システムキッチン用に作られたビルトインコンロは、デザイン性と実用性の高さにより、多くのショップで高額査定対象とされる商品だ。
買取業者の対応が多様化する近頃では、ビルトインコンロやビルトインガステーブルに特化した専用ページを設けるショップも増えているため、初めての売却にトライする人たちも情報収集や査定依頼がおこないやすい時代と考えて良いだろう。
今回は、一般の商品とは少し異なる特徴を持つビルトインコンロについて、高く、効率よく売却する上で知っておくべき高額査定情報を紹介していく。
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ビルトインコンロの種類と定義とは?
ビルトインコンロとは、システムキッチン組み込み用に作られた専用のガステーブルやガスコンロの総称である。
安全性やメンテナンスのしやすさで定評のあるIHクッキングヒーターも、システムキッチン専用に作られた物であればビルトインコンロに分類されることもあるようだ。
そんなビルトインコンロの設置や取り外しには、安全性の観点で有資格者だけがおこなえるため、この商品の売却や処分する際は、単なる業者選びだけでなく「どうやってシステムキッチンから外すのか」といったことから考えるべきだろう。
サイズが合わない場合の対処法
ビルトインコンロは、要望に合わせてさまざまなサイズの物が販売されている。その中から自分に合ったものを選択するが、もしサイズを間違えて購入した場合、設置スペースに合わないビルトインコンロが届く。その場合どうすればいいか、対処法について解説する。
返品は基本的にできない
ガス器具メーカーはビルトインコンロの返品について、初期不良や発送間違いの場合は交換や返品を受付けるが、採寸間違いなど購入者都合による返品は一切受付けていない。そのため、ネットショップなどから自分で購入する場合は、サイズや使用するガスを良く確認して注文間違いがないように注意しよう。
業者に調整を依頼
ビルトインコンロの設置は、前述のように安全を考えると有資格者に作業を依頼する必要がある。そのためサイズが合わないビルトインコンロを購入した場合は、設置業者に事情を話し、サイズが違うビルトインコンロでも設置できるように調整してもらうといいだろう。
買い替える
手段の1つとしては、間違えて購入したビルトインコンロを売却し、新しいビルトインコンロを購入する方法がある。もちろん、購入代金ほどの価格では売却できないが、新品未使用であればそこそこの価格で売却出来る可能性は高い。そして、売却代金にいくらか足して新しいビルトインコンロを購入するのだ。
ビルドインコンロ交換のタイミング
ビルドインコイルを長年使用していると、点火しない、すぐに火が消えてしまう、など調子が悪くなってくることがある。そうなるとビルトインコンロの交換を検討することもあるが、調子が悪くなくてもある程度の年数が経過したら交換を検討した方がいい場合もある。
使用していくうちに内部部品などの劣化もあり、安全性を考えると交換が推奨されるためだ。では、ビルドインコンロはどのタイミングで交換すべきだろうか。交換のタイミングについて解説する。
ビルドインコンロの耐用年数
家電製品など製品には保証期間のほかに、設計時に安全に使用できる期間を想定した耐用年数がある。耐用年数を超えると、部品の劣化などで故障する可能性が高くなるのだ。つまり、耐用年数がビルドインコンロ交換におけるタイミングの目安となる。ビルドインコンロの耐用年数は製品により異なるが、一般に8年~10年だ。
交換のタイミングはいつか
ビルドインコンロの耐用年数は8年~10年と紹介したが、耐用年数が経過しても問題なく使用できることも多く、交換の必要性を感じないこともある。しかし、耐用年数を超えると故障する可能性が高くなり、交換が推奨されるのも事実だ。
大手ガス機器メーカーのパロマも、ビルトインコンロについて使用開始から10年での交換を呼びかけている。そのため、費用対効果なども考慮すると、ビルドインコンロは使用を開始してから10年を経過したあたりが交換のタイミングに適しているだろう。
ビルトインコンロはどんな業者で処分できるか?
まずはビルトインコンロの処分法として代表的な下記3つから、それぞれのメリットとデメリットを考えていこう。
オークション
誰もが簡単に出品できるオークション利用でビルトインコンロを売却するなら、専門業者に依頼して、システムキッチンからの取り外しをおこなってもらう必要がある。
また、設置済みのコンロは基本的に外箱が処分された状態のため、オークションを利用するのにおすすめなのは「新品未開封のビルトインコンロのみ」と考えて良いだろう。
そんなオークションには基本的に手数料がかかるため、納得の価格で売却するには少し難しい仕組みのサービスと言えそうだ。
不用品回収業者
不用品回収業者の中にも、ビルトインコンロの取り外しや搬出を得意とするところも存在する。
しかし、そんな不用品業者を利用すると回収料金がかかるため、現金化ができない時点で比較的新しいビルトインコンロを手放す方法としてはデメリットの方が大きいと考えて良いだろう。
買取業者
ビルトインコンロ買取に積極的な業者では、出張査定サービスを通して無料でシステムキッチンからの取り外しや搬出をおこなってくれる。
比較的新しくコンディションも良くビルトインコンロなら、10,000円以上で売れる確率が非常に高いため、処分にお金を払う不用品回収と比べて遥かにメリットの高い方法と位置づけて良いだろう。
取り外し業者の手配や、処分料の用意といった手間やコストを削減したい人こそ、買取業者を利用するようにしてほしい。
おすすめの買取業者は?
ビルトインコンロの処分について買取業者を利用するのがおすすめと紹介したが、実際どのような買取業者があるのか知らない人も多いかもしれない。そこで、ビルトインコンロの買取をおこなうおすすめの買取業者を紹介していく。
横浜のタカガイ
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ポリシー
ウイルス
対策
家電を中心にさまざまな製品の買取をおこなうタカガイは、ビルトインコンロの買取にも対応している。出張買取は全国対応していおり、査定料、出張料などの費用は完全無料だ。また、買取対象製品が多く、出張当日に追加の買取依頼にも対応している。
そのため、ビルトインコンロと一緒にほかの不要品を売却できるのも魅力。買取については出張買取以外に、店頭買取、宅配買取に対応している。買取にかかる費用はすべて無料だ。
宅配買取の買取大臣
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ウイルス
対策
買取大臣は宅配買取に特化した買取業者だ。買取対象品目は家電からブランド品、スマートフォン、ホビーなど60品目におよび、ビルトインコンロの買取実績もある。ネット専業のため、店舗運営などにかかる費用を削減できるため、高価買取につながりやすい。
買取は宅配買取のみ対応だ。査定料、送料、振込手数料は無料だが、買取をキャンセルした場合は、送料、返送料を依頼者が負担する必要がある。
尼崎の売買コムズ
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対策
売買コムズはインターネット上のコンビニエンスストアをモットーに、さまざまな製品の買取をおこなう業者だ。インターネット上で取引される製品の価格をリアルタイムで調査することで、市場相場に沿った価格での買取を可能としている。
また、実店舗を持たないことでコストを削減し、その分を買取価格に上乗せしてくれるのでより高額になりやすい。買取方式は店頭買取、宅配買取、出張買取の3つを実施している。査定料、送料、出張料、振込手数料、そして買取キャンセル返送料まですべて無料だ。
出張買取のパワーセラー
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対策
パワーセラーは、不用品の回収をメインとする不用品回収業者だ。不用品回収の際に買取可能な製品がある場合は買取もおこなっている。回収した製品はネットを中心に販売するため、人件費などを節約や回転率も高いことから高額での買取が可能。
買取については出張買取に対応している。査定料や出張料は無料だが、出張運搬費が必要となるので留意ておこう。
上野のハードオフ
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対策
さまざまな製品の買取をおこなっている大手リサイクルチェーンのハードオフは、ビルトインコンロの買取にも対応している。全国に店舗を展開しているので、身近な店舗で気軽に売却できる。知名度が高く安心して買取を依頼できるのは、大手リサイクルチェーンならではの特徴だ。
買取方法は店頭買取、宅配買取、出張買取から選べる。査定料、送料、出張料など買取にかかる費用は無料なので、店頭に持ち込みが難しいビルトインコンロは出張買取を利用しよう。
宅配買取のBuyKing
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対策
BuyKingは、携帯・PC・家電・ゲーム機などを買取っている業者だ。宅配買取なので家から一歩も出ずに査定に出すことが可能。買取査定料・送料・キャンセル料などの手数料や宅配キットをお店が負担してくれるのがうれしい。
また、買取点数に制限がなく1点から査定に出せるので気軽に利用できるだろう。取り外しは面倒だが、店頭に持っていく必要はなく高額査定も期待できる。
ホームセンターの対応
ホームセンターの中には、ビルトインコンロの引き取りをおこなっているところもある。引き取り条件はホームセンターによって異なるが、身近にあるホームセンターで処分できるのは手間も少なく、助かることも多いだろう。
以下では、ビルトインコンロの引き取りに対応しているホームセンターをまとめてみた。
カインズ
ホームセンターとして日本有数の売上高を誇るカインズ。カインズではビルトインコンロなど、さまざまな不用品の無料引き取りを実施している。対象はカインズの店舗かネットショップで、引き取り対象と同等の製品を購入した場合のみだ。店頭に持ち込んだ際には、製品を購入した際のレシートか納品書、明細書の提示が必要となる。
- HP
- カインズ
コメリ
農業製品に強く農家のコンビニともいわれるコメリ。コメリでも不用品の無料引き取りサービスを展開している。対象はコメリにおいて指定対象商品を購入した場合で、購入から1ヶ月以内に店舗に持ち込む必要がある。店舗に持ち込む場合は、製品を購入した証明となる納品書も忘れずに持って行こう。
- HP
- コメリ
ビバホーム
関東を中心に東北、中部、関西、九州に店舗を展開しているビバホームでは、下取りに対応しており、同店で購入した製品と同等品の回収に対応している。店舗に持ち込むと無料で引き取りしてくれるが、店舗によって対応が異なるので事前に確認しよう。
なお、ビバホームは大手ホームセンターチェーンアークランドサカモトの子会社だが、アークランドサカモトも店舗によってはビルトインコンロの無料引き取りを実施しているようだ。
- HP
- ビバホーム
ビルトインコンロを高く売るために
メリットの大変高い買取業者にビルトインコンロを売るなら、賢いユーザが実践している下記5つのポイントを心掛けることをおすすめする。
油汚れはすぐ落とす
売却に向けてビルトインコンロのコンディションを良くするためには、「使う度に油汚れを落とすこと」が鉄則だ。
毎日の掃除をおこなう余裕がなく油汚れを蓄積させてしまうと、大がかりな掃除の際にビルトインコンロ本体に傷を付けることも少なくない。
これに対して、料理した直後に油汚れを拭き取れば、特別な洗剤や強い力を加えなくてもビルトインコンロを簡単にきれいにできる。
取り外し無料の業者を選ぶ
ビルトインコンロの買取に積極的な業者を利用すると、リフォーム業者で15,000円~25,000円ほどで設定している脱着工事費が無料となる。
しかし、取り外しや運搬の部分を他業者に外注化しているショップの場合は、出張査定料や脱着手数料がかかることもあるため、提示された査定額だけに惑わされずに「総額でいくらになるのか」という点から比較検討をするようにしてほしい。

ビルトインコンロ買取ページのある業者に問い合わせをする
ビルトインコンロ専用の買取ページを設けている業者のサイトを見ていると、「どんなビルトインコンロが歓迎されるのか」といった疑問が解消されやすい。
また、ビルトインコンロ買取を得意とする業者であれば、取り外しや搬出にも慣れているため、引越しなどに向けたスピーディーな対応を求める人にもおすすめ度の大変高い存在になる。
ヒカカク!を使う
ビルトインコンロ買取業者選定に悩む場合は、当サイト・ヒカカク!も活用してほしい。
ヒカカク!を使えば、入力したメーカーや型番の製品に積極的な買取をおこなう業者を簡単に見つけられる。また、同時に業者のクチコミや評判も表示されるため、各社の対応を把握する上でも良い情報源になるだろう。
国内最大級の買取比較サイト「ヒカカク!」でクチコミを検索する
店舗持ち込みはおすすめできない
総重量が15~20kgもあるビルトインコンロは、運搬の際にユーザが腰を痛めるリスクを考えると、店舗持ち込み査定はおすすめできない。
近頃人気の高い出張査定サービスを利用すれば、自宅にあるほかの不要家電も一緒に売却できるため、断捨離を兼ねて査定士を自宅に呼んでみても良いだろう。
高く売れるビルトインコンロのメーカーと参考買取相場
以下では、高額査定実績の多いビルトインコンロのメーカーや型番、参考買取相場などを詳しく紹介していきたい。
リンナイ
グッドデザイン賞の受賞実績もあるリンナイは、実用性の高さも相まって高額査定実績の大変多いメーカーだ。
比較的新しいRS71W13A17Rについては、付属品などもきちんとそろっていれば20,000円~24,000円ほどの高価買取が期待できる。
これに対して、若干古いRS31M2H2Rの場合は、7,000円~8,000円ほどの買取となるため、一般のガステーブルと比べて遥かに高く売れる商品と考えて良いだろう。
ハーマン
もともと、大阪ガスグループだったハーマンは、ノーリツにビルトインコンロのOEM供給をおこなう、勢いのあるメーカーだ。
ハーマンらしいデザイン性を兼ね備えたC3WJ1PWAV5STSの中には、20,000円~26,000円の査定がついた事例もある。
少しグレードの低いDG32N1SRについては、8,000円を買取上限金額とするショップもあるため、前述のリンナイと同様に、多少古くても高額査定が狙えるメーカーと位置づけて良いだろう。
Panasonic
人気家電メーカーPanasonicのIHビルトインコンロには、30,000円以上の高額査定実績が大変多い。
新品未使用のIHクッキングヒーターKZ-T563Sの中には、70,000円もの高価買取がおこなわれた事例も存在する。
少し古いKZ-BS32BPなどについては、5,000円~10,000円前後の査定がつくため、ガス使用ではないIHコンロでも、ビルトインである限りユーザにとってうれしい金額につながりやすいと言えるだろう。
ビルトインコンロを引き取りする業者について
ビルトインコンロの処分について、新しいものやコンディションが良い物は買取業者に売却するのがいいと解説した。しかし古い物やコンディションが悪い物は、買取業者では買取してくれない場合もある。その場合は、費用はかかるが不用品回収業者やリサイクル業者に引き取りを依頼する必要があるだろう。そこでビルトインコンロの引き取りをおこなう業者について紹介する。
港区のKADODE
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対策
KADODEは不用品や粗大ごみの回収をおこなう業者だ。家電や家具、スクーターまでさまざまな製品の回収をおこなっており、ビルトインコンロの回収にも対応している。大量の不用品はもちろんのこと、不用品1点からの回収も可能だ。
また、土日祝日や深夜も稼働しているので、急な引越しなどでも頼りになる。KADODEの不用品回収は、北は宮城県から南は鹿児島県までが対応エリアだ。
千葉のアース千葉
買取価格
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手数料
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対策
アース千葉は、千葉県において不用品回収をおこなう業者だ。回収品目は生活用品から工具まで幅広く、ビルトインコンロの回収も実施している。取り外しや搬出もスタッフがおこない、ほかの業者では取扱いしにくい不用品1点からの回収も速やかに対応可能だ。365日稼働しており、依頼から即日対応も可能なので、依頼者の都合にあわせて対応できる点も魅力だろう。
大阪の関西プロスタッフ
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ウイルス
対策
関西プロスタッフは、関西全域で不用品や粗大ごみの回収をおこなっている業者だ。処分に困った物を回収しており、冷蔵庫やタンスなど重量がある不用品や金庫、スクーター、バッテリーなど、自治体の粗大ごみ回収サービスでは処分ができないものの回収にも対応している。
個別の不用品回収料金をホームページで公開していることから、回収料金がある程度わかるので安心だ。依頼から最短60分で訪問し、見積から回収まで即日で作業が終了するなど、スピード対応も大きな特徴となっている。
まとめ
パロマ、リンナイ、ハーマン、MITSUBISHIと幅広いメーカーで作られているビルトインコンロは、専門の技術者への取り外し依頼が必要となることを頭に入れた上で、処分法や業者選定をおこなうことが必要となる。
また、取り外しに時間のかかるビルトインコンロの場合は、一般商材の出張査定よりも時間がかかる難点があるため、納得の価格で買取る業者とスケジュールを合わせるためにも、なるべく早めに売却に向けた問い合わせや情報収集をおこなうことがおすすめだ。
そんな、ビルトインコンロの売却先選定に悩んだときには、型番入力だけで本日の査定額がわかるヒカカク!も活用してほしい。




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