直径1.6㎝象牙で実印を作る際、新規購入と堀直しの価格の違いは？

象牙印鑑の彫り直しについて解説いたします。 象牙印鑑の彫り直しですが一説には、古いものを新しくするのは縁起が悪いと言う説明もサイトの中でされているところがあります。 しかしこれはハンコ会社が新しくハンコを買ってもらうために、作った話だと今は言われています。そのため万が一このような話に心配をしている場合は心配されなくて大丈夫かと思われます。 象牙印鑑の彫り直しの相場価格ですが、あるサイトを見たところ直径1.6センチの象牙印鑑の場合は14,000程度の値段で彫り直しをしてくれるそうです。 参考にさせていただいたサイトのリンクを貼らせていただきます。 【印鑑リフォームドットコム】 http://inkan-reform.com/price/ 彫り直した場合と新しく作った場合のハンコの強度等に関する説明は特にどのサイトにも書かれていませんでしたので、おそらく変わりは無いものと思われます。 また新しく象牙の印鑑を作った場合の価格も調べてみました。参考にさせていただいたサイトですと平均価格21,000円となっているようです。 そのため価格のみを考えるならば彫り直しをしたほうが安く済むようです。 参考にさせていただいたサイトのリンクを貼らせていただきます。 【印鑑.com】 https://innkan.com/elephant/ この記事が相談者様のお役に立てることを願っております。良い印鑑が作れるといいですね。

象牙の印鑑は、印鑑素材の中でも高価な部類になります。 現在、象牙は非常に手に入りにくい素材であり 手軽に購入できる素材としては柘や水牛などがあります。 それに比べて象牙はやはり高級感があり特別な印鑑だと思います。 さて、せっかくお父様が残してくれた象牙の印鑑ですから 彫り直して使いたいというのは素敵な思いつきだと思います。 以下、私が知っている限りのことをご紹介します。 ○サイズと価格 1.6mmは少し大きめのサイズですね。 このサイズだと象牙の場合、相場は3万円代でしょう。 もちろん象牙のランクにもよるのでもう少し安くなる場合もあれば高額になる場合もあります。 また機械彫りか、職人による手彫りかにもよって価格は変わります。 彫り直しの分、印鑑本体の価格が発生しませんから、新品で作るよりも安くなります。 ただし、まるごと本体代が浮くわけではありません。 印鑑のデザイン、削り直す手間賃などがかかるため、値段の差はそれほど大きくないでしょう。 ○どこに頼むか 大切な印鑑ということですから、信頼できる印鑑屋さんに頼む方が良いと思われます。 印鑑を作る際には表面を削ります。 現在よりも5mm程度小さくなることを想定しなければいけません。 しかし削ってしまってから、彫る段階で欠けてしまった ということになれば、素材自体が世界に1本しかないもののため取り返しが付きません。 壊れて印鑑が作れなくなりました、印鑑としても遺品としても価値がありません と、なってしまってから後悔しても遅いからです。 街にある印鑑屋さんはほとんどが機械彫りです。 アルバイトの店員が機械に印鑑素材をセットして 機械が自動で彫っています。 こうした店舗には値段が安くても任せないほうが良いでしょう。 特に思い入れのないものであれば、問題ありませんが お父様の大切な印鑑ですから、一つ一つ大切に扱ってもらえる 信頼できる職人さんを探すべきです。 そうすると、どうしても金額を大幅に抑えるのは難しくなります。 ○新品での購入 新しく印鑑を作り直す場合には、象牙にこだわらなければ 価格は大幅に抑えることができます。 柘など格安の素材であれば3,000円程度から購入できます。 あくまでお父様と同じように象牙で作る場合には値段が上がりますが 機械彫りでも十分ですから、逆に値段を抑えることは十分可能です。

実印を作る際に、憧れの素材でもあるのが『象牙』です。象牙って聞くと、とても高いイメージがありますよね。実際、どのくらいの相場なのか、象牙の人気の秘密を交えて解説していきます。 ◇象牙の実印は人気 象牙の実印が人気なのは、『高級感』と『捺印性』にあります。象牙自体が貴重品であることから、象牙の実印を持っているだけで仕事が出来る人、位が上の人のように印象付けることが出来ます。出来る男を演出したいのであれば、象牙で大きめの実印を作ると良いかもしれません。 そして『捺印性』です。捺印性とは押しやすさ、押した時にどのくらいキレイな印影になるかという部分です。象牙の実印を使うと、とてもキレイな印影で押せると言われています。印鑑を押す時に使う朱肉ですが、他の素材と比べると付き方に大きな差があります。少し力を入れただけで万遍なく広がるので、かすれるようなミスはほとんどないでしょう。 さらに、印鑑を押す時にも滑りにくいのも大きなメリットですね。手にフィットする手触りもあり、印鑑自体に重量感もあるため適度な力を入れやすいです。色の濃いはっきりとした印影が残せるので、大切な取引の際には是非とも持って行きたい実印であることに間違いありません。 ◇象牙印鑑のランク 象牙は高級な素材ですが、実はランクが存在しています。『象牙のどの部分を使っているか』で決められるのですが、一般的には『中心層』『中皮層』『外皮層』に分けられます。最高級品とされる『中心層』を使った実印であれば、値段もグッと上がります。拘りがなければ手を出さない方が無難かもしれません。 ただし、一番ランクの低い『外皮層』を使用した印鑑も注意すべきことがあります。実は、外皮層には目が粗い部分も存在しており、耐久性が低い場合があります。そういった印鑑であれば、一般的な相場より安く売られているでしょう。安いからと言って安易に買うのはオススメしません。 ◇象牙の実印の値段(新規購入) では、本題である象牙の実印の『価格相場』について見ていきましょう。最初の方にも書きましたが、象牙の実印と聞くと高級品というイメージが強いです。そのため、何十万もすると思われがちです。しかし、それは間違ったイメージなので安心してください。今回は15mmサイズの相場になっています。質問者様の場合は、16mmということなので、少しだけ高くなると考えてください。 15mmの象牙の実印の価格相場は『13,000円～32,000円』くらいの価格帯となっています。ただし、お店や通販サイトによってはこれ以上安かったり、これ以上高かったりします。象牙のランクなどによっても大きく変わります。そのため、確実な相場は難しいところですね。少なくとも30,000円あれば作れると思います。 ◇象牙の実印の値段(彫り直し) 彫り直しの場合、新規で購入するよにも安くなります。印鑑の彫り直しを行っている【印鑑リフォーム.com】さんでは、象牙の実印の彫り直しを『14,000円～18,000円』で行っています。16mmの場合は18,000円となっていますので、参考にしてみてください。 ◇彫り直しは縁起が悪い？ 『印鑑の彫り直しは縁起が悪い』と言われることもあります。理由はいろいろあるのですが、良く言われているのは『印鑑は自分を証明するものである。それを彫り直すということは自分を削るのと同意である。』という説ですね。確かに、名前を削るのは良い気分ではないかもしれません。 しかし、この説に信憑性は余りないのが現実です。一説には、印鑑業者が『多く新規購入させるため』に世に広めたとも言われています。そのため、彫りな直して使用するのは問題ありません。父の名前ということで少し気が引けるかもしれませんが、新しい門出として彫り直しも検討してみてください。 ◇象牙は貴重品 象牙は1989年に制定されたワシントン条約によって輸入が禁止されています。そのため、非常に貴重な素材として重宝されているのです。『でも、普通に象牙の印鑑売ってるじゃん』と思うかもしれませんが、それはワシントン条約が締結される前に輸入されたものを使用しているだけなのです。いわゆる在庫で何とかしている状況という訳です。 そういった状況にあるため、象牙の印鑑を扱っている印鑑ショップは多くありません。15社以上あったお店が、たったの1年で半分近く閉店してしまったとも言われています。つまり、このまま進んでいけば、象牙の印鑑を入手する手段がほとんどなくなるということです。 そうなれば当然、価格も上昇していくでしょう。今であれば数万円で購入することも出来ますが、いずれ何十万も出さないと買えない時代が来るかもしれません。なので、購入するなら今がチャンスです。彫り直しも良いですが、せっかくなので新規で購入してみてはどうでしょう？