン先のみでの買取も行っている。
キングダムノートのクチコミ・評判
引用: キングダムノートのクチコミ・評判・体験談4お金に困っていたときに、祖父から譲り受けた万年筆やボールペンなどを売ろうと思い、どういう業者が買い取ってくれるのだろうと思ったときに見つけたのが「キングダムノート」でした。 祖父の筆記用具は丸善で購入したもので、ペンケース込みで買い取ってもらったところ、結構高い金額が付いたので驚きました。 見積もりの際、今後もっと価値が出て高く売れるかもしれないとアドバイスを頂きましたが、その金額で十分だったので買い取ってもらいました。
ネットオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
宅配買取のネットオフでは万年筆の買取も行っている。サビやペン先曲がりなど、ペン先に関する異常であれば買取対象になる可能性がある。
骨董品専門くまねこ堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
骨董品・美術品の出張買取を主に行っている買取業者だが、万年筆の買取も行っている。ペン先折れ、曲がり、サビといった状態のものでも商品によって買取可能な場合がある。
出張買取は関東圏のみだが、品物と量によってはエリア外の対応もあり、宅配買取も応相談となっている。
金・銀・プラチナ買取110番
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
東京・横浜の店舗買取及び全国宅配買取を行っている貴金属買取専門店。貴金属でできた万年筆のペン先の買取を行っている。また、本体がシルバーなどの場合はそれも買取対象になることもある。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品や貴金属などを中心にあらゆる商品の宅配買取を行っている。万年筆の筆先を貴金属として査定してもらうことができる。
万年筆買取ノースペンズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
万年筆の宅配買取専門店。専門店ならではの細部まで知り尽くした査定力で、壊れて修復できない品物でも買取が可能。買取価格も高く、対応は迅速・ていねい・親切とのクチコミが多く、ユーザー評価の高い買取業者だ。
万年筆の売却方法は宅配買取がおすすめ

ヒカカクおすすめの買取サービス「マクサス」
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ではここで、ヒカカクおすすめの買取オンラインサービスを紹介しよう。
筆記具の買取はあまりメインとして行なっていないため、万年筆だけでなく、他のものと一緒に買取してもらうと買取が可能になる。よって万年筆のみを売る場合は上記業者、それ以外にも家具や家電などまとめて処分する場合はこちらのマクサスと覚えておこう。また、ブランド品の万年筆であればブランド品として査定をしてもらえるので是非チェックしてみて欲しい。
商談が成立すると、最短で30分で商品引き取りにマクサスが訪れることが可能で、当日、検品出来次第即日入金・現金手渡しとなる。かなり早く査定から買取まで進むことができるので時間がない人、スケジュールが読めない人には便利なサービスだろう。
参考買取相場まとめ
壊れた万年筆は、ブランド価値に加え破損の状態によって査定が変わるため千差万別となってくる。
しかし、おおよそ1500円~3万円ぐらいが相場のようだ。また、ペン先を貴金属として売りに出す場合は、当然その時の金相場にもよるが18金のペン先で1つ500円~1,000円程度の査定が期待できるだろう。
壊れた万年筆であっても少しでも高く売るための秘訣
たとえ万年筆が壊れていたとしても、少しでも高く売るためにできることはある。ここでは高額査定を狙うために知っておくべきポイントを紹介しよう。
付属品を揃えておく
付属品があるかないかで買取額はかなり変わってくる。特にパッケージや説明書、替えインクなどは忘れないように準備した上で査定に出して欲しい。
少しでも綺麗に見えるように拭いておく
手あかやインク汚れはなるべく掃除して綺麗な状態で査定に出すようにしよう。しかし、無理に掃除をしないよう注意してほしい
無理にこすったり、薬品を使ったりすると傷がついたり製品の質が悪くなる可能性もある。そうなってしまえば本末転倒なので、そうならないように優しくできる範囲を掃除して準備をしておこう。
なるべく早く買取に出す
また、万年筆もほか中古品同様、販売された月日が経てばたつほど価値が下がっていってしまう。壊れていたとしてもなるべく早く買取に出すに越したことはなく、壊れて使えなくなってしまったのであればすぐにでも査定依頼して見積もりをもらうようにしよう。

▲インクも売ることが出来る
まとめ
いかがだっただろうか。このように壊れた万年筆であっても、修理して使えるものやペン先が貴金属のものであれば買い取ってもらえ価値があることも多い。
壊れているから捨てるしかないと諦めることなく、査定に出すことを検討してみるといいだろう。業者によって、買取価格は大きく異なるので当一括査定サイト「ヒカカク!」であらゆる業者を比較してみて欲しい。いくつかの業者を比較することが買取に置いては大切である。査定フォームはこちらから。
また、壊れているからといって汚い状態や何も準備しないで買取に出すことは避けよう。たとえ壊れていたり、取れない汚れがついていたとしても、少しでも綺麗な状態で買取に出した方が好印象と言えるだろう。また、付属品は必ずそろえた状態で査定に出すようにしよう。