【完全保存版】東京にある骨董品屋をまとめてみた

骨董品屋の集中エリアが多数存在する東京は、古道具や古美術品の購入を考えている皆さんにとって、散策のメリットの高い環境だ。特に昔ながらの店が立ち並ぶ銀座、日本橋、京橋、西荻窪、南青山といったエリアには、新たな骨董品との出逢いを求めてたくさんのコレクターが訪れている。

また近頃では、外国人観光客向けに英語サイトを設ける専門店も増えているため、その知名度は世界レベルになりつつあると言えるだろう。

今回は、骨董品の収集や売却、買取を検討中の皆さんと一緒に、東京で人気の骨董屋をチェックしていきたい。

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大蔵 オリエンタルアート

東京都港区にある大蔵オリエンタルアートは、インテリア骨董を得意とするお洒落な専門店だ。

大変見やすいショールーム

ショールームと書かれたWEBページでは、店内で販売されている骨董品の販売価格やインテリアコーディネートが大変見やすく掲載されている。例えば、大変色鮮やかな明治伊万里色絵の食器セットは、30ピース・100,000円で販売中だ。

またこのページの中では、リビングルームやエントランス、書斎、エクステリアといったカテゴリが設けられているため、骨董品を置きたいと考えているシーンに合った商品選びができると捉えて良いだろう。

骨董品のレンタルサービス

センスの良い商品をたくさん取り扱う大蔵オリエンタルアートでは、出版社やスタイリスト、インテリアコーディネーター向けに、撮影用骨董品のレンタルプランを用意している。貸出をする際には、保証金として商品代金全額のクレジットカードへのチャージと商品代金の10%を現金払いする必要がある。

また大蔵オリエンタルアートでは、インテリアコーディネートサービスも行っているため、和骨董を使った空間つくりに苦戦している時には、気軽に相談をしてみると良いだろう。

竹子堂

合羽橋道具街にある竹子堂は、古材を使った趣溢れる店舗で営まれている骨董品屋だ。

大変幅広い取扱品目

古美術品店でもある竹子堂には、さまざまな商品の取扱いがある。この業者のサイトを見てみると、輝かしい銀器や置物、時代家具などが並んでいることに気付かされる。また中には、サンゴや真珠などを使った色鮮やかなアクセサリーも多く見受けられるため、素材の価値が高いアクセサリーや装飾品を求めている女性にも見応えのあるショップと言えるだろう。

買取査定も行っている

竹子堂では、古美術、掛軸、中国美術、中国家具、銀瓶、鉄瓶といった幅広い品目の買取査定にも対応している。査定方法は、写真付きメールと店舗を中心に受付を行っている。また骨董品の点数があまりにも多い場合は、査定料・出張料ともに0円で出張査定にも対応してくれるため、亡くなった家族がコレクションしていた古美術品の遺品処分に悩む皆さんにも問い合わせのしやすい業者になることだろう。

ひよこ堂

東京都台東区谷中にあるひよこ堂では、古民具や古家具、古道具などの買取販売を積極的に行っている。

さまざまな骨董市に出店している

ひよこ堂は、大江戸骨董市や埼玉スーパーアリーナ骨董アンティークフェアといったイベント出店が非常に多い専門店だ。大江戸骨董市については、1ヶ月で3回出店することもあるため、なかなか台東区の実店舗に出向く機会のない人でも、ひよこ堂の店主や取り扱い商品と出会うことは可能と捉えて良いだろう。

修理工房もある

さいたま市に修理工房を持つひよこ堂では、道具や家具類をきちんと補修や清掃を行った上で、店頭に並べる取り組みを行っている。また食器類についても全て漂白洗浄しているため、骨董品や古道具に対してボロボロ・汚いといったネガティブなイメージを抱いている皆さんでも、ストレスなく古い品物に触れられるお店と捉えて良いだろう。

海老屋美術店

延宝元年創業の海老屋美術店は、古くは宮内庁御用達だった時代もある老舗の骨董品屋だ。

日本橋とゆかりのある品々

長きに渡って東京都中央区日本橋で骨董品屋を営む海老屋美術店では、阿蘭陀貿易や江戸硝子、京阿蘭陀といった日本橋とのゆかりのある古美術品や伝統工芸品、骨董品を多く取り扱っている。また珍品迷品についても多く取り揃えているため、刺激の高い骨董品との出逢いを求めている皆さんにもおすすめ度の高い専門店と言えるだろう。

年に2回・がらくた市を開催

海老屋美術店では、5月と11月末にリーズナブルな価格で骨董品を販売するがらくた市を開催している。海老屋流大感謝祭とも言えるがらくた市では、10円～50円で食器などが販売されることもある。また最終日にはタイムサービスも設けられているため、掘り出し物を狙って何度も足を運んでみても良いだろう。

アンティークモール銀座

アンティークモール銀座は、3フロアに渡ってさまざまな骨董品店が集う話題のスポットだ。

どんなジャンルの店が入っているの？

このスポットのサイトを見てみると、1西洋アンティークショップや和骨董店、東洋美術専門店、古布屋、着物専門店といった大変幅広いお店が集まっていることがわかる。また地下1階のケースフロアには、50近いショップが出品や出展をしているため、古い物が好きな人であれば十分に楽しめる充実度と捉えて良いだろう。

さまざまなイベントが開催されている

アンティークモール銀座では、シーズン毎にさまざまなイベントを開催している。卒業式や入学式で和装を楽しむ人の多い2月～3月は、鼈甲などの高級素材を使った簪や櫛、帯留めなどのフェアを開催している。またクリスマスにはヴィンテージアクセサリー&ウォッチフェアなどを行った実績もあるため、アンティークモール銀座は1年を通して楽しめるスポットと位置付けて良いだろう。

道具屋 慈光

道具屋 慈光は、西荻窪に店舗を構える老舗のアンティークショップだ。

3店舗で営業中

この業者では西荻窪駅から徒歩5分の好立地に、慈光本店、姉妹店、アンティーク&ネット慈光の3店舗で骨董品の販売・買取を行っている。真ん中にある姉妹店では、日用品から5月武者人形、宝石貴金属といった大変幅広いアイテムを取り扱っている。これに対して一番右側にあるアンティーク&ネット慈光には、お洒落なインテリア小物やブロンズ像、アンティークカップなども並んでいるため、入るお店によって全く異なる品揃えがお客様に良き刺激を与えてくれると言えるだろう。

オンラインショップでも骨董品を選べる・買える

慈光で取り扱う骨董品や美術品は、この業者のオンラインショップやヤフオクにも出品されている。絵画の品揃えで定評のある慈光のオンラインショップには、児玉幸雄や田辺栄次郎、鈴木英人といった人気作家の作品が多数並んでいる。杉並区西荻窪近辺であれば無料配送サービスの対象になることもあるため、マイカーなどを所有していない皆さんでも自分のライフスタイルに合った手段で骨董品を買えるお店と言えそうだ。

アンティーク創

東京都町田市にあるアンティーク創は、その名のとおり西洋骨董品を多く取り扱う話題のお店だ。

Yahoo!ショッピングから取扱い情報を確認できる

アンティーク創のホームページ上部にあるドール、着物、古布、帯、器といったカテゴリをクリックすると、Yahoo!ショッピングを通して商品情報を詳しく確認することができる。またアンティーク創ではネット通販にも力を入れており、10,000円以上の買い物で送料無料のサービスも行っているようだ。

アンティークドールの品揃えが豊富

このお店のサイトを見ていると、アンティーク人形の品揃えが豊富であることに気付かされる。その中には、昭和38年に制作された川崎プッペの代表作は、250,000円もの価格で販売されている。この他には、1,000円～2,500円ほどで購入できる愛らしいレトロ人形も並んでいるため、幅広いお客様のニーズに対応できるラインナップと捉えて良いだろう。

古美術 柳泉堂

有名作家による古美術品を探しているなら、銀座ファイブ2階にある柳瀬美術店も訪れてみて欲しい。

北大路魯山人の作品が豊富

柳瀬美術店のサイトには、北大路魯山人の作品だけを集めた専用ページが設けられている。その中には、魯山人らしい色柄のぐい呑みや徳利、花入れなどの素晴らしい作品が並んでいる。また1つの作品に対して7～12枚ほどの写真も掲載されているため、自宅に居ながらにして陶磁器の細かなところを確認できるといった意味でも、良心的なサイトと捉えて良いだろう。

新しい作品がたくさん入荷している

柳瀬美術店ホームページの新着情報を見ていると、非常に多くの新しい作品が次から次へと入荷していることに気付かされる。特に2017年2月は、たった1ヶ月で20以上の作品が入ってきているため、定期的にお店を訪れても飽きない専門店と捉えて良いだろう。その中には十三代 酒井田柿右衛門や濱田庄司といった有名作家も多く見受けられるため、作品数だけでなく内容的にもコレクターを満足させる要素の多いお店と言えるかもしれない。

古美術 京橋

古美術 京橋は、仏教美術と観賞美術の品揃えで知られる専門店だ。

歴史的価値ある陶磁器と置物が多い

古美術 京橋のサイトには、弥生時代、室町時代、桃山時代といった古い昔に作られた歴史的価値の高い陶磁器がたくさん掲載されている。またその中には高麗で作られた青磁などもあるため、近頃人気が高まっている中国骨董や古陶磁についても理解のあるお店と捉えて良いだろう。

イベント出展にも積極的

古美術 京橋は、さまざまな古美術店やアートイベントへの参加も積極的に行っている。2016年の秋～冬にかけては、全国の美術商が出品する東京美術倶楽部で開催された東美正札会と東美特別展に参加している。また毎年恒例の東京アートアンティークにも特別陳列を行っているため、東京都内で開催される骨董品関連イベントに参加すれば、意外な場所で古美術 京橋の作品に出会えることもあると言えるだろう。

【検証】骨董品の出張買取サービスを19社徹底比較

更新日 : 2024/02/26

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