愛知県豊橋市にあるゼロプラスが『世界規模でのリサイクル』という理念の下、2017年8月11日よりフィリピンのバレンズエラで『フジ・ジャパン・オークション』と銘打った古物市の開催を始めた。ゼロプラスはサプライヤーとして過去10年間フィリピンの古物市に出品していたが、透明性の高いオークションを行いたいと今回自社開催とした。これから『世界規模でのリサイクル』の足掛かりとして、東南アジアを席巻することができるのかゼロプラスの行く先が楽しみだ。
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ゼロプラスとは
ゼロプラスとは、愛知県豊橋市にある遺品整理・不用品の片づけ・不用品の買取・貿易業の事業をしている企業だ。豊橋市をはじめとして愛知県全域・静岡県西部で主に事業活動をしている。引っ越しや模様替えなどで出る不用品を出張回収・買取りをしている。この会社では、遺品整理士の資格を持ったスタッフが在籍していて、不用品の回収のみならず遺品整理・生前整理に遺品供養まで行なっている。
ゼロプラスの事業内容
不用品回収・買取り
普通に生活していても、引っ越しや模様替えや人生のイベントや転換期に、不用になったものが案外出るものだ。大きなものやある程度の量があると、不用品を個人で運んだり処分したりするのは、手続きが面倒だったりかなりの手間と時間と労力を伴って大変なものだ。そういうときは、今では当然のように誰もが不用品の回収・買取りを依頼する。ところが不用品回収・買取りを行う業者はたくさんあり費用もまちまちで、また怪しい業者も多くいるので選ぶのに苦労する。
不用品回収・買取り業者は、信頼ができて回収費用も安く、回収品をできるだけ高く買取りしてくれるところを選択すべきだ。愛知県内および静岡県西部の方は、その条件を満たすゼロプラスを選択肢に入れることをオススメする。
生前・遺品整理を依頼する背景
遺品整理を故人の知らない人に任せるのはいかがなものかと考慮や躊躇をする人がいるかもしれない。でも、大切な人を亡くしたとき残された遺族は失った傷がまだ癒えず、なかなか遺品を整理することができないものだ。何十年もの歴史を持つ故人の遺品は、当然ながら結構な量になる。だからといって他人に片付けを依頼するのは気が引けるかもしれないが、どこから手をつければよいか身内だからこそ迷うことも多い。故に第三者である業者に頼むことで遺族も冷静に判断が働き、きちんと整理・処分が可能になることもある。遺品によっては、故人が大切にしていたという理由で処分に迷ったり困ったりすることがあるが、そんなときはゼロプラスが遺品供養も執り行ってくれるので安心だ。
施設に入るのをきっかけに、また、自分が亡くなったときに家族に迷惑をかけたくないという思いやおひとり様も増えたことで、生前から家財を処分する生前整理を行う人も増えてきている。立つ鳥跡を濁さずという人生は、理想ではないだろうか。
遺品整理士資格
遺品整理を業者や他人に頼むと決めても、誰でもよいというわけにはいかない。遺族が使わないものであっても、故人の遺品をただの不用品と同じように、ぞんざいに取り扱われるのは快いものではない。廃棄するとしても遺品なのだから、丁寧に丁重に誠意を持って取り扱って欲しいものだ。
ゼロプラスでは、その辺りの遺族の感情の機微にも配慮している。ゼロプラスで遺品整理をするのは、遺品整理士認定協会から認定を受けた遺品整理士である。遺品整理士認定協会の認定を受け、遺品の取り扱いや供養について幅広い知識を持った遺品整理のプロが請け負ってくれるなら、依頼する遺族も安心だ。ゼロプラスの遺品整理士であるスタッフは、故人や遺族の意思や感情を慮って丁寧に作業してくれるそうだ。
遺品供養
故人の愛用品など、どれだけ大事にしていたかを知る遺族にとっては、ただ廃棄するには忍びなく思う品もあるだろう。そういう時は、遺品供養をするという方法がある。だが、急に遺品供養をしたいと考えても、どこでどのように頼めばよいか知っている人がいるだろうか。こんな時にも力になってくれるのが、ゼロプラスだ。このような遺品供養をしたいという遺族の意向があれば、ゼロプラスが対応して遺品供養の手配もしてくれる。
ゴミ屋敷片付け
必要がない人も多いだろうが、この問題を抱える人にとっては切実な問題だ。ゴミ屋敷にしてしまう理由は、高齢だったり精神的なストレスだったりするそうだが、当事者になったりそれを片付けなければならない立場になったりすれば、この問題の大きさや対処の仕方に苦労させられるだろう。
愛知県・静岡県西部を中心とするエリア限定にはなるが、そんな問題もゼロプラスは解決するという。人に言えずに困っているならば、ゼロプラスなど業者に依頼するのも手だ。
ゼロプラス低価格の秘密
ゼロプラスが掲げる会社理念に『世界規模でのリサイクル』というものがある。ゼロプラスは貿易業も営んでいるので、日本のみならず世界へ目を向けた事業として回収品を修理・メンテナンスをして輸出するという海外事業を展開している。これが、ゼロプラスが回収費用価格を抑えて、低価格でのサービス提供ができる所以である。機能性がよく耐久性も高い日本の家電は、海外で相変わらずの人気を博しているため、不用品として廃棄するのではなく海外輸出することで、世界規模でリユース・リサイクルするのだ。これによって、ゼロプラスの顧客は処分コストの削減による低価格のサービスを享受でき、ゼロプラスは環境保護に貢献するという社会貢献を成し、双方の利益を一挙両得している。
海外オークション自社開催
ゼロプラスでは海外への貿易事業の一環として、東南アジアのオークションに過去10年もサプライヤーとして、日本の不用品のリユース・リサイクル品を輸出して出品している。だがここにきてゼロプラスは、海外でのオークションの透明性をもっと高めたいと考え、そのために自社でのオークション開催に踏み切った。
『フジ・ジャパン・オークション』
2017年8月11日よりゼロプラスが『世界規模でのリサイクル』という理念の下、現在経済成長が著しいフィリピンのバレンズエラで自社開催によるオークションを立ち上げた。そのフィリピンのバレンズエラで始めたオークション『フジ・ジャパン・オークション』は、ゼロプラスと他に6社のサプライヤーの商品を集めて送り、毎週月曜日に開催されている。
8月11日の初競りでは、200万ペソも売り上げたという。これは、日本円に換算すると440~450万円ほどになる。フィリピンでも日本製品は人気が高いらしい。
海外でのオークション事業
フィリピンのバレンズエラで毎週月曜日に開催中の『フジ・ジャパン・オークション』では、ビッター登録300店の内80組程度の参加があり、毎回20~30組ペースで増えているそうだ。
サプライヤーの出品するオークションでの手数料は、落札額の15%となっている。一般的に高いか安いか分かりにくいこの手数料が、分かりやすく比較できる話がある。あるサプライヤーがフィリピンでのオークションでコンテナ1本40万円の手取りだったものが、ゼロプラスでは80万円になったという。この話から手数料の安さや取引の透明性が伺える。
また、ゼロプラスでは、サプライヤーの出品物の落札の管理にも透明性を反映できるように、コンテナから下ろす時に単品管理のためのシールを貼るようにしているそうだ。
これからのゼロプラスの世界戦略
ゼロプラスの今後の戦略は、コンテナ商品の進捗がウェブ上で閲覧できる仕組みを作り、さらにウェブカメラでリアルタイムの競りが見れるオークション環境にし、ゼロプラスがオークション開催において求めていた “オークションの透明性”を図り、サプライヤーが安心して出品できるようにするという。
これから『世界規模でのリサイクル』の足掛かりとして、フィリピンをはじめ経済成長の見込みが大きな東南アジアをリユース・リサイクルの日本製品で席巻することができるのか、ゼロプラスの行く先が楽しみだ。