大掃除・引越しなどで不要になった物をゴミ箱に捨ててしまうことが多いのではないだろうか。しかし中古市場に出せばお金になるし、買い取ってほしいと考えている人も多いはず。
そこで今回は、横浜を中心とした古物市場を紹介する。どんな場所で何を売れば、高価格に買い取ってくれるのか。そして、その業者ではどんなサービスを行っているのか。詳しいことまで説明していく。ゴミに捨てるのは勿体無い。古物市場に出したいという人はぜひ参考にしてほしい。
yokohama night secen 横浜夜景 / Freebirds810
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ブランド・アパレルのオークション
オークションワイズアパレル古物市場
オークションワイズアパレル古物市場はブランドアパレルを中心とした古物市場だ。オークションの対象となる商品は、ブランドの衣料品・バッグ・帽子やブランド食器・アウトレット品など幅広い商品の受け付けを行っている。オークション会場は、神奈川県横浜市港北区新羽町。
オークションの特徴
オークションワイズアパレル古物市場では、ブランド中古市場とアパレル中古市場の2種類のオークションに分けられている。
ブランド中古市場
ブランド中古市場では、新品・中古の海外高級ブランドのバック・財布がメインとなる。他にも貴金属なども出品が可能だが、ほとんどがブランド品となっている。開催日は、毎月第1・3火曜日。開催時間は10時15分に受付が開始され、オークションは10時30分からスタートする。
オークションにかかる費用
参加費は1人3,000円(昼食付き)。入会金は30,000円となる。手数料は、売りと買いによって異なる。売りの場合は、一競り20,000円未満で3%、一競り20,000円以上で2%。買いでは、一競り60万円未満で8%、一競り60万円以上で5%だ。
アパレル中古市場
アパレル中古市場では、ブランド中古市場では取り扱われなかった新品・中古の衣料品・バッグなどアパレルや食器・貴金属などがメインとなる。開催日は毎週木曜日。開催時間は、10時15分に受付を開始し、10時30分よりオークションがスタートする。
オークションにかかる費用
参加費は1人2,000円(昼食付き)。入会金は不要である。手数料は、売りの場合、一競は10%。買いの場合、一律8%となっている。
Rsオークション
Rsオークションはブランド物を中心とし、2016年9月にスタートした新しい古物市場だ。オークションで対象となる商品は、ブランドバッグ・時計・貴金属・宝石などを受け付けている。オークション会場は、神奈川県横浜市西区高島・スカイビル27階。
オークションの特徴
Rsオークションの特徴は、全国の有力企業が一堂に参加すること。幅広い商品の出品や代行出品・匿名参加も可能であるところである。そして当日に出品を持ち込むことも可能である点だ。オークション開催日は、毎月第一水曜日と第三水曜日。開催時間は、9時30分から受け付けを開始し、10時からオークションがスタートする。
オークションにかかる費用
入会金は30,000円(見学の場合は入会金無し)。年会費は10,000円。オークション参加費は1人3,500円(昼食込)からとなる。また、オークション参加時には各都道府県の公安委員会が発行する古物商許可免許を取得している人のみとなるので、事前の申請が必要となる。手数料は、売りは3%。買いは2%となっている。
RKグローバルオークション
RKグローバルオークションは出来高15億円以上を誇る国内有数のブランド品オークションである。オークションで対象となる商品は、ブランド品のバッグ、財布、小物、時計などだ。会場は、神奈川県横浜市港北区新横浜。
オークションの特徴
RKグローバルオークションのオークションは、バッグ・宝石・時計とジャンル別にオークションが行われている。開催日は、バッグが毎月15日。宝石が毎月16日。時計が毎月17日の3日連続でオークションが開催される。
オークションにかかる費用
参加費は、年会費の10,800円、市場手数料の売主3%。さらに、下見参加費として、1人1,000円。本番参加費として1人2,000円かかる。
家電・道具のオークション
横浜タイガーデンオークションクラブ
横浜タイガーデンオークションクラブは家電・道具を中心とした古物市場だ。オークションで対象となる商品は、家電、家具、厨房機器など幅広い商品を受け付けている。オークション会場は、神奈川県横浜市瀬谷区北町。
オークションの特徴
横浜タイガーデンオークションクラブのオークションの開催日は、毎週火曜日。開催時間は、9時30分から受付を開始し、10時からオークションがスタートする。出品の搬入期間は、毎週水曜日から月曜日の10時から18時までとなっている。また当日の出品搬入は、8時から9時までとなっている。
オークションにかかる費用
参加費は、1人3,000円。登録費として30,000円となる。オークションへ参加する際は、各都道府県の公安委員会が発行する古物商許可証の取得が必要である。さらに、新規会員は、原則として既会員の推薦紹介が必要となる。手数料は、商品の売却分銭は10%、買分銭は、8%を徴収される。
SGオークション
SGオークションは市場+輸出を取り扱うワールドワイドな古物市場だ。オークションで対象となる商品は、道具類や美術品類など幅広い商品を受け付けている。
オークションの特徴
オークション会場は、横浜市鶴見区駒岡。開催日は、隔週水曜日。開催時間は、10時からスタートとなる。出品の搬入期間については、水曜日以外の毎日、10時から19時の間で受付を行っている。また搬出の場合は、原則として市場当日となる。また、オークション参加の際は、各都道府県の公安委員会発行の古物許可証取得が必要になる。さらに、SGオークションへの新規会員を行う際には、既会員の推薦紹介が必要となる。
オークションにかかる費用
登録費は初回のみで20,000円。オークション参加費は1人1,000円(別途駐車場代金・委託販売時は1社2,000円)。駐車料金は1車1,000円となっている。また買い歩は8%。売り歩は当日運営補佐ありの場合は0%で出品手数料は大物が500円、小物が200円となる。当日運営補佐なしの場合の売り歩は0%だが、出品手数料は大物が1,000円、小物が400円となる。
丸保古物市場
丸保古物市場は骨董や道具類が中心の古物市場だ。オークションで対象となる商品は、骨董や貴金属・カメラ・家具類など幅広い商品を受け付けている。オークション会場は、神奈川県横浜市南区共進町。
オークションの特徴
丸保古物市場のオークションの開催日は、3・8日がつく日にちの月6回(日曜・祝日は休会)。時間は13時からで、12時30分から売り順がクジ引きで決定される。出品の搬入期間は、9時~17時間の日曜日を除く平日で受け付けている。またオークション当日に搬入を行う場合は、9時より11時までとなっている。また、オークションに参加する条件として、各都道府県の公安委員会が発行する古物商許可証の取得が必要となる。
オークションにかかる費用
新規会員の登録費は5,000円。オークション当日の新規登録受付は11時までとなっている。オークション参加費は1人1,000円。専用駐車場は1日1,000円となっている。
自動車・バイクのオークション
トヨタオートオークション
トヨタオートオークションはトヨタが運営する日本初のオートオークションだ。会場は北海道から九州まで全国にあり、横浜会場は神奈川県横浜市中区南本牧にある。
横浜会場では、2014年にセリ参加用卓上端末がタッチパネル方式にリニューアルされ、セリ時間短縮、ヤードの利便性向上に向けて、セリ進行の4レーン化や立体式出品車ヤードの増設をした。その為、会場全体収容台数は4,500台を上回り、トヨタオートオークション最大となる。
オークションの特徴
トヨタオートオークションの特徴は、週に最大2万台以上がオークションに出され、高い成約率と質・量ともに業界トップレベルを誇っていること、さらにインターネットを利用したオークション「TC-webΣ」も行っていることだ。このサービスは、会場に足を運ばなくても、圧倒的なラインアップを比較・検討することができる。
開催日は、全国では毎週火曜日に開催しているが、横浜会場のみ毎週土曜日開催となる。出品搬入期間は、オークション開催前日(金曜日)の12時 から 開催当日の受付終了時まで可能である。
オークションにかかる費用
入会金は10,000円となる。オークション参加には、各都道府県の公安委員会が発行する古物商許可証の取得と、TC-webΣ入会申請書が必要となるので、事前の申請を行わなければいけない。
日産オートオークション東京
日産オートオークション東京は日産が運営するオートオークションだ。会場は、神奈川県横浜市鶴見区大黒町である。
オークションの特徴
日産オートオークションではインターネットを活用した応札システム「ナビネット」というサービスを提供している 。このサービスは簡単な操作で、買い取りたい自動車を見つけることができる検索機能や指値入札・ライブ応札機能を搭載し、インターネット環境されあれば、いつ・どこでも入札・落札が可能となるツールである。
仕事で会場に行けなくなってしまった場合も、リアルタイムでオークションの様子を見ることができるので、安心してオークションに参加することができる。また、オークション参加には各都道府県の公安委員会が発行する古物商許可証の取得と日産オートオークションの会員登録の申請が事前に必要になる。
オークションにかかる費用
開催日は毎週金曜。時間は10時から。入会費は20,000円。年会費は12,000円となっている。
JBA
JBAはジャパンバイクオークションが運営するバイクオークションだ。JBA横浜会場は、神奈川県横浜市鶴見区大黒町。この会場で出品されるバイクの台数は約1300台から1500台で、これは国内のバイクオークションでは最大規模を誇る。
オークションの特徴
JBAでは、インターネットを利用したWebサービスを提供し、JBA.netリアルネットオークションではリアルタイムにスマホやパソコン1台でオークションに参加することができる。その他にも実際にオークションに出されるバイクの下見や予約入札のサービスも利用することができる。
オークション開催日は、毎週金曜日。11時からオークションがスタートする。出品の搬入期間は、開催日の金曜を含めた全ての日にちで、午前10時から受け付けている。さらにオークション参加条件として、古物許可証を取得している人で、二輪車に関する業歴が1年以上の人を対象としている。
オークションにかかる費用
入会費は32,000円。またJBAでは、現車会員とWEB会員のどちらに入会する必要があり、月会費がかかる。現車会員は月4,800円、WEB会員は7,800円となる。
まとめ
今回は、横浜の古物市場について、ブランド・アパレル、家電・道具、自動車・バイクの3つのカテゴリからご紹介した。古物市場とは言っても、必ずしもすべての市場で同じように商品が売買されるとは限らない。
また、それぞれ業者ごとに特徴やオークションに参加する際の費用が異なるので、事前に調べたうえで自分に合った古物市場へ参加してほしい。