日本を代表するお酒である「日本酒」。一般的に、日本酒とは米と水と麹によって作られる醸造酒のことである。
お酒を嗜む方であれば、飲んだことがないという人はほとんどいないであろう。日本でもっとも古くから飲まれてきたお酒であり、今でも居酒屋を中心とした飲み屋では主役ともいえるようなお酒だ。
近年、海外でも日本酒は「SAKE」と一般的に呼ばれて多く飲まれるようになり、かの名優「ロバート・デ・ニーロ」も日本酒の愛飲家として有名だ。
今や日本酒は日本食のお供という枠を超えており、様々な料理に合う口当たりの良いお酒として、世界中に日本酒の魅力が伝わっているのが、日本人としては嬉しい限りだ。
日本酒しか飲まないという愛飲家も多く、お年寄りから若者まで幅広いファンがいる。そんな日本酒を買いすぎたり、引越しの時に身軽にするために処分を検討している場合はどうすればよいのか。処分費用や業者について徹底調査を行った。
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ニーズの高い日本酒のお勧めの処分方法とは
このように日本でも安定した人気がある中で、海外でも愛飲家が増えつつある日本酒。
そのニーズの高さから、日本酒は贈答用、自分で飲む用、そして新品・中古品であっても、活発に取引されている。
もしあなたが下戸であって、手元にいらない日本酒があるのなら、どういった処分が好ましいのだろうか。
日本酒とは…?
まず、日本酒について少し掘り下げてみてみよう。
日本酒の歴史
稲作が日本へ伝来した弥生時代には、米と水を使った日本酒の原型ともいえる酒が国内で飲まれていた。その後、麹を使う日本独特な製法により、いわゆる日本酒が広く全国で飲まれるようになっていった。
室町時代には、現代で飲まれている日本酒に近いものが作られるようになり、こうした日本酒の発展の中で、多数の品種が生まれ、そして現在も存在している。
近年、街おこしの一環などでも広く日本酒が作られるようになっており、銘柄はすでに数えられないほどある。
日本酒の種類と特徴
大枠で日本酒を分類すると、主に純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・吟醸酒・大吟醸酒・本醸造酒などに分けられる。
今挙げた日本酒の種別は、国税庁により指定された特定分類酒であり、簡単に言えば、ブランド名が付けられる日本酒である。
これらのお酒は、原料や製造法により細かく分類されているだけではなく、味にも特徴がある。
10本の日本酒があれば、10通りの味わいや香りが楽しめる・・こういったところが日本酒の魅力を更に高めており、さらにはコレクター心をくすぐるお酒ともなったのだろう。
価値ある日本酒なら買取へ!それ以外は?
こうした日本酒は、銘柄、年数、状態などによって高い価値がつくこともある。

そのため、処分したい日本酒がこういった価値あるものならば、やはり買取業者に買い取ってもらうことをお勧めしたいが、値段のつかなそうな日本酒、コンビニなどで買えるような一般的な日本酒である場合は、どうしたらよいだろうか。
家庭ゴミとして処分する時の捨て方
まずは、単純に家庭ゴミとして処分することが考えられる。
資源ゴミか不燃ゴミ
日本酒の場合、ほとんど瓶か紙パックだ。通常、二つとも資源ゴミにあたるため、中身を捨てて洗った後に資源ゴミに出すようにしよう。費用は掛からないことが一般的だ。
しかし、瓶が割れてしまっている場合は資源ゴミに出すことはできない。
この場合、不燃ゴミとして出すことが一般的であると思われるが、ゴミ出しの詳細については自治体によってルールが異なるため、事前にお住まいの自治体のホームページなどで確認してほしい。
空き瓶は酒店に持っていく
また、一部の酒店は瓶のリユースの窓口になっている。
多くは、ビール瓶やコーラ瓶などが対象ではあるものの、一升瓶もリサイクルしてくれる酒店もある。
なお、こうした酒店のリサイクルは有料のケースもあるので頭に入れておこう。

人に譲る
その他の処分方法としては、家族や親戚、友人など、身近な人に譲るのも一手だ。
日本酒は他のお酒と違い、老若男女、幅広い層に人気がある。もしかしたら、捨てるぐらいなら譲ってほしいという人が身近にいるかもしれない。
譲る相手を見つけるにはSNSを使うと良いだろう。最近、多くの人が何かしらのSNSを利用している。
有名なところで言えば、FacebookやTwitter、Instagramなどだ。写真とともにコメントを投稿するだけで、あっという間に貰い手が見つかるかもしれない。
オークションサイトやフリマアプリを利用する
インターネットを使った処分方法と言えば、オークションサイトの利用も有効な手段となるだろう。メリットとデメリットのあるオークションサイト
近年、オークションサイトを利用する人は劇的に増えている。
大手オークションサイトのヤフオクやモバオクでは「酒カテゴリー」が確立しており、数多くのコレクターも参加しているようだ。それなりの値段がつきやすい日本酒の処分にはうってつけだろう。
高額になる反面、落札されないことも…
メリットとしては高額な取引につながるケースがあるかもしれないということだが、デメリットとしては逆に落札されるとは限らないということだろう。
こうなってしまうと、処分に時間がかかってしまい、いつまでたっても片づけられないことにだってなりうる。
対応、手続きの手間もかかる
さらに、出品までのやり取り、落札には相当な手間がかかることは覚悟しておいた方がよいだろう。
そのため、インターネットオークションの経験者や時間に余裕のある人でなければ、実際にはあまりお勧めできないかもしれない。
フリマアプリの利用は注意が必要
なお、最近はメルカリやラクマ、PayPayフリマなどフリマアプリも多く存在する。
こうしたアプリは、オークションサイトより出品自体は楽かもしれないが、トラブルも多く発生しているのでリスクも伴うと思った方が良いだろう。
買取業者に買い取ってもらう
さて、結局のところ、プレミア的な価値があろうがなかろうが、やはりお勧めできる処分方法は買取業者に出してしまうことだ。
どんな銘柄でも買い取ってもらえる可能性大
なぜなら、宅配買取サービス「買取王子」などの買取業者はさほどプレミアがついていない日本酒であっても、買い取ってくれるからだ。
一昔前はコレクターが好みそうなものしか買い取っていなかったのだが、最近の買取業界は競争も激しく、買取対象も大きく広がっている。
特に近年、海外で日本酒が人気を呼び、多様な銘柄も次々に生まれており、それに伴いコレクターも多く生まれている。これを背景に、安定的に日本酒の買取・再販が行われているのだ。
ご自宅に日本酒が飲まずに眠っているのであれば、どんな銘柄であっても、ぜひ買取業者に相談してみてほしい。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
▲缶ビールやチューハイ、ハイボール、ストロングゼロなども買取依頼できる
専門業者へ依頼しよう
しかし、気をつけなければいけないこともある。
前述の通り、日本酒には数多くの銘柄が存在するため、適切な査定には専門的な知識が必要となってくる。
日本酒を的確に鑑定できる目利きが重要なのだ。このため、できれば総合的なリサイクルショップではなく、お酒を専門に扱う買取業者を利用するのが望ましい。
身近にこうした店がなくても、インターネットで簡単に買取を手配してくれる業者も多いので、まずはホームページで確認してみてほしい。
ほとんどの業者が無料で査定してくれるので、利用のハードルも低いはずだ。
ライフバケーションは安いお酒の買取に強い
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
上記の買取王子以外でも、お酒買取専門店「ライフバケーション」では元々の販売価格などが1,000円以下の商品で缶ビール、発泡酒、コンビニワイン、鏡月やジンロや鍛高譚などの焼酎なども買取可能となっている。賞味期限は1か月前までの品物が満額査定、1か月を切ると減額、賞味期限切れで買取不可という査定基準を設けている。
査定に出す前の注意点
買取業者を利用する前には、瓶は必ず綺麗にしてから査定に出すようにしよう。
また、日本酒に限らず他にもお酒がある場合は、同時に査定に出すことでプラス査定につながりやすい。不要なお酒はまとめて売ってしまうのがお勧めだ。
まとめ
今後、日本酒はより一層海外へと進出していくだろう。
海外で日本酒を飲んでいるのは比較的富裕層が多く、潜在的な日本酒コレクターも多くいることが推測される。こうなると、日本酒の価値はどんどん高まっていくのは間違いないだろう。
もしも日本酒の処分に困っているのであれば、なにはともあれ、まずは買取業者に相談してみるのが良策のようだ。
