買取店に売りたい品物を持って行ったけれども「これは、買取できません」と断わられることがある。それぞれの買取店には「買取できない品物」が決められており、不可商品であれば、たとえどんなに状態のよい品物でも買い取ってもらえず、労力が無駄になってしまう。
では、「セカンドストリート」で買い取ってもらえない品物とは、どのようなものだろうか。当記事では、セカンドストリートで買取できないものの特徴を解説していく。セカンドストリートで買取してもらえなかった場合のおすすめの業者も紹介していくので、不要品の処分を検討している人は参考にしてほしい。なお、ここで紹介する情報は2020/6/30現在のものである。
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CONTENTS
セカンドストリートとは
振込手数料: 無料
現金化スピード: 店頭:その場で現金化...
梱包材: 無料
セカンドストリート(2ndSTREET)は、レンタルビデオの「株式会社ゲオホールディングス」が運営母体となっている買取店だ。全国に約500店舗を展開している大手のリユースショップである。
洋服(古着)やブランド品、家電品、ホビー品など実に幅広い商品を取り扱っていて、実店舗だけでなくオンラインでも買取と販売をおこなっている。ブランド品や貴金属をはじめ、ノーブランドの品物でも買取ってもらえる。
セカンドストリートの買取方法
セカンドストリートでの買取には、「店頭買取」「WEB買取(宅配)」「出張買取」の3つの方法があるので、自分の都合のよい方法を選ぶことができる。
店頭買取
「店頭買取」は、セカンドストリートの店舗に品物を持って行って査定してもらう方法で、すぐに売って現金を手に入れたい人には向いている。査定価格に満足できなければ、そのまま品物を持って帰ればいいので安心である。
衣類に関しては、店頭に並べるのが難しいものは1着1円で買い取る「エコかいとり」という制度もある。資源の有効活用になるので、無駄に捨てるよりはよいといえる。
WEB買取
「WEB買取」は、セカンドストリートの買取フォームから申し込んだ後で、売りたい品物を段ボール箱などに入れて、買取申込書と本人確認書類とともに梱包し、指定の日時に自宅にやって来る宅配業者に渡す方法だ。段ボールの高さ、長さ、奥行きの合計が160cm以内で、重さ25kg以内の品物を送ることができる。
査定後、買取価格をメールで教えてくれるので、納得できれば「承認」しよう。そうすれば、指定の口座に入金される。査定価格に不満があれば、一部または全部をキャンセルすることもでき、送料無料で返送されてくる。
1点から送料無料で発送できるので、気軽に申し込むことが可能で利用しやすい。近くにセカンドストリートの店舗がない人には、ありがたい方法だといえる。
出張買取
「出張買取」とは、店舗スタッフが自宅に出向き、査定して買い取る方法である。一人では運べないような大型の家電と家具を対象にしている。
1点から無料で出張買取をしてくれるが、次の段落に書いているように、ベッドなどの一部の大型家具は買取不可である。また、衣類などの買取では出張買取は利用できない。
セカンドストリートで売ることができない品物
注意しておきたいことは、店舗によって取り扱えない品物が異なるということである。店舗に持って行って売ろうとするなら、その店舗を検索して、買取不可の品物の情報をあらかじめ確認しておくべきである。
ここでは、全店舗共通で買取不可になっている商品を紹介しよう。
法令によって取り扱えない品物
「銃刀法」や「薬事法」などの法律に抵触するため、また、社会通念上好ましくないため、取り扱いできない品物も少なくない。
刃物・銃
5.5cmを超える刃物(包丁以外)、0.98ジュールを超えるエアガン、金属製で白色・黄色以外のモデルガン、火薬(ガス式含む)鋲打ち銃・釘打ち銃などだ。
ナイフ・スタンガン
サバイバルナイフ、バタフライナイフ、三段伸縮警棒、ボーガン、催涙スプレー、トンファー、スタンガン、ナックル、サンダーベルト、など。これらは、青少年育成条例によって規制されている。
コピー商品
ブランド品の模造品、海賊版のDVDなど。いわゆる「コピー商品」は、取り扱っていない。
個人を特定できる品物
住所・名前が入っていて個人を特定できる品物。これは、個人情報保護法によって取り扱いを禁じられている。
治療器・薬品
血圧計、電気治療器、低周波治療器、EMSマシーン、第1~3類医薬品、農薬類なども買い取ってもらえない。
その他の品物
その他、アマチュア無線、業務用トランシーバーや、防犯登録の解除が確認できない自転車、アダルトグッズ、成人向けソフト、官給品(自衛隊や公務員の制服など)も買取不可だ。
表記がないと取り扱えない品物
特定のマークや表記がないと売れない品物があることにも注意したい。
日本語の表記がない品物
日本語の表記がない薬用化粧品、香水、医薬品など。海外旅行のお土産にもらった品物を売りに行く人は多いだろう。買い取ってもらえないこともあるから、気をつけておきたい。
「PSCマーク」のない品物
「PSCマーク」のない家庭用圧力鍋、幼児用ベッド、石油暖房機、携帯用レーザー応用装置なども買取不可だ。「PSCマーク」とは、マルや四角の中に「PSC」という文字が入ったマークである。これは大丈夫なのかと不安になったら、店舗で尋ねるとよい。
買い取れない家電品の製造年とは
家電製品では、製造から一定の期間が過ぎると買取ってもらえない。また、パソコンでは基本ソフト(OS)が古いと買取不可となる。買取不可の製品は、次の通りだ。
- ・11年以上前に製造された家電品
- ・6年以上前に製造された暖房機
- ・4年以上前に製造されたプリンター
- ・6年以上前に製造されたゲーム機、及び海外製品(北米版DSシリーズ、PSPを除く)
- ・Windows98,2000以前、MacOS10.5以前のノートパソコン
- ・WindowsXP以前、MacOS10.5以前のデスクトップパソコン
規定によって取り扱えない品物
法令に抵触しているわけではないが、買い取れない決まりになっている品物もあるので、売りに行く前に目を通しておきたい。
- ・学生服、体操服、ドレスや着物など
- ・ヌーブラ
- ・ガス製品、エアコン(室外機付)、火災報知機、編み機など
- ・ブラウン管テレビ
- ・固定式工具(丸ノコ盤、糸ノコ盤)、回転式工具(チェーンソー、丸ノコ、ディスクグラインダー、刈払機、トリマー)など
- ・パソコン用ブラウン管ディスプレイ、USB接続ではないパソコン用パーツ類など
- ・耐火金庫、剥製、標本
- ・5月人形、雛人形、こいのぼりなどの節句用品、日本人形
- ・歯磨き粉、マウスウォッシュ、パッチテストが必要な染毛剤、育毛剤など
使用済みで買い取れない品物
未使用ならば買取可能だが、使用してしまったら買取不可の品物がある。以下の品物は、衛生上の理由から使用済みの場合は買取ることができないと思われる。
メルカリなどのフリマアプリとは違って、使用済み商品の衛生的な問題に対しては厳しい姿勢が見て取れる。
下着類
水着、靴下、下着類など。これらは大人のものも、子どものものも買取ってもらえない。
育児用品
ほ乳瓶、口にくわえるおもちゃ、スタイ(よだれかけ)、おまるなど。育児用品は、子どもが成長したら売る予定の人も多いだろうが、不潔になりやすい品物は売ることができないと考えておく方がよいといえる。
その他
食器、キッチン用品、消耗品、布で作られた製品などの他、化粧品、電気シェーバーや電動歯ブラシ、ウォシュレット、アルカリイオン整水器なども買い取ってもらえない。
使用や販売が難しい品物
重すぎたり大きすぎたりするもの、使用や販売が難しいものなども買取ってもらえない。
- ・ベッド、婚礼家具、オフィス家具、三辺の合計が350cmよりも大きな家具など
- ・大型のフィットネス、ドライスーツ、ヘルメット、ボーリング球など
- ・動物、植物、飲食物、電子マネーなど
- ・消費期限の過ぎている品物、使用期限が短いものなど
ゴルフ用品は取り扱えない品物となっているが、一部の店舗では取り扱っている。また、あまりに状態が悪い商品は買い取ってもらえないことは言うまでもない。
セカンドストリートで高く売るためには
商品を売るときは、できれば高い価格で買い取ってほしいものだ。少しでも高く売るためのコツを紹介しよう。
キレイにしよう
ホコリや汚れがあれば、それだけ査定額は安くなってしまう。できる範囲でキレイにしてから査定してもらおう。衣類はエリやそで、ワキの下に汚れやシミが残りやすい。洗ってシミが取れるのであれば洗うとよいだろう。
たばこなどのニオイが強くついている品物は、しばらく風通しのよい場所にかけて、ニオイを消すようにしたい。
季節に注意しよう
衣類の買取では、シーズンを考慮して売りに行くべきだ。店で商品として販売する際に、一番よく売れる時期の少し前に買取ってもらうと、倉庫に置いておく時間が短いので店舗は歓迎するからだ。
たとえば、春物は1~3月、夏物は4~7月、秋物は8、9月、冬物は10~12月に売ると、高い買取価格がつくことが期待できる。
箱やタグ、説明書などをつけよう
箱やタグなどの付属品があれば、一緒に持って行こう。リユース品を買い取るスタッフの心理を考えてみれば、箱やタグがついているほうが商品の信頼性が高まるから高値をつけやすい。
日ごろから買い物をするときには、箱などの付属品も大切に保管しておくように心がけよう。家電製品の説明書なども大切に取っておくべきだ。
早めに売ろう
衣類やバッグなどには流行がある。まだ流行しているうちなら購入したい人が多いため、査定金額も高くなる傾向にある。売ろうと決めたら、早めに行動を起こすことが重要である。流行遅れの品物は、どうしても買取価格は安くなってしまう。
業者を比較しよう
最初から「この店で売ろう」と決める必要はない。ネットや実店舗で査定金額を調べて、できる限り高値の店に売るようにすればよい。いくつかの店舗で買取の価格を調べておけば、店頭で価格交渉がしやすくなる。
相場を知ろう
現在は、メルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのネットオークションサイトもある。それらを見て、おおよその相場を知っておくのも大切だ。
ただし、フリマやオークションでは、売れた商品をひとつひとつ丁寧に梱包して発送しなくてはならず、手間がかかる。
セカンドストリートなどで買取ってもらえば、まとめて一度に処理できるというメリットがある。
高く売れない場合は他業者も利用しよう
高く売る工夫について紹介してきたが、買取ジャンルが広い総合リサイクルショップでは、幅広いジャンルの商品を査定しなければならないため、価値を見落とされ安く買いたたかれてしまう場合がある。そこで、次に高価買取が期待できる専門知識豊富なショップの紹介しよう。
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梱包材: 無料(買取業者が負担・梱包キ...
リアルクローズでは、ブランド古着や、バッグや財布などの小物、シューズ類、カジュアルウォッチ、アクセサリーなどと、ファッション系のアイテムを幅広く買い取っている。
査定スタッフのアパレルに関する専門知識は確かで、他店では買取不可だった汚れや傷のある品物でも価値を見出し、高価格で買取してもらえたという口コミも多数あった。買取価格に対する評価だけではなく、スタッフの対応や、店内の雰囲気についての満足度も高いので、リピーターも多いようだ。
店頭・宅配・出張買取のどの方法でも送料などの手数料は無料で、キャンセル時も料金が発生することはない。また、すべての買取方法で、最短即日対応を心がけているので、待たされることもなく安心して依頼できる買取店だ。
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オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。 「ヒカカク!」は楽に高く売りたいとき、さまざまな買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
不要品を買取してくれる業者はたくさんあるが、それぞれの業者で査定基準が異なる。そのため、複数の業者を比較してから買取してもらうのがおすすめ。はじめからひとつの業者に絞って買取をしてもらうと、損をすることがあるのだ。
ただ、業者比較をするのは面倒だ。だからといって、オークションサイトやフリマアプリは買取してもらえないことがあるので、できれば買取業者を利用したい。そこで、ヒカカク!の利用をおすすめする。
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まとめ
セカンドストリートで買取不可となる商品と、高く売るためのポイントをお伝えしてきた。法令によって取り扱えない品物、表記がないと取り扱えない品物の他、規定によって取り扱えない品物もある。
また、使用済みで買い取れない品物や重すぎたり大きすぎたりする物など、使用や販売が難しい物も買取不可だ。こうして挙げてみるとさまざまな品物が該当することがわかる。
無駄な労力を使わないためにも、事前に買取不可の品物を必ず確認しておきたい。





