古い着物を売りたいと思っていても、売り方や買取相場がわからないと、なかなか行動できないかもしれない。売却の情報を知りたいときは、実際に着物を売った人、処分した人のブログが参考にできる。
ここでは、着物を買取に出した人のブログをいくつかピックアップして、内容をまとめてみた。買取サービスのシステムや査定価格などをチェックしておくと、これから着物を売るときに役立つ可能性がある。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
実録着物を買取業者に売ってみたら
着物についてのさまざまな情報を提供しているのが、着物買取相場のサイトだ。こちらのサイトでは、実際に買取業者を利用した体験談が「実録着物を買取業者に売ってみたら」で紹介されている。
ウルトラバイヤープラスで着物を売った体験談
「実録着物を買取業者に売ってみたら」の執筆者は、買取店のウルトラバイヤープラスを利用して親類から譲り受けた着物を処分している。こちらのブログの執筆者の場合、買取業者を選ぶときに査定に料金がかからないことや相談のみでも受け付けてもらえることなどを基準にしたそうだ。
このほかにも、着物以外の品も売れるかやクーリングオフの制度があるかといった複数のポイントをチェックして、買取業者を選んだことが紹介されている。ウルトラバイヤープラスは、ブランド品や毛皮、骨董品などのいろいろなアイテムを扱う買取店だ。
貴金属や電化製品なども買取の対象になっているため、まとめ売りをしたいときにも便利なお店になっている。売りたい着物の点数が少ないときは、こういったお店を利用してほかのアイテムとまとめ売りをすると、買取金額の合計が増えるケースがある。
スタッフの印象が判断の決め手になった
数ある着物の買取店からお店を選ぶ際に、執筆者はスタッフの印象も1つの基準にしている。サイトに顔写真が掲載されていることや、電話で話したときの印象がよかったことなどが、お店を選ぶ際の決め手になったようだ。
実際、着物買取のプロセスでは、お店側のスタッフとコミュニケーションをするシーンが増えてくる。買取の相談に乗ってくれたり、話がしやすかったりするお店は、初めて買取サービスを利用する人でも安心して取引ができる。
買取を強制しない出張査定
執筆者が利用した出張査定では、玄関先で着物の査定がおこなわれた。ブログでは、査定額が予想以上に高かったこと、買取を強制されなかったことなどが紹介されている。
出張査定の場合、安い金額が提示されてもせっかく出向いてくれたからといった理由で、依頼者が買取を承諾してしまうケースがある。ブログによると、ウルトラバイヤープラスでは依頼者の意思を尊重する対応をしており、悪質な訪問業者のサービスのように、買取を半ば強制されてしまう心配はないようだ。金額の根拠も説明してもらえたことから、安心して売買ができたことが紹介されている。
買取条件が緩やかで対応もスピーディー
ウルトラバイヤープラスでは、汚れなどが見られる着物も基本的に買取してもらうことが可能だ。このお店では、着物をリメイクすることを想定して、問題がある品でも高価買取をしている。流通ルートが充実している買取店は、いろいろな方法で着物を活用できることから、買取の条件が緩やかな場合がある。
買取プレミアムなども、買取品の条件が比較的緩やかなお店の1つだ。ウルトラバイヤープラスは、1点だけ売りたい場合でも問題なく対応してもらえるため、利用がしやすい。お店に連絡をしてから短い時間で出張してもらえる点も、ウルトラバイヤープラスの魅力になっているようだ。

鉛筆もダイヤモンドも同じ炭 2
エキサイトブログ(excite blog)の鉛筆もダイヤモンドも同じ炭 2では、着物や帯を買取店に売った体験が紹介されている。新品の着物がどのくらいの価格で売れるかが分かるのが、こちらのブログだ。
インターネットで見つけた買取店を利用
このブログでは、具体的にどこの買取店を利用したかは公開されていない。執筆者は、インターネットを利用してよさそうな買取店を選んだそうだ。選択の際には、高価買取などのPRを参考にしたことが記載されている。
この執筆者の場合も、査定後にキャンセルができることやクーリングオフ制度があることなどを、選択の基準にしている。ブログには利用した買取方法は明記されていないが、内容からお店のスタッフが自宅に出向く出張買取であることがイメージできる。着物の買取では、こういった出張買取と合わせて、宅配買取や店頭買取をおこなっているお店が多い。
正絹の着物のみが査定の対象
執筆者が利用した買取店の場合、着物は正絹の品のみが買取の対象だった。着物には、ウールやポリエステルなどが使用された品もある。こういった着物が買取の対象になるかどうかは、査定を申し込む前に確認しておきたい。
着物の買取店では、帯やバッグなどの和装小物も買取していることが多いが、お店によっては作家ものやブランド品のみを扱っているケースもある。まとめ売りを希望するときにも、買取対象品を確認しておいたほうが安心だ。
合計10点の着物と帯に5,000円の金額がついた
ブログの執筆者は、新品未使用品の黒留袖や訪問着、帯などを含む10点を査定してもらっている。査定の結果、買取店のスタッフから提示された金額は5,000円だった。買取店の査定額に不満がある場合は、その時点で売却をやめることもできる。執筆者の場合は、提示された金額で売却をおこなっている。
買取査定では、着物がいくらで再販できるかを1つの基準にして値段をつけていくことが多い。新品未使用品は高く評価されることが多いが、お店によっては思ったほど買取価格が上がらないケースもある。
着物の買取価格は、買取店ごとにさまざまだ。着物や帯にも大よその買取相場があるが、実際の買取価格はお店の事情や査定のポイントなどで決まってくる。いくつかの買取店の査定額を比べてみると、お店ごとの価格の違いが分かるだろう。
買取の対象にならない品はリサイクルショップで売れることがある
ブログでは、買取の対象にならなかった品をリサイクルショップに持ち込んだことが紹介されている。リサイクルショップは、一般的に買取品の幅が広い。この手のショップは着物の買取店とは流通ルートや顧客層などが違うことがあり、他店で買取してもらえなかった品も売れる場合がある。
買取価格はいくぶん安くなることが多いが、大量にまとめ売りをしたときには高い金額がつく可能性もでてくる。1店舗で売れなくても、諦めずに他店で相談してみよう。
その他のブログ
着物を売った人や処分した人のブログには、次のようなものもある。
- ・Flat9~マダム・ユキの部屋
- ・セミリタイア日記
Flat9~マダム・ユキの部屋
「Flat9~マダム・ユキの部屋」に掲載されているブログ「着物は二束三文って本当だった」では、家族から受け継いだ着物を売った体験が紹介されている。こちらのブログの執筆者は、色無地の着物や黒の絵羽織などを買取店に送って査定を受けたそうだ。査定額は合計で 1,500円ほどとなり、予想以上に安い印象を持ったことが記載されている。
古い着物の場合、柄や着丈などでニーズが変わることがある。オーダーで作られる着物は、着る人の好みや体型に合わせてデザインされているため、買取価格にはどうしても差がでてくる。着物を高く売りたいときは、その時期に人気がある柄などを調べておき、ニーズが高いものから処分していくのも1つの方法だ。
セミリタイア日記
「セミリタイア日記」の「母の着物を売った」のブログでも、着物を売却した体験談が公開されている。このブログの執筆者の場合は、約10点の着物に 2,000円の買取価格がついたそうだ。
執筆者は、売却の前に数軒の買取店で査定を受けている。査定額を比較したところ、お店の査定額に1,500円前後の差があったことが紹介されている。また、スタッフの対応もお店ごとに違いがあったようだ。
査定額を比較することは、品物が1番高く売れるお店を見つけるのに役立つ。無料の査定を上手に利用することが、着物の買取を成功させる1つのコツになる。
ブログの内容から分かる着物買取の注意点
実際に着物をお店で売った人のブログからは、着物買取の事情や注意すべきポイントなどが分かる。着物を売るときには、以下のような点に注意をしておきたい。
- ・買取を急がない
- ・評判が良いお店を利用する
- ・買取相場を調べておく
買取を急がない
買取を急いで進めてしまうと、相場よりも安く着物を売ってしまうことがあるかもしれない。着物や帯がいくらで売れるかは、買取店の判断で変わってくる。高く売れるお店を見つけるためにも、査定はできるだけ複数のお店で受けておきたい。良心的な買取店の場合、買取を無理に急がせることはないため少し時間をかけて買取店を選ぶと、失敗が少なくなるだろう。
評判が良いお店を利用する
買取店の評判も、チェックしておきたいポイントだ。査定額が安いや対応が悪いなどの利用者からの評判が悪い買取店は、自分が利用した場合も同じ状況に陥る可能性がある。買取店の口コミなどを見ておくと、評判がよいお店を選べるだろう。
買取相場を調べておく
着物を売る前には、買取相場を調べておくことも大切だ。訪問着や振袖といった正絹の着物は、状態が良ければ 10,000円前後で買取されることが多い。留袖や袋帯なども、良い品は 8,000円前後の金額がつくケースがある。
加賀友禅や江戸小紋などの伝統工芸品や有名作家の作品などは、相場よりもやや高く評価されることもあるようだ。買取店によって対応が分かれるウールやポリエステルの着物も、高い場合は数千円ほどで買取される。こういった品を売る場合は、お店の選び方にこだわりたい。
安い価格が提示されたときは、他店の査定額やヤフオクの落札価格などをスタッフに伝えて価格交渉をすることも可能だ。相場よりも明らかに安い金額がついた場合は、物は試しのつもりで交渉してみるとよいかもしれない。

おすすめの着物買取業者
ただ、クチコミや買取価格だけ見ても、どの買取業者が良いのか、なかなか分からない場合もある。そこで、着物を売却する場合におすすめの買取業者を記載していく。
ここの記載や最大20社から無料で査定をしてもらえるヒカカク!を利用することで、自分に合っていると思われる買取業者を見つけてほしい。
大阪の福ちゃん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
福ちゃんは着物やブランド品、骨董品などの買取をおこなう業者だ。着物の価値を見逃さない高い鑑定力と独自のマーケティングから生まれた販売ルートを持つことにより高額買取を可能としている。
また、スピード対応、スピード買取によるおもてなしの心と安心して利用できる万全なセキュリティーを構築することで、600万点という膨大な数の買取を実現。
買取については、福ちゃんの店舗で買取をおこなう店頭買取、着物を宅配便で送付して買取ってもらう宅配買取、査定員が自宅まで来て買取する出張買取に対応している。これらにかかる費用、査定費や送料、出張料、キャンセル料も無料だ。
新宿区のバイセル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
バイセルは着物をはじめ、切手、古銭、ブランド品、貴金属などの買取業者だ。年間5,000点以上買取をおこなっている経験豊富な査定員が丁寧に査定することで、着物の本来の価値を的確に見抜き、高額買取が実現できる。
また、申込んだその日に出張査定を実施して即買取も可能など、対応の早さもバイセルの特徴といえる。着物買取については、比較サイトなどで必ず名前が上がるほど知名度が高いのも安心感がある。
買取方式は、最短即日対応も可能な出張買取、買取が成立したその日に振込みも可能な宅配買取、店補に持ち込んで買取をおこなう店頭買取の3つだ。買取にかかる費用は無料だが、宅配買取で買取が成立しなかった場合の返送料は依頼者負担となるので留意しておこう。
福岡のエコリング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エコリングは着物やブランド品、貴金属、時計、楽器、ホビーなどさまざまな品物の買取をおこなう総合買取専門業者だ。経験豊富な鑑定士が多数在籍しており、依頼された着物を適正に査定することで、思わぬ高額買取も期待できる。
また、着物をオリジナル同様に再現できる独自のメンテナンス技術があるので、状態が悪い着物であっても高額での買取が可能。さらに、着物だけでなくさまざまな品物の買取依頼を同時にできるのも、総合買取専門業者ならではの特徴だろう。
着物の買取は出張買取、店頭買取にて実施している。基本的には着物は宅配買取で対応していないが、ブランド品や時計などの対象商品と一緒であれば、着物も宅配買取が可能だ。また、買取にかかる費用は無料となっている。
ブログカードがロードできませんでした。
まとめ
体験者のブログを読むと着物買取の事情に疎い人でも買取のイメージが湧きやすい。買取店にはいろいろなタイプがあり、対応や査定額も同じではない。買取店の公式サイトを見たり、電話で問い合わせたりして、お店の特徴を把握することが着物を売るときの第1歩だ。査定や売却の方法などもチェックして、安心して利用できるお店を選ぼう。