大掃除や引越しをしていて、不用品が大量に出てくることはないだろうか。しかしほとんどの人がその商品をゴミ箱に捨ててしまっていると思う。
また、古物市場に出せば、買い取ってくれそうな商品も、どこに出品すればいいのかわからないという人も多いはず。そこで今回は愛知の古物市場について紹介する。
実は、愛知県にもたくさんの古物市場がある。そしてその中の多くで、高価格で買い取ってくれそうな業者もある。今回は高価格な買取を行っている古物市場を中心に説明していく。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ブランド・アパレルのオークション
愛知県でブランド・アパレルの高価格な買取を行っている古物市場をご紹介する。
KOMEHYOオークション名古屋、中央会ともに規模の大きい古物市場となっており、圧倒的な商品数を誇っている。
KOMEHYOオークション名古屋
KOMEHYOオークション名古屋はKOMEHYOが運営する古物市場だ。オークションで対象となる商品は、ブランド品の時計・ジュエリー・バッグなど様々なブランド品の出品を受け付けている。
KOMEHYOグループの特徴
KOMEHYOグループの特徴は、新しいオークションをモットーに、レストランで食事を楽しみながら、オークションができるサービスを提供していることだ。
また、国内の中古市場において、圧倒的な商品数と出品数を誇り、その数は業界トップクラスとなる。さらに、模造品を排除するため専門知識を持ったスタッフが一点一点全ての商品を検品し、最高級の査定を提供しているので、落札額も他のオークションより高価格の値段がつきやすいのが特徴だ。
オークション詳細
オークション会場は、愛知県名古屋市中区大須。オークション開催日は、前半と後半に分かれて、月6回開催される。
前半は毎月9日にジュエリー、10日に時計、11日にブランドバッグと専門オークションが開催され、後半も毎月24日に時計、24、25日にジュエリー、26日にブランドバッグが開催される。オークションはブランドオークションとアパレルオークションの2種類がある。
ブランドオークションでは出品商品のクオリティ維持のため、5,000円以上の商品のみが出品できるなど、高価な商品のオークションが行われている。アパレルオークションには規制がなく、高価な商品から一般的な商品まで幅広い商品が出品されている。
オークション参加に必要な費用
入会金は1人30,000円。下見料金は1,000円。オークション参加費は3,000円となっている。また、手数料などはオークションによって異なる。ブランドオークションでは、出品手数料が時計では3%。ジュエリー、バッグは5%。落札手数料は0%となっている。
一方のアパレルオークションでは、出品手数料が100円~1,000円の場合は80%、1,001円~2,000円は70%と最大5%まで手数料が少なくなっていく。落札手数料は、2万円以上で5%、1万円以上2万円未満で10%、1万円未満で15%となっている。
中央会
中央会は百貨総合卸、公認市場が運営する古物市場だ。
中央会の特徴
中央会は中部地区の公認市場で最大規模を誇る市場である。その他、全国各地から業者がオークションに参加をし、盛り上がりを見せると共に、多くの商品が高価格で落札されている。また、地金製品につき歩銭は1%から、グラム売り地金製品の歩銭は売り金額の1%から受け付けている。
さらに、集荷委託出品を無料で提供することや1品からの出品が可能となっている点が中央会オークションの特徴である。その為、遠くから荷物を持ってくるのが大変な方や1品だけでもオークションに出品させたいという方は中央会オークションを利用してみることをおススメする。
オークション詳細
オークションで対象となる商品は、ブランド品の貴金属や時計など様々な商品の出品を受け付けている。
オークション会場は名古屋市中川区小本本町。オークション開催日は、毎月6日・16日・26日の月3日。時間は10時30分からとなっている。オークションに参加する際は、いくつかの条件がある。売手の場合、質屋営業許可を持つ質屋を経営している人であること、そして古物営業許可を持つ古物商・リサイクル業者である人が対象となる。買手の場合、質屋営業許可を持つ質屋であり、中央会の会員に紹介されたことがある人を対象としている。
また、商品の郵送・宅急便の受付も常時行っている。しかしオークション当日のみ、受付時間が変更される場合があるので、事前確認が必要だ。中央会では本来のオークション以外にも参加業者との年3回のゴルフコンペティションや年に1回だけ遠出大会を開催している。
この遠出大会では、有名観光地のホテルや施設を利用して、そこでオークション行う。このオークションはいつもと違う環境の中でオークションを行う為、新鮮であり豪華なひと時を過ごすことができる。
いつもとちょっと違ったオークションに参加してみたいと思った方にはおススメする。また見学もできるので、一度行ってみるのもいいかもしれない。
道具のオークション
次に、家電や家具、工具など道具を商品として扱う古物市場をご紹介する。
名古屋クラウンオークション、エコサイト小牧オークション、JRCA名古屋オークションは扱う商品に大きな差はないが、開催地とかかる費用が異なるのでよく確認したうえで利用を検討してほしい。
名古屋クラウンオークション
名古屋クラウンオークションは愛知県内で最大級の出品点数を取り扱う古物市場だ。
名古屋クラウンオークションの特徴
名古屋クラウンオークションの対象となる商品は、家電や家具・業務用厨房機器・業務用品など様々な商品を受け付けている。
オークション詳細
オークション会場は、愛知県春日井市白山町。オークション開催日は、毎週水曜日。時間は10時から。
名古屋クラウンオークションの特徴は、県内最大の出品数を誇り、沢山の商品の中から欲しい品を選ぶ事が出来ること、多くの人が買取を行うので落札額が高くなることがあげられる。
オークション参加に必要な費用
入会金は1人20,000円。オークション参加費は2,000円となる。また、荷物の搬入ができる期間は木曜日から次週の火曜日。時間は10時から18時となっている。開催当日の搬入を行う際は、8時から9時の間で受け付けている。
オークションに参加する際は、古物許可証の取得、さらに既会員様の推薦・紹介が必要となる。しかし、営業担当者との面談をした上で、オークションに参加することも可能である。
エコサイト小牧オークション
エコサイト小牧オークションは家電・工具などを取り扱う古物市場だ。オークションの対象となる商品は、電化製品や家具、事務用品、工具類など様々な商品の出品を受け付けている。
エコサイト小牧オークションの特徴
エコサイトの特徴は、自社独自の仕入れルートを活用し、多種多様な商品の提供を行っていることだ。また店頭での買取や特定地域限定の中古品市場では扱っていない商品の販売・購入が可能となっている。
オークション詳細
オークション会場は、愛知県小牧市小松寺。オークション開催日は毎週金曜日。開催時間は10時から。
オークション参加に必要な費用
入会金は1人21,600円(税込)で、会費は1人1,836円(税込)となっている。駐車場は無料。また、エコサイトを利用する際は、会員登録が必要になる。会員登録には古物商許可証が必要となるので、事前の申請を行っておく必要がある。
JRCA名古屋オークション
JRCA名古屋オークションはJRCAが運営する古物市場だ。JRCAとは、一般社団法人ジャパン・リサイクル・アソシエーションという法人で、リサイクルなどをして環境や社会貢献などを行う事業団体のことだ。
JRCA名古屋オークションの特徴
オークションの対象となる商品は、スチール家具やオフィス家具、家電・スポーツ用品など様々な商品の出品を受け付けている。
名古屋オークションの特徴は、個人だけではなく、法人も参加するオークションとしても有名であることだ。買取関係の会社や一般の株式会社など法人の参加率は高い。
そういった点から落札額が通常のオークション会場よりも高くなる場合もある。
オークション詳細
オークション会場は愛知県愛西市西條町大池。オークション開催日は、毎週火曜日で、時間は10時から。
オークション参加に必要な費用
入会金は1人10,000円。オークション参加費は1,000円で、JRCA運営費は1,000円となっている。しかしオークションに参加する際、買主と売主で条件が異なる。買主はJRCAの会員が対象となり、商品を購入したい場合は、JRCAの会員にならなければいけない。
一方で売主は会員以外でも参加することができるが、その場合、古物商許可証の取得が必要となる。
自動車のオークション
最後に、自動車のオークションについてご紹介する。
NAA、愛知オートオークション、JU愛知はそれぞれ運営が日産、トヨタ、一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会といったしっかりとした基盤となっているため安心して取引することができるといえる。
NAA
NAAは日産自動車が運営するオートオークションである。
NAAの特徴
NAAは東京・名古屋・大阪・福岡に会場があり、名古屋会場は愛知県小牧市大字村中字向田にある。
オークション詳細
オークションの開催日は、毎週木曜日、時間は11時からとなっている。
名古屋会場の敷地面積は5,800坪で、これは東京ドーム4個分の広さを誇り、会場面積だけでも1,000坪ある。また出品数は約1,200台といわれている。さらにNAAでは、インターネットを利用したネットオークションも行っている。
ネットオークションは、実際に会場でオークションに参加できない際などにリアルタイムで参加することができるサービスだ。ネットオークションで入札を行う際は、毎週土曜の12時から開票を行っている。
オークション参加に必要な費用
NAAの入会金は、1人20,000円、年会費は、12,000円となる。またオークション参加時には古物商許可の取得が必要となる。
愛知オートオークション
愛知オートオークションはトヨタが運営するオートオークションである。
愛知オートオークションの特徴
愛知オートオークションの特徴は、インターネットオークションができる点だ。こちらも全国各地のオークションをリアルタイムで見ることができ、入札や落札もできるサービスがある。
オークション詳細
トヨタオートオークションは全国に会場があり、愛知オートオークションは、愛知県日進市浅田平子にある。
オークションの開催日は、毎週火曜日、時間は11時からとなっている。愛知会場では、出品車の数が多く、ワンオーナーやオークションデビューの自動車も数多く出品されている。
オークション参加に必要な費用
入会金は1人10,000円。その他、プランによって料金が変動する。またオークション参加時には古物商許可の取得が必要となる。
JU愛知
JU愛知は一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会が運営するオートオークションである。
JU愛知の特徴
JUグループの特徴は、中古自動車販売士という資格を持った専門のスタッフがオークションに向けた自動車の査定を行うことだ。その為、他の業者のオークションに出品するよりも高く落札されやすい。
オークション詳細
JU愛知の会場は、海部郡飛島村新政成字戌。オークション開催日は、毎週木曜日。
オークション参加に必要な費用
入会金は1人10,000円、基本料金は月額1,000円(12,000円/年)。入札料は1台300円からで、落札料は1台10,000円からとなる。

まとめ
今回、愛知の古物市場について、ブランド・アパレル、道具、自動車にスポットを当ててご紹介した。ただ売りに出すだけではなく、物の価値をきちんと理解したうえで高価格で買い取ってくれる業者を選びたい場合は、入会金等の費用はかかるが、安心して売り出すこともできるので一度検討してみてもいいかもしれない。