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日本ブランドオークション協会とは何か?

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更新日:2021/02/25
公開日:2018/02/26
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世の中の製品は、大きく分けて、メーカーやブランドなどで生産、もしくは制作された後に流通する新品と、一度はユーザーが購入し使用した後に売却された商品である中古品に分類できるかもしれない。

このうち、新品の製品を販売するショップは、通常の商店、スーパー、デパート、コンビニ、量販店などがあり、中古品を販売するショップは、古本屋や骨董屋、中古ブランド品ショップ、リサイクルショップ、中古車販売店などがある。

新品を販売するショップは、メーカーもしくはブランド、または問屋などから必要数だけ仕入れれば、それを店頭に並べて販売できるが、中古品を販売するショップは、メーカーや問屋から中古品を仕入れることはできないので、新品を販売する商店と同じ手段で販売する中古品を入手することはできない。

中古品を販売するショップは、利用者から商品の買取を行い、それを中古品を販売することがあるが、それだけでは、店頭に並べて商売ができるほどの数を確保できないし、利用者から買取をする商品はショップのほうで選択できないため、売れ筋のものなど、欲しい中古品を入手できない可能性の方が高い。

そのため、中古品を販売するショップは、利用者から商品の買取を行う以外にも中古品を入手する手段を持っている場合がほとんどである。中古品の種類により様々な手段があるが、代表的なものの1つとして、中古品を扱う業者向けの「業者オークション」と呼ばれるものがある。

今回は、業者オークションについてと業者オークションの1つである「日本ブランドオークション協会」について記載する。


Auction / mcmorgan08

CONTENTS

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業者オークションとは

業者オークションとは、中古品を扱う業者が取引するオークション形式の市場の事を指す。中古品を取引する市場としては「古物市場」と呼ばれるものがあるが、業者オークションは、その古物市場の一種とみなすことが出来る。

業者オークションは、中古品を扱う業者だけが取引できるB to Bの市場であり、一般人は取引することはできない。そのため、業者オークションに入会する時は、中古品を商売として取引する場合に必要な資格である古物商許可証の所持が必須となる。

業者オークションで取り扱う中古品は、ブランド品や時計、宝飾品、車、オートバイなど様々で、どの中古品を扱うかは業者オークションの主催者が決定する。そのため、中古品を扱う業者は、目的の商品を扱う業者オークションを選択して参加することになる。

業者オークションに参加する場合は、前述した古物商許可証を所持している事が必要であるほか、業者オークションによっては様々な条件をクリアすることを求められることも有る。

例えば、車やオートバイなどを扱う業者オークションが設定していることが多い条件は、中古車や中古オートバイなどを販売する業者で、常設の店舗や営業所を所有していること、というものがある。さらに、創業して1年以上経過していること、という条件があることもある。

業者オークションの参加条件は、業者オークションによって異なり、前述のような様々な条件がある業者オークションもある一方で、古物商許可証を持っていればその他の条件はなく参加できるような業者オークションもあるので、参加する前に業者オークションのサイトの記述を確認したり、業者オークションに連絡して確認したりしたほうがいいだろう。

主な業者オークションについて

日本各地で業者オークションが開催されているが、ここに主な業者オークションについていくつか記載していく。ただし、ここに記述されているのは業者オークションのうちの一部であり、他にも規模の大きい業者オークションは存在する。

中古車を扱う業者オークションとして、トヨタオートオークション、日産オートオークション、ホンダオートオークションといったディーラー系オークションのほか、USS、JU、オークネットといったディーラーではない中古車を扱う企業系オークションなどがある

ブランド品を扱う業者オークションとしては、国内最大級のブランド品オークションである日本ブランドオークション(JBA)、中古車のオークションでも名前が出たオークネットが主宰するオークネットブランドオークション、大手中古ブランド品買取、販売ショップであるコメ兵が運営するKomehyoオークションなどがある。 今回は、その中から日本ブランドオークション(JBA)について記載する。

日本ブランドオークションについて

日本ブランドオークション(Japan Brand Auction、JBA)とは、主に中古ブランド品や時計、宝飾品などを扱う業者オークションである。

日本ブランドオークションは、2007年8月に株式会社ブランドオフが開設した手ぜりオークションが始まりで、現在は、JBA手ぜりオークションJBAリアルライブネットオークションB to Bネットオークションの3つのオークションを運営している。

JBA手ぜりオークションは、オークション会場に赴いて、商品を出品したり落札したりする、という昔ながらのオークションで、商品を見ながら入札することができ、落札すればその場で商品をその場で入手できる、というメリットがある。

ただし、手ぜりオークションは、オークション独特のシステムや雰囲気などがあり、参加者も、オークションなどの参加経験豊富ないわば“プロ”の業者が多いことから、初心者などは、なかなか落札できないこともあるようだ。

JBA手ぜりオークションの会場は、東京都中央区銀座の会場で実施するJBA東京銀座オークションと、石川県金沢市の会場で実施するJBA金沢オークションの2か所がある。

参加条件は、古物商許可証を所有していることであり、その他は特にない。

入会する場合の費用は、入会費は必要なく、年会費として10,000円(税別)を支払う必要がある。また、実際にオークションに参加した場合の参加費も必要なく、取引が成立した場合に、売却した場合は売却代金の3%、購入した場合は購入費用の8%を手数料として、支払う必要がある。

JBAリアルライブネットオークションは、インターネット経由でパソコン、スマートフォンから入札できるネットオークションで、会場まで出向く時間や交通費が必要ない、というメリットがある。

毎週木曜日午前10:30からオークションは開始されるが、その時間に参加しなくても、事前に下見をすることができ、さらに事前入札も可能であり、入札金額が一番高ければ、オークション開催時間に参加しなくても落札することもできるのである。

入札できるレーンは、A~Dの4つあり、Aレーンは、時計と宝石が出品されるレーンで、Bレーンは、高級腕時計のROLEX専用のレーン、Cレーンは、ブランド品バッグが出品されるレーン、Dレーンは、高級ブランドのLouis Vuitton専用のレーンとなる。

BレーンとDレーンは後で増設されもので、ROLEXとLouis Vuittonの出品数が多いため、これらを専用レーンに分けることで時間辺りの出品数を増やすためと推測される。

レーンを4つとしたことで、従来よりオークションにおける流通量がアップしたようだ。

参加条件は、JBA手ぜりオークション同様に古物商許可証を所有していることであり、その他は特にない。

入会時にかかる費用は、入会金30,000円(税別)、年会費50,000円(税別)となる。オークション参加時にかかる費用は、参加費は必要なく、取引が成立した場合、出品手数料として2%(落札価格20,000円以下は400円固定)、落札手数料として5%(ロレックス落札手数料は4%、落札価格1万円以下の場合は500円固定)、引き手数料として引き1点につき500円をそれぞれ支払う必要がある。

B to Bネットオークションは、ネットオークション大手のヤフオク!を利用したネットオークションである。

JBAリアルライブネットオークションは、オークションの時間が決まっているのに対し、B to Bネットオークションは、ヤフオク!上で行われるため、いつでも出品、落札することができる

ヤフオク!のシステムを利用するものの、出品内容は、B to Bネットオークション参加者にしか公開されず、B to Bネットオークション参加者以外のヤフオク!利用者は、B to Bネットオークションに参加することも出品内容を見ることもできない。

取引形式は、通常の競り方式のほか、即決価格を決めておき、その価格が入札された場合、即落札される即決方式を選択することができる。

また、落札した商品をそのままヤフオク!などのネットオークションに出品したり、amazonや楽天で転売したり、といったいわゆる“せどり”も簡単に実施することができる。

JBA手ぜりオークションがオークションに慣れたプロ向けのオークションなのに対し、こちらは、即決も可能でせどりもできるなど、セミプロなどを対象にしたオークションとしているようだ。

入会条件は、他の2つのオークションと同様に古物商許可証を所有していることであり、その他は特にない。

入会時に必要な費用は特になく、入会費も年会費も無料となっている。取引時にかかる費用は、落札時の手数料は必要ないが、売却時は手数料として落札金額の5%(最低1,000円)を支払う必要がある。

出品手数料は無料であるが、落札されなかった場合、引き手数料として1,000円が必要となる。

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まとめ

業者オークションについてと主な業者オークション、さらに日本ブランドオークションについて記載したが、前述のように、業者オークションは、今回挙げた以外にも多くの業者オークションが存在している。

その中でも日本ブランドオークションは、誰でも自由に参加できる「しがらみのない開かれた市場」を標榜し、他の業者オークションのような、店舗で営業している事、といった条件はなく、古物商許可証を持っていれば参加できる、比較的オープンな業者オークションといえる。

さらに、日本ブランドオークションは、JBA手ぜりオークション、JBAリアルライブネットオークション、B to Bネットオークションの3つのオークションを開催しており、自分にあったオークションを選択できる事もあり、業者などから多くの支持を集める国内最大級の業者オークションとなっている。

業者オークションへの参加を検討しているのであれば、日本ブランドオークションへの参加を検討してみるのもいいだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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