2017年に発売したApple Watch Series 3は、旧世代とかなりの差をつけて売れているらしい。
理由としては、アップルウォッチ単体でLTE通信が可能となり利便性がはるかに良くなったからだろう。こうなってくると、旧世代を購入した方は手持ちのApple Watchを売却して新世代への買換えを検討し始める。
今回はそんな買取を検討している方のために、Apple Watch売却前に必須な初期化方法についてまとめているのでぜひ参考にしていただきたい。
Apple Watch Smart Time - Must Link to https://thoroughlyreviewed.com / ThoroughlyReviewed
CONTENTS
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Apple Watchの種類
冒頭からApple Watch「3」の話題を出してしまったが、そもそもこれまで販売してきた他のモデルをよく知らない方もいるかもしれない。念のためここでざっくり紹介していこう。
アップルウォッチは4モデル
初代Apple Watchは2015年4月に発売された。時計としての機能はもちろん、音楽再生やGoogleマップを利用できるなど、外出先で活躍する大変便利なガジェットとして話題になった。
その後2016年にGPS機能を備え処理能力を強化し、防水仕様となったApple Watch Series 2を発売。そして去年、満を持してLTE機能が追加され、さらに利便性の良くなったApple Watch Series 3が登場した。
Series 3は2モデルあり、ひとつが通信機能つきの「GPS+Cellularモデル」、もうひとつは通信機能は付けずSeries 2担う位置付けのような「GPSモデル」だ。両者は10,000円ほどの価格差で、特に「GPS+Cellularモデル」の方に人気が集中しているようだ。
Apple Watch Series 2は販売終了
Apple Watch Series 3の「GPSモデル」が Series 2を担う位置づけとなったため、Series 3の発売と同時にSeries 2(1の一部モデルも対象)は販売を終了することになった。
現在すでにAppleのホームページでは、Series 1とSeries 3のラインナップのみとなっている。
旧型Apple Watchを売却するなら今がオススメ
Apple Watch Series 3が発売され、転換期を迎えたアップルウォッチ。実はこのような時期こそ旧型の売却に向いている時期。
Apple Watchを利用する方の中には、単純にスポーツ用途メインで、そこまで通信機能にこだわないという方もいる。それはこれから購入予定の方も同じで、スポーツ用やヘルスケア目的などの方は、旧型でも全く問題ないため、旧型の需要もまだまだ健在なのだ。
早めに売却するほど高く売れる
Apple Watchは初登場からまだ4年ほどしか経っておらず、モデル数も少ない。
デジタル機器でも洋服でも、何を売るにしても発売日に近いものほど高く売れる傾向にある。そのためアップルウォッチであれば今ならSeries 3の「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」がもっとも高く売れる。
今ならまだ旧型モデルの需要はあるものの、今後新作が出れば出るほど重要は下がっていってしまうので、不要と感じたら早めに売却しよう。
売却前には事前準備が必要
実は、中古買取業者にApple Watchを持っていくだけでは買い取ってもらえない。アップルウォッチは買取前に事前準備が必要なのだ。以下にて詳しく紹介していこう。
アップルウォッチを売る前の初期化方法
ここで本日のメインの話題。アップルウォッチを売る前の初期化方法についてだ。
Apple Watchは最初の起動時にiPhoneとペアリングを行い、「言語の設定」や「Apple ID」、「パスコード」の入力、そして「Siri」や「位置情報サービス」などさまざまな初期設定をこなした上で使用する。また、watchOS 2以降のものはアクティベーションロックを設定することもできる。
しかし、売却前にはこれらの設定した内容をすべて初期化する必要があるのだ。
アクティベーションロックを解除・初期化する
アクティベーションロックが有効になっている場合は解除しよう。作業工程はApple WatchとiPhone とのペアリングを解除するだけなので意外と簡単だ。
しかし、Apple WatchとiPhoneがどちらも手元にあるかないかで解除方法は異なってくる。現在の状況に合わせて以下の内容を確認しよう。
Apple WatchとiPhoneがどちらも手元にあるケース
Apple WatchとiPhoneがどちらも手元にあるなら、以下に沿って解除する。
- 1. Apple WatchとiPhoneを近づけてペアリングする
- 2. iPhoneのホーム画面からApple Watch App を開き、左下の「マイウォッチ」を押下。
- 3. 画面の上部にあるApple Watchの名前をタップ
- 4. 「Apple Watch のペアリングを解除」という項目を選択
- 5. AppleIDのパスワードを入力。
- 6. 確認のため再度タップすると、初期化開始
操作するのはこれだけだ。
ただ、Series 3(GPS+Cellular))を売却予定の場合は、4. の項目で「キャリアプランを削除」を選択。現時点で別のアップルウォッチやiPhoneとペアリングする予定がなければ、通信事業者に問い合わせてモバイルデータ通信プランを解約する必要があるので気をつけよう。
そして5. ではAppleIDの入力を求められるが、万が一IDを忘れてしまっていたとしても、その場でリセットすることが可能なので安心していただきたい。
Apple Watch本体から初期化する
次に、Apple Watch本体から初期化する方法。
- 1. ホーム画面を起動し、「設定」を開く
- 2. 「一般」を選択
- 3. 「リセット」を選択
- 4. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
- 5. パスコードを入力
- 6. 「すべてのメディア、データ、設定が消去されます。この操作は取り消せません。続けてもよろしいですか?」と確認されるが、「続ける」を押下。
これにて初期化が開始される。
こちらも特に難しいことはないので、iPhoneからでもApple Watchからでも好きな方で初期化を行おう。
Apple Watchが手元にない、またはペアリングされてないケース
続いて、Apple Watchが手元にない、またはiPhoneとペアリングされてないケースだ。
売却予定のApple Watchをすでに買取業者に郵送してしまっている場合などは、iPhoneとペアリングして解除することができない。そのような時は遠隔でアクティベーションロックの解除を行えば大丈夫。iPhoneやパソコンのブラウザからiCloud.comにアクセスして解除しよう。
- 1. iCloud.comにアクセス
- 2. 「iPhoneを探す」を選択
- 3. 「すべてのデバイス」をタップし、Apple Watchをタップ
- 4.「Apple Watchの消去」をクリック。デバイスが消去されるまで「次へ」を選択。
- 5. Apple Watchのデバイスの横の「×印」をクリック
遠隔でも上記の方法で初期化が可能。万が一の時はこの方法で対処しよう。
Apple Watch買取人気店3選
初期化が終わったら買い取ってもらう業者を決めていこう。せっかく買い取ってもらうなら、安く買い叩かれずに納得のいく条件で買い取ってほしい。
実は当コラムが掲載されているヒカカク!では、そんな要望を叶えるべく利用者の口コミと評価を紹介している。
今回は中でも人気の高い上位3社を紹介するので、ぜひ利用を検討してみてはいかがだろうか。
カウモバイル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カウモバイルは初代Apple Watchから新作Series 3まですべて買取可能。新作や一部高価買取品は参考買取価格非公開のため問い合わせが必要だったが、旧型はほとんどの参考買取価格を掲載している。
買取は基本的に宅配買取となり、地域によっては出張買取を依頼することもできる。送料は1点のみの買取なら自己負担となるが、2点以上の買取でそれぞれに買取価格がつき合計2,000円以上になれば送料が還元されるとのこと。
Apple Watch以外にもiPhoneやiPadなど買取対象商品がたくさんあるので、ぜひこの機会にまとめて買い取ってもらってはいかがだろうか。
- ・Nike+ Series 3/GPS+Cellularモデル 38mm/MQM72J/A(ピュアプラチナ/ブラックNikeスポーツバンド):新品未使用33,000円 / 開封済23,000円
- ・Series 3 GPS+Cellularモデル 42mm/MQKP2J/A (ピンクサンドスポーツバンド):新品未使用36,000円 / 開封済26,000円
- ・Series 2/38mm/MNRU2J/A (ライトピンク/ミッドナイトブルーウーブンナイロン):新品未使用26,000円 / 開封済21,000円
- ・Apple Watch Sport/42mm/アルミニウムケース/MJ3Q2J/A(ブルースポーツバンド):新品未使用19,000円 / 開封済14,000円
ホームページには上記以外にも買取参考価格を掲載している。
買取りマクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取りマクサスは業界初のオンライン買取サービス「SEL-LIVE」をスタートした。同サービスはビデオチャットで担当者に査定を依頼するという内容で、査定額に了承したら集荷日時を指定する。最短30分で引き取り可能な上、引き取った翌営業日には入金可能とかなりのスピーディな対応が魅力的だ。
- ・Apple Watch Sport/38mm/MLCG2J/A(ブルースポーツバンド):10,000円
- ・Nike+/38mm/MP0J2J/A(ブラック/ボルトNikeスポーツバンド):22,000円
- ・Series 2/38mm/MNRT2J/A(ピンクサンドスポーツバンド):23,000円
- ・Series2/42mm/MNTX2J/A(ステンレススチールケース/ホワイトスポーツバンド):35,000円
上記のような買取相場を紹介する記事を掲載していた。Series 3以前のモデルの買取相場の掲載が主だったので、旧型モデルの価格なら是非マクサスの記事を参考にしていただきたい。
じゃんぱら
http://www.janpara.co.jp/buy/買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
じゃんぱらはスマホ買取でも人気の高い買取業者だ。じゃんぱらはアップルウォッチの買取価格検索の際、バックルの長さで項目を分けるほどに細かな配慮が利いている。
じゃんぱらは買取方法を選択することができ、お急ぎなら店頭買取、店舗が遠いなら通信買取(宅配買取)といったように使い分けることができる。また事前見積もりで10,000円以上の査定価格がついたら送料無料のおまかせ買取も利用できるようだ。
- ・HERMES Series2/38mm/MNTU2J/A(ドゥブルトゥール ヴォースウィフト(エトゥープ)レザー ):新品未使用80,000円 / 中古品56,000円
- ・HERMES Series2/38m/MNTV2J/A(シンプルトゥール ヴォーエプソン(ローズジャイプール)レザー )新品未使用70,000円 /中古品49,000円
- ・Series2/38mm/ MNRW2J/A(ゴールドアルミニウム/イエロー/ライトグレイウーブンナイロン):新品未使用26,000円 / 中古品20,000円
- ・ Series1/42mm/ MP032J/A(スペースグレイアルミニウム/ブラックスポーツバンド):新品未使用21,000円 / 中古品18,000円
じゃんぱらはラグジュアリーブランド・エルメスとのコラボApple Watchの参考価格も掲載していた。他にもアップルウォッチの高級ラインEditionの参考買取価格なども紹介していたので、他社の参考価格で確認できなかった場合はぜひじゃんぱらのホームページをみてみよう。
まとめ
今回はアップルウォッチを売る前の初期化方法についてまとめた。初期化していないと買い取ってくれない業者もたくさんいるので、買取前には忘れずに行おう。
また、Apple Watchはサイズ違いの替えのベルトや充電器など、付属品もいくつかついてくる。買取時は付属品の有無も査定に大きく関わってくるので、売却時にはぜひ一緒に査定に出していただきたい。
そしてヒカカク!では今回紹介した3つの業者以外にも多数の業者を紹介しているので、ぜひそちらも合わせて比較してみてはいかがだろうか。