古着の検定「一般社団法人ヴィンテージファッション検定」2017年9月に設立

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更新日:2020/11/12
公開日:2018/01/11
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一般社団法人ヴィンテージファッション検定がスタート

一般社団法人ヴィンテージファッション検定が2017年9月新たに設立された。このヴィンテージファッション検定とは、2016年に東京都江戸川区で発足した団体。ヴィンテージUS古着に親しみ、商品についてより深く理解しながら認知することで単にファッションのみならず歴史に至るまでを学び、バイヤーの育成から不正品による排除に務めることを考えている

そもそもヴィンテージ古着とは?

このヴィンテージの意味とは豊作の年に作られた極上ワインを指す場合にも用いられ、ファッションの場合はある程度経年使用による深みを増した年代ものの古着のことをいう。これに特化して一般的にはヴィンテージ古着と呼ばれている。

ヴィンテージファッション検定で時代がヴィンテージ古着に求めるもの

資格を持つこととは、一つの能力や技でありヴィンテージファッションにとっても同じことが言える。時代の流れに沿うようにして発足された一般社団法人ヴィンテージ検定とは資格を得ることで、その分野においてさらなる技術や知識を極めることを目的としている。検定で合格基準を積み重ねることで、その道のプロフェッショナルとして育成なども考えられる

専門性を磨ける時代のニーズに合った検定

また現在の社会の特徴として、企業全体ではなく個人にスポットがあたる時代でもあることから、求められるスキルとは各々の価値やその個人ができることに重視されてくる。働く上で興味のある分野や好きなことに対して、技術力や専門性をニーズに合わせて浸透させていくことが重要になってくる。新たな提案といえるヴィンテージファッション検定は時代に合った必要性と言えるのだ。

お店の活性化にも十分に役立つ資格

ヴィンテージ検定を取得した後は、検定で学んだ知識を活かしながらお客様に自信を持って商品を販売することができる。検定を取得したことで、プロバイヤーとしてお客様の必要なニーズに応えながら最適なサービスを提供。お客様がお持ちした買取り商品に対しても、検定で学んだ知識を練りこみながらこの商品の状態であればこちらと言うようにお客様に適した納得のいく説明を添えながら査定金額を提示することができる。ヴィンテージファッションを取り扱う上で、販売意欲の向上と顧客満足度も見込まれ、やがてお店全体の活性化にも結びつく。

高まる人気で真贋を見極める古着検定の重要性

古着ファッションの人気について、古着屋パラダイスランチの代表で理事長を務る小井貴弘氏は次のように語っている。「タイを中心としたアジア全体でヴィンテージ古着の人気が高まっているものの、一方で近年は特に偽造品も伴って見受けられるようになった。その影には、ネットオークションを経由してアメリカから日本に商品が入ることもある」と述べている。そのために必要なのが査定するうえでしっかりとした真贋を見極めるプロの目を身に着けることである。

検定は3段階

検定を受講し基礎から学ぶことで、鑑定書の発行が施行される。またヴィンテージファッション検定の流れとしては、講習会実施後から順次受験を希望する人を募集。検定については現時点では仮名称となる、初級のジュニアから中級クラスのプレイヤー上級クラスのマスターと3段階の検定を設ける予定となっている。

アイテムごとの検定も検討中

さらにヴィンテージファッション検定と一括りにすることではなく、近年のヴィンテージファッションの人気に伴い、スニーカーやデニム、アロハシャツ、ミリタリー、スカジャンといったより選った細かな分野の検定もすでに構想として考えているという。またどのアイテムもヴィンテージ古着に携わる人であれば馴染みがあり、かつプロとしてこだわりを探求するのであればいずれも興味深く取得しておきたい検定だ。

特にスニーカーやデニムは近年のカジュアル傾向から、特にヴィンテージ古着の愛好でなくとも最近ではより身近な存在になっている。アロハシャツやミリタリーグッズ、スカジャンなどもその分野のコレクターも多く、いずれもヴィンテージ検定とひとまとめするにしのぎない需要のあるアイテムばかりだ。分けられた分野の資格を取得することで、よりプロとして知識が深まりまる。そして自信を持って商品をお売りすることができるのだ。

新たなコミュニケーションが生まれるきっかけになる

アイテム別のこだわりある愛好家のお客様にも買取・販売のシーンでも満足のいく最適な接客が見込まれる。またお客様の動向を把握し求めているものに対してスピーディな対応と心構えが身につき、ヴィンテージを愛するお客様とのなかにはコミュニケーションが生まれる。検定取得の重要性は真贋を見極めるだけに留まらないのが奥の深さでもある。

具体的な受講料は未定

またこちらの古着検定は同法人内ヴィンテージファッション協会が主催を務める。具体的な受講料については未定であるものの、会員であれば実際の料金に比べて優先的に低価格で受験及び受講が可能。こちらの検定に伴い、ヴィンテージファッション協会理事には原宿の老舗アメリカンヴィンテージショップの「ベルベルジン」のディレクターおよびヴィンテージデニムアドバイザーとしても活躍中の藤原裕氏が就任となった。

50'sヴィンテージ古着イベントがファッションの街「原宿」でよみがえる 

また2018年の会員募集に先立ち、ヴィンテージファッション協会はファッションの聖地・原宿で11月3日、4日にヴィンテージを象徴する50年代対象の古着販売イベント「50'sVintage & New Clothing Market」を開催した。当日のこちらのイベントでは8店舗が出展し多くの集客を呼び成功を収めた。

ロカビリーファッションと登場

また50年代ファッションといえば、昭和レトロが色づくクラッシックな装いがこの時代の流行となった。日本は終戦から10年も経過しておらず、これから高度成長期を迎えようとしていた最中。そんな時代に彗星のごとくあらわれたのがアメリカからきたロカビリーファッションだ。

ロカビリーファッションの登場によって、よりおしゃれを意識するように

当時の日本は現代のように豊かではなかったものの、新たなファッションの到来は後のフィフティーズのブームを作り上げた。男性はオールバックのヘアスタイルに革ジャンやスカジャンをカッコよく羽織り、女性は髪をひとつにまとめたポニーテールにかわいらしさを強調したサーキュラースカートといった、今までにないキュートでポップな色合いに主張性あるスタイルが若者達を中心に人気を博した。この画期的なファッションの到来に、よりおしゃれを楽しむ意識がさらに強まったのだ

また50年代はファッションのみならず映画や音楽もアメリカから大きな影響を受け、新たなポップカルチャーが全盛期となったのもちょうどこの頃だ。

現在もヴィンテージファッションとして愛されている

後の1980年代にも第二次のヴィンテージの余波が訪れ、50年代ファッションが9月に設立した。ファッションの流行は巡り、2000年代の現在においても熟成されたヴィンテージファッションとして愛され続けている。ヴィンテージの名にふさわしい50'sが現代の世に古着として大切に残されているのだ。流行り廃れることのないヴィンテージをこよなく愛する人の永遠のファッションシンボルともいえる。

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まとめ

多様化された2000年代の今、ファッションカルチャーにおいても例外ではなく時代の流れに応じてビジネスを確立していく上で、ヴィンテージ検定はマスターしておきたい資格。ヴィンテージ古着の人気が安定する現在だからこそ、確かな目利きとしてお客様にできること。ただ商品を売り買いするだけではなく、愛着が残ったヴィンテージ古着をいかに満足のいく形でお客様におすすめすることができるか、ヴィンテージファッション検定を取得することでさらなるプロセスを学ぶ一歩ともなりうる予感だ。

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