冷蔵庫や洗濯機、テレビや掃除機など、一般の家庭には数多くの家電製品があるが、いずれの家電製品も毎日利用されており、日々の生活になくてはならない必需品となっている。しかしどんなに性能がいい家電であっても、故障して寿命が尽きることで使えなくなる時期がくるのだ。
そのため買取業者やリサイクル業者を利用して家電を売却しようと考える方も多いのだが、その年数によっては家電が買取対象になるかどうか分からず、なかなか売却に進めない方もいるようだ。家電の年式は5年以内、7年~8年以内、10年以内という区切りで考えておくようにすると良い。この詳細は本記事を読み終えれば理解することができる。
今回は家電の買取期間や無料回収について詳しく解説しているので、これから家電を買取に出そうと考えている方はぜひ参考にしてみるといだろう。
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家電の分別と家電リサイクル法
基本的に大型家電は粗大ゴミとして、自治体ごとに定められた方法で分別されている。しかし、エアコンやテレビ、冷蔵庫や洗濯機・衣類乾燥機といった家電4品目は粗大ゴミに該当せず、家電リサイクル対象機器として家電リサイクル法に定められた方法で扱われるようになったのだ。
エアコンやテレビ、冷蔵庫や洗濯機といった家電はこれまで廃棄家電製品として、その約半分はそのまま埋め立てられていた。しかし鉄やアルミ、ガラスなど有用な資源が数多く含まれていたので、廃棄物最終処分場の容量が足りなくなってきたのだ。
そこで、廃棄物を減らしリサイクルする必要性が出てきたことから、平成13年に家電リサイクル法が制定される。廃棄物の適正な処理と資源の有効活用のため商品の再商品化を測ったのだ。
一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用をはかった。その結果、消費者は運搬費用とリサイクル費用を支払わなければならなくなったのである。
家電の買取
家電リサイクル法の施行により、不要になった家電を処分するためにお金を払う必要が出てきたのである。しかしその価格はけして安くないことから、お金を払ってリサイクルや粗大ゴミに出すよりもお得に家電製品を処分したいと考える人が多くなってきているた。
そこで家電を高く買い取ってくれる買取業者が対応し始め、今では数多くの業者が家電の買取に関してしのぎを削っているのである。
家電を買取してもらう
家電を処分するのはそう簡単ではない。自治体によっては粗大ゴミとして回収してもらえないケースがあることや、業者に処分を依頼すると高額な費用がかかる場合があるのだ。不要な家電は、専門の買取業者に家電を買取してもらうことをおすすめする。
買取の基準は5年
買取査定の際、最も買取業者が着目するのは家電の年式だ。製造から5年以上たっているものは買取をしてもらうのが難しいのである。家電の耐用年数というのはそれほど長くはなく、使用頻度によっても違ってくる。代表的な家電別の具体的な耐用年数は以下の通りだ。
- ・液晶テレビ:6~7年
- ・洗濯機:7~8年
- ・冷蔵庫:8~10年
- ・掃除機:7~8年
これ以上の年数が経った家電は比較的動きが鈍く、修理する必要も出てくる。その際は当然修理が必要になるので、買取業者も該当家電の買取にリスクに感じてしまうのである。家電ごとの耐用年数を総合的に判断し、一般的には製造から5年以内が家電を買取の際の基準とされている。
10年前の家電の回収
たとえ5年以上経っている家電だからと言って簡単に諦める必要はない。製品の状態や人気の度合いによっては5年以上の家電であっても買い取ってもらえる可能性がある。人気の高い製品や希少価値のあるレアな製品、もともと高額で販売されていた商品などは年数がある程度経っていても買取してもらえる可能性があるのだ。
さらに引越しキャンペーンと組み合わせることで無料回収するケースや、あるいはその家電に価値を見出し無料で回収してくれる業者も多数ある。10年以上前の家電だとしてもすぐに諦めず、まずは市場調査して実際に業者に問い合わせてみるといいだろう。
10年以上前でも売れるケースはあるのか
10年以上経過していてもルンバのロボット掃除機やダイソンの空気清浄機、扇風機、ヒーター、加湿器といった一部デザイン性の高い家電は人気が高く、状態が新品に近い状態であったり、未開封品であれば買取して貰うこともできる。また、冷蔵庫はそもそも寿命が長いので東芝や日立、Panasonicといった国産メーカーで状態が良ければ、査定額が付き、エアコンはダイキンなどの国産メーカーであれば査定額がつく場合もある。
無料回収業者に注意
買取を断られた家電を、回収業者に依頼して処分してもらう方法があるが、十分な注意が必要だ。無料で不要家電を処分する業者の中には、回収した後にさまざまな理由をつけて後から高額な料金を請求してくる業者があるのだ。
さらに受け取った家電を不法投棄する悪質な業者も存在する。自分が使っていた家電が法を犯す存在になるのは決して嬉しいものではない。無料回収業者を選ぶ際は事前にきちんとリサーチすることが大切なのだ。
おすすめ買取業者
家電を査定してもらう際、どの業者で査定してもらうのがいいのだろうか。事実、業者によって査定金額には幅があるので、間違った業者にお願いすると相場よりかなり低く買取される危険もあるので注意して欲しい。
ここでは、家電製品をできるだけ高く買い取ってくれるおすすめの買取業者をいくつか紹介する。どの買取業者も家電製品の買取実績のある経験豊富な業者なので、ぜひ参考にしているといいだろう。
家具・家電の処分はトレジャーファクトリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トレジャーファクトリーはこれまで幾度も家電を買い取った実績のある総合リサイクルショップである。店頭持ち込みや出張買取、宅配買取を用意しているので安心して査定してもらえるのだ。また引越しと買取の組み合わせにより引越し費用が安くなるプランもあるのでおすすめだ。
全国に100店舗以上あり東証一部上場しているトレジャーファクトリーであれば、スチールラックを高値で買い取ってくれることだろう。
東京・大阪以外の地方まで対応のブックオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブックオフは店頭や出張、宅配で買取をおこなっている大手の中古リサイクル業者だ。経験豊富なスタッフが一点一点丁寧に査定してくれて、店頭にある電子取引端末で手続きができるので時間がかからず簡単に査定金額が出るので安心だ。日本中に店舗があるので、買い取ってもらいたい家電があれば最寄りの店舗にお願いしてみるといいだろう。
ブランド品から家具、家電まで対応のリサイクルマート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合リサイクルショップ・リユースショップであるリサイクルマートは、日本全国に200店舗以上展開する大型買取専門店だ。出張買取から店頭買取、回収や片付けなど幅広く回収業務を展開している。これまで多数の家電買取実績があり、経験豊富な査定員が丁寧に査定してくれるのも、リサイクルマートの特徴なのだ。
壊れた家電も買取できるハードオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
自宅でも会社でも、電話一本で買取査定に来てくれるのが、リユースのリーディングカンパニーであるハードオフだ。ほかにも店頭買取や宅配もあり、もちろん大型家電も買取査定してくれる。運営会社であるハードオフコーポレーションは東証一部に上場している会社であることも、ハードオフを利用する安心材料なのだ。
宅配で家電を売るなら家電高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
家電高く売れるドットコムは、電話やWEBで概算の買取金額を事前に教えてくれる信頼できる買取業者だ。サイトには60秒で分かる簡単査定システムがあるので分かりやすく便利である。実績も豊富にあり経験豊富な査定員が在籍しているので、安心して任せることができる業者なのだ。
家電を売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。 「ヒカカク!」は楽に高く売りたい時、様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
上記では家電を高く売れる業者を紹介してきた。できるならば複数の業者に査定依頼を出して、相見積もりをしてほしい。そうすることで確実に高値で売ることができるからだ。
ただし上記のように相見積もりをおこなう場合、時間や手間がかかる。多忙な方にとってはあまり合わない方法だ。なんとかして効率よく家電を高価買取してもらうことはできないものか。
「ヒカカク!」ならそんなお悩みも解決できる。こちらから、無料で複数の買取業者に一括査定依頼が可能だ。家電の買取を考えている人はぜひ利用してみてほしい。
高く買取してもらう方法
家電は消耗品であることから、せっかくの人気商品であっても年数によって査定額が低くなる危険があるので注意が必要だ。ここでは家電製品をできる限り高く査定してもらえるポイントについて紹介する。
日頃から手入れする
家電製品は日常品であることから、毎日の手入れが大切だ。ほこりや湿気はサビの原因になり、サビがあると査定金額も下がってしまうのだ。日頃からできる限り丁寧に取扱い、こまめに掃除することが高額査定のポイントである。
付属品をつける
買取の際にはできるだけ付属品もそろえておくことがポイントだ。家電製品ごとにさまざまな付属品がついているが、普段使わないものは捨ててしまう危険性がある。しかしきちんと保管して一緒に査定に出すと買取金額が高くなる傾向にあるのだ。付属品は紛失することなくきちんと管理して、一緒に査定に出すといいだろう。
汚れを取る
長年利用していた家電製品は大量のほこりをかぶっている場合や、大きな汚れがついて汚くなっている場合がある。査定に出す際は隅々までチェックして、表面の汚れだけでなく内側も綺麗に拭き取りできる限り新品に近い状態で査定に出すことが望ましい<。
まとめて査定に出す
家電製品の買取や引取を依頼するタイミングは、買い替えにともなう下取りや引越しといった限られた場合になるだろう。その際に家電製品を一つだけ依頼するのではなく、手元にある家電製品をまとめて査定に出すといいだろう。
買取業者としてはできるだけ状態のいい家電を多数仕入れておきたい本音がある。複数買取は買取にかかるコストを抑えられることから、査定金額が高くなるのだ。
レンタルという手もある
最近は家電レンタルサービスがあり、このサービスを利用する人が増えている。主に就職や進学をきっかけに1人暮らしを始める人が利用する割合が多いようだ。新生活を始める際、家電をまとめて購入すると結構な金額がかかってしまう。
しかし、レンタルサービスを利用すれば、余計な出費を抑えることができ、本当に必要な家電のみを徐々に買いそろえて行けばいいので効率的なのだ。さらに次の引越しの際に家電を処分する必要がなく、レンタル会社に返品するだけなので経済的にもお得だ。一人暮らしの方や頻繁に転勤を繰り返す方は、家電のレンタルサービスを検討してもいいだろう。
まとめ
引越しや転勤、新生活など、人生の中で家電を買い換える場面は誰にでも何度か訪れるものだ。しかし家電を処分することはそう簡単なことではなく、粗大ゴミの処分システムや家電リサイクル法の影響もあり、家電一つ処分するにしても経済的な負担が発生するのだ。
しかし近年の家電の買取業界やリサイクル業界の発展はめざましいものがあり、多くの買取業者が独自のサービスを打ち立てしのぎを削っている。しっかりとポイントを抑えた上で査定してもらえば比較的高値で買い取ってくれるケースもあるので、家電を処分する際に利用しない手はない。
今回紹介した内容を参考にして、もし家電を処分する場面が訪れた際はぜひ買取査定を依頼してみてはいかがだろうか。




家電とは
家電の正式名称は「家庭用電気機械器具」である。家電機器や家電製品、あるいは家電と呼ばれ、ほとんどの家庭で利用されている。一般的は大型の家電量販店で販売されており、最新モデルから旧型モデルまでさまざまなタイプの商品が複数のメーカーによって生産され販売されている。
家電製品は常に私たちの生活に密着したなくてはならない存在として日常に溶け込んでいるのである。
家電の歴史
家電は私たちの生活の中に溶け込んでおり、経済の発展に伴い家電に対する人々の意識が少しずつ変わっていった変遷がある。特にここ数年の家電製品の真価は目覚ましく、家電量販店に行けばその度に新しい機能がついた新製品が続々登場しているのだ。ここでは家電製品の歴史について簡単に解説する。
1800年代
1894年に日本で初めて扇風機が完成する。さらに対象時代に入り日本で初めてのラジオ受信機が発売され、あっという間に売れることになる。1930年には電気洗濯機や電気冷蔵庫が完成し、まさにこの時代は家電製品の黎明期と言えるのだ。
戦後〜1950年代
「三種の神器」と呼ばれる電気洗濯機や電気冷蔵庫、白黒テレビが誕生する。神武景気とも言われた高度経済成長期の始まりとともに、家電がお金持ちのための高級品から庶民の生活必需品へと変わっていったのだ。
1950〜1960年代
家電の大衆化が進み、カラーテレビやホームクーラーが発売される。東京オリンピックを見るためにカラーテレビが爆発的に売れた時代でもある。
1960〜1980年代
若者やニューファミリーなど新しいライフスタイルの台頭とともに、ビデオデッキやウォークマンなど家電が電子化を始めた時代だ。さらに環境問題へ意識がシフトし始め、省エネ商品が登場した時代である。
1980〜1990年代
第一次コンピューターブームが起こり、家電が高級化大型化する反面、核家族化の影響もあり電話やパソコンなどのパーソナル家電が登場する。
2000年代
携帯電話やビデオカメラといった日常に密着した商品や、さらにインターネットの台頭によるスマートフォンなど情報化されたIT関連商品が急速に普及する。最近はミニマリストという言葉が登場し、大きな荷物を持たずできる限り最小限の荷物だけで生活をする若者が増えているのが特徴的である。
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