ウイスキー好きの人や、プレゼントなどで家にたくさんのウイスキーが保管されていることもあるだろう。集めすぎていたり、お酒が飲めずに処分を考えてはいないだろうか。
ウイスキーは古いものでも保存状態が良ければ高値で取引される場合もあるため、捨てるよりも買取業者に査定を依頼するほうがおすすめ。この記事では古いウイスキーの買取価格や、ウイスキーを高く売るためのコツなどを詳しく紹介していくため、ぜひ参考にしてほしい。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
古いウイスキーは美味しく飲めるのか
そもそも、時間が経っているウイスキーは美味しく飲むことはできるのだろうか。ここでは、開封済みや未開封の場合などウイスキーが美味しく飲めるのかを紹介するため、気になる人はチェックしてほしい。
開封済みのウイスキーは美味しく飲める?
実は、ウイスキーには賞味期限がない。しかし、開封済みのウイスキーは、劣化が進んでしまうため、できるだけ早めに飲むことで美味しく飲むことが可能だ。
保存状態にもよるが開封済みのウイスキーを美味しく飲むためには、およそ6カ月~12カ月以内に飲み切るほうがおすすめ。また、開封後は香りがとんでしまうため、香りを楽しみたい場合はなるべく早く飲むと良い。
未開封のウイスキーは美味しく飲める?
ウイスキーはアルコール度数が高く、未開封であれば劣化もしにくいため、賞味期限の記載がない。そのため、未開封のものであれば古いウイスキーであっても美味しくのむことが可能だ。
ただし、保管状態には注意する必要がある。ウイスキーは温度変化や紫外線に弱いため、冷暗所での保管が求められる。そのため、直射日光があたるような場所で保管していた場合は、未開封でも劣化している可能性があるので注意しよう。
長く保管するとウイスキーは腐る?
ウイスキーはアルコール度数が高く、さまざまな成分が入っているので腐ることはない。そのため、長く保管していた場合でも腐ることなく美味しく飲むことができる。しかし、酸素に触れていたり、保存場所に細菌などがあると場合によっては飲めなくなってしまう可能性もあるため、注意が必要だ。
とくに、酸素に触れるとウイスキーに含まれるアセトアルデヒドなどの成分が酸化し、酢酸を生成してしまう場合がある。酸化してしまうと酸味が生まれ、ウイスキー本来の美味しさを味わうことができなくなるため、保管方法には十分気をつけておこう。
沈殿物があっても飲める?
ウイスキーに限らず、お酒を長期保存していると澱(おり)という沈殿物が発生しやすい。「もう飲めないのではないか」と心配する人もいるかもしれないが、お酒の主成分が固まって結晶化したもののため、問題はない。
澱が発生していても体には影響がないので飲んでも良いが、酸味やにがみ、ざらつきなどを感じる場合がある。気になる場合はフィルターなどで澱を取り除いてから飲むことをおすすめする。
古いウイスキーは売れるのか
開けていなくても、古いウイスキーはなかなか人にあげにくいという場合もあるだろう。そのような方は、ぜひ買取してもらうという選択肢も検討してみるべきである。古いウイスキーに関してであるが、ウイスキーにはそもそも賞味期限が設けられていないため、買取してもらうことは可能となっている。
保管状態に気をつけよう
買取してもらえるからといって、どんな状態でも問題がないということではない。買取をしてもらうためには、保管状況も重要になる。ちなみに、未開封の状態であるということが買取をしてもらう上では基本となるので覚えておこう。
飲食品という扱いになるので、基本的には未開封の状態で保管されていた古いウイスキーであることがポイントになる。保管状態に関しては、未開封だけでなく、日光が当たらない室内の涼しい場所での保管であることも大切と言えるだろう。
湿度に気を配ろう
ウイスキーは室内の温度や湿度で味わいが異なってしまうデリケートな種類のお酒である。具体的に室温は10~15度、湿度は60~70度が良いと言われている。室温の15度というのは、ワインセラーの保管温度でもあり、お酒の品質が変わりにくい温度だ。
また、湿度に関しては、高すぎることにより、ビンのフチにカビが発生してしまったり、低すぎてもコルクが乾燥することでお酒の中に微生物が入ってしまったりする恐れがあるだけでなく、酸素が入ることでウイスキーの酸化を進めてしまったりする可能性も否めないだろう。
ウイスキーは、環境の影響を受けにくいお酒であると言われているものの、気温が高くなる夏や、湿気の多い梅雨の時期などは注意する必要がある。このように、室温や湿度に気を付けなければいけないことに加えて、紫外線や熱、匂いのあるものにも気を付けるべきだと言うことができる。
保管場所は?
紫外線もウイスキーの品質を保つために避けなければならないので、暗室に保管しておく方が良い。また、パソコンやオーディオなどの熱を発生する家電製品の近くには置かないこと、ウイスキーに匂いがうつってしまうのを避けるために、強い香りのする調味料などの側には置かないことなどを意識しよう。
なお、温度が低くて日光があたらない場所というと冷蔵庫を想像する方もいるかもしれない。しかし、冷蔵庫の温度は、ウイスキーを保管する理想の温度よりも低いため、ウイスキー特有の香りが失われてしまう可能性があり、おすすめできないのである。夏の間の保管に困るというような方は、ウイスキーを保管しておくためのトランクルームを借りてみるのも良いだろう。
古い有名ウイスキーの買取価格は
有名な古いウイスキーといっても、いくつか種類がある。日本国内で製造されたジャパニーズ・ウイスキーの買取価格は、「山崎 25年」で100,000円前後、「白州 25年」は45,000円前後となっている他、「響 30年」は80,000円前後になるようである。

ブログカードがロードできませんでした。

また、アメリカン・ウイスキーである「エズラブルックス オールドエズラ15年」は20,000円ほど、「オールドボトル オールド グランダッド 1916」は40,000円で買い取ってもらえることもある。
ブログカードがロードできませんでした。
このほかにも、スコッチ・ブレンデッド・ウィスキーの「シーバスリーガル 25年 チェアマンズ」は約20,000円、スコッチ・シングルモルト・ウイスキーの「ゴードン&マクファイル モートラック」や「ロイヤルロッホナガー スコッチ」も20,000円前後で買取されることが多い。

ブログカードがロードできませんでした。
ブログカードがロードできませんでした。
なお、スコッチ・シングルモルト・ウイスキーの「ザ・マッカラン ファイン&レア 1976 29年」というウイスキーは280,000円前後で買い取ってもらえることもある高級なウイスキーであると言える。
ザ・マッカランについて
買取価格に関しては、ウイスキーの種類や保管状態によって変わってしまうものの10,000円前後から、高いウイスキーだと「ザ・マッカラン ファイン&レア 1976 29年」のように数十万円という買取金額になる可能性もある。
ちなみに、「ザ・マッカラン」はシングルモルトの王道という異名を付けられているほどの有名なウイスキーで、長期熟成モルト原酒の中でももっとも優れた樽の中身を瓶詰めしたもののことを指している。そして、そのザ・マッカランのシリーズの中でも「ザ・マッカラン ファイン&レア 1976 29年」は、特別な存在であり、29年もの間熟成させたモルト原酒をビン詰めしたものである。
652本限定で瓶詰めされたもののうち、200本は日本で発売されていた。日本では200本しかないということで、とても希少価値の高いウイスキーとして知られている。そのようなわけで、古い有名なウイスキーの中でも「ザ・マッカラン ファイン&レア 1976 29年」の買取価格はとても高くなっているのである。
ブログカードがロードできませんでした。
響について
一方、ジャパニーズ・ウイスキーの中で高額買取が期待できるのは「響 35年」で、300,000円ほどの買取価格になることもある。この響35年は、サントリー酒類株式会社が1989年に創業90周年を記念して発売したウイスキー「響」のシリーズだ。
もともと「響」というウイスキーは、サントリー酒類株式会社が手掛けたウイスキーの中でも最高峰のブランドとして売り出されていたシリーズとして知られている。
そんな「響」の中でも、35年以上熟成を続けた秘蔵のグレーン原酒を丁寧にブレンドしてビン詰めしたものが「響35年」なのだ。「響35年」は、華やかな香りにはじまり、伽羅を思わせるウッディーな香りや、はちみつのような甘い香りなど、さまざまな香りを感じることができるところが特徴となっている。
重厚さもありつつ、まろやかな口当たりを楽しむことができる点も特筆すべきであろう。また、「響35年」はこのような味わいや口当たりといった特徴があるだけでなく、そのお酒が入っているボトルにもこだわりがある。
ボトルは、工芸界の至宝とも評される、十四代酒井田柿右衛門氏によって造られた「濁手山つつじ文洋酒瓶」が使われている。濁手山つつじ文洋酒瓶は「響35年」のために1本1本造形された洋酒瓶であることも、希少価値をさらに高めているだろう。
ブログカードがロードできませんでした。
ウイスキーをなるべく高く売るために必要なこと
古いウイスキーをなるべく高く査定してもらうためには、いくつかのコツがある。そのコツを紹介していこう。
付属品も一緒に売る
まずは、ウイスキーが入っていた箱がある場合は、その箱もウイスキー本体と一緒に査定してもらうことである。古い箱だからといって中身だけ査定してもらう場合よりも、買取価格が上がる可能性があるだろう。また、箱の中にグラスが一緒に入っている場合は、グラスも一緒に査定してもらうのが良い。
綺麗な状態で売る
ウイスキーは飲食品になり、ボトルが汚れていると買い手がつかないことから買取金額が安くなってしまうこともある。ボトルの汚れに関しては、拭けば落ちるものもあるため、自分でも拭き取れる汚れは査定前に拭いて持っていこう。汚れを取らないまま査定に出した場合よりも高い金額がつくこともあるので注意すべきである。
業者が輸入ウイスキーが買取できるかをチェック
ちなみに、ウイスキーを売る方の中には、直接輸入したウイスキーは買取対象外なのかと考える方もいるだろう。もちろん、買取店により買取可能かどうかは異なるものの、お店によってはそのような輸入ウイスキーも買取の対象としていることもあるので、買取可能なお店を探して売却するのが良いだろう。
ウイスキーは、もともと輸入品であるものが多いお酒なので、輸入買取をおこなっているお店も多く存在する。お店に行く前には、事前に電話などで連絡して、輸入ウイスキーの買取をおこなっているかどうかを問い合わせてみるのも良い方法と言えるだろう。
空き瓶が売れる場合も
ウイスキーの中身がない場合でも、空き瓶を買取してもらえる場合もある。もちろん、すべての銘柄でボトルのみの買取をおこなっているというわけではないが、希少価値が高いウイスキーのボトルの場合、空き瓶のみでも買い取ってもらえるのである。
ザ・マッカランやバカラといったシリーズのウイスキーは、空き瓶だけでも10,000円程度の値段がつくこともあるのだ。ウイスキーは飲食品なので、基本的には開封したものは売却できないと説明したが、空き瓶でも買い取ってくれるような買取店の場合だと、一度開封してしまったウイスキーでも売却できることもある。
そのため、開封してしまったから売ることができないと考えて捨ててしまう前に、一度確認してみる必要があるだろう。あくまでも、売却できるかどうかは自分で判断せず、買取店に確認してみるべきだ。

ウイスキーを売る際におすすめの買取業者
ウイスキーの買取業者は多くあるため、「どこに依頼すればいいのかわからない」という人もいるだろう。そこで、ここではウイスキーを売る際におすすめする業者と、特徴について紹介するためぜひ参考にしてほしい。
埼玉のBEEGLE総合買取
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
BEEGLE総合買取は、お酒やブランド品、衣料品など幅広いジャンルの買取を行っている。創立23年の高い鑑定力、相場把握の徹底、自社の豊富な販売ルートにより、BEEGLE総合買取ならではの高価買取を実現しており、「どこよりも高く」がモットーの買取店である。強化買取リストにはマッカラン・響・山崎・白州などウイスキーの銘柄が多数挙げられており、高価格での買取が期待できるだろう。
買取方法は宅配・店頭・出張買取の3つで対応しており、全国送料無料の宅配買取は、無料の宅配キットに商品を詰めて送るだけなので、忙しくて時間が取れない方にもおすすめだ。写真と商品名を送るだけのLINE査定や電話相談にも対応している。まずは気軽に査定依頼してみてはいかがだろうか。
出張買取のファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズはウイスキーやワイン、シャンパンなどお酒を専門に買い取っている業者だ。徹底的なコスト削減と独自の販売ルートがあるため、高価格での買取が可能なのが特徴である。
買取方法は出張買取・宅配買取・店舗買取から選ぶことが可能。出張買取は東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪を中心に全国対応をしている。
宅配買取は宅配キットや送料が無料なので、近くに店舗がない場合でも気軽に利用することが可能。また、店舗買取ではキャンセル料が無料で即換金できるのが魅力である。
宅配買取のreMOVE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
reMOVEは洋酒やバカラなどのブランド食器を専門に買い取っている業者だ。幅広い買取ではなく、専門性を高めることで高価買取が可能になっている。また、専門バイヤーがしっかりと査定してくれるのが特徴だ。
買取方法は、宅配買取のみ。無料の宅配キットがもらえるため、申込みするだけで簡単に利用することができる。
さらに、往復送料が無料なので、無駄に費用をかけることなく利用できるのも魅力だ。支払いは振込となっており、振込手数料も無料なので安心できる。
東京のキングラムリカー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
キングラムリカーでは、ウイスキーやブランデーなどお酒を専門に買い取っている。全国に80店舗を展開しており、最新の相場価格で高価買取をおこなっているのが特徴だ。さらに、全国トップクラスの在庫の豊かさと、販売網を拡大し続けることで高値での買取が実現できている。
買取方法は、出張買取・宅配買取・店舗買取から選ぶことが可能だ。商品の点数が多い場合は、出張費などの費用がかからない出張買取をおすすめしたい。
また、宅配買取は送料や振込手数料などが無料なため、近くに店舗がない場合でも安心。店舗買取はスムーズな取引が可能なため、すぐにでも売りたい人にもおすすめとなっている。
まとめ
ウイスキーは、古いものでも高価買取が期待できる。とくに、希少な銘柄の場合は空き瓶でも買取してもらえる可能性が高い。
また、ウイスキーには賞味期限がないため、古いものでも美味しく飲むことができる。ただし、ウイスキーは温度変化や紫外線に弱いため、直射日光の当たらない場所で保管しておこう。
さらに、ウイスキーを高く売るためには付属品や、なるべく綺麗な状態を保つことがポイント。専門性の高い業者に依頼するのも高く売るためのコツになるため覚えておこう。




