引っ越しや買い替えなど、現在使用している家庭用エアコンが不要になった場合は、どのように処分すると考えているだろうか。買取業者で売却できなかった場合は自治体や不用品回収業者に依頼して引き取ってもらうという選択肢が浮かぶはずだ。しかし、家庭用エアコンはスクラップとして買い取ってもらえる場合もあるということをご存知だろうか。
今回は、家庭用エアコンの買取をおこなっている業者別の買取価格の紹介と、買取業者で売却できなかった場合の処分方法について紹介する。是非とも参考にしていただき、できるだけお金をかけずに不要な家庭用エアコンを処分していただきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
家庭用エアコンの概要
家庭用エアコンは主に家庭での使用に用いられるエアコンのことだ。業務用エアコンとの大きな違いは冷房としての性能が挙げられる。家庭用エアコンであれば部屋の間取りを冷やすだけの性能を持っていれば事足りるが、業務用エアコンの場合はそうはいかない。
業務用エアコンは店舗やオフィス、工場など人が集まる広い場所で用いられることが多いため、広い空間を冷却するだけの性能を持ち合わせている必要がある。現代ではほとんどの家庭、お店や職場などで導入されており、今やエアコンの存在は必要不可欠であると言えるだろう。
家庭用エアコンにも間取りに応じたサイズや種類が存在し、多くのメーカーから販売されている。例えば窓用エアコンは通常のエアコンのような工事をおこなう必要がなく、リーズナブルな価格で簡単に設置できるため、最近ではとても需要が高い。
しかしながら、窓用エアコンは冷房としての性能が通常のエアコンよりも低い割に電気代が高いというデメリットが存在する。エアコンに性能を求めるのであれば、通常の家庭用エアコンでなおかつ人気メーカーの製品を購入すれば間違いないだろう。家庭用エアコンの人気メーカーをまとめてみたのでご覧いただきたい。
パナソニック
パナソニックは1935年に設立された国内屈指の大手電機メーカーだ。その人気は日本だけに留まらず、世界中からも高い評価を得ている。Eoliaシリーズは1988年に登場してから現在に至るまでの長い間、多くの人に指示されているエアコンだ。ほかにもカメラや家電など多くの製品を販売している。
三菱電機
三菱電機は三菱グループの企業であり、日本における大手電機メーカーとして知られている。設立は1921年と約100年の長い歴史を誇る企業だ。三菱電機から発売されている霧ヶ峰シリーズは家庭用エアコンとして性能・コストパフォーマンスに優れた人気のシリーズとなっている。
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シャープ
シャープは1935年に設立された電機メーカーだ。液晶テレビのイメージが強いがイオン効果を発生させるプラズマクラスターはシャープが誇る特有の技術として知られている。プラズマクラスターはエアコンにも導入され、現在もプラズマクラスターのエアコンを看板商品として売り出している。
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富士通ゼネラル
富士通ゼネラルは1936年に設立された電子機器の販売をおこなっている電機メーカーだ。富士通グループの会社としてプラズマテレビを販売していたのは今も記憶に新しい。今はエアコンに力を入れており、起動が早くコンパクトで使いやすいエアコンが人気を集めている。
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コロナ
コロナは1950年に設立された暖房機器メーカーだ。コロナのストーブは誰もが1度は目にしたことがあるはずだ。ほかにも給湯器のエコキュートなどはコロナで人気の商品として数えられるだろう。エアコンは暖房機能を備えたWシリーズや窓用エアコンが人気だ。

ダイキン
ダイキンは主に空調機器の生産、販売をおこなっているメーカーで、設立は1957年と今回紹介するメーカーの中ではもっとも若い企業となる。ダイキンのエアコンは冷暖房機能を持ち、加湿効果を兼ね備えたうるさら7が人気だ。AIを導入したこと自動運転をおこない、快適な空間を維持してくれる。
家庭用エアコンの処分方法は?
家庭用エアコンを処分する場合は、処分するためのリサイクル費用が発生してしまうケースが多い。処分理由は新しいエアコンの買い替えや引っ越しなどさまざまだろう。何かとお金がかかるタイミングなだけに、できるだけお金をかけずに処分したいところだ。
自治体は各地方ごとにリサイクル収集サービスをおこなっていることが多い。リサイクルをおこなう窓口の名前は地域によって異なるため、利用する際は各自で検索をおこなっていただきたい。リサイクル料金のほかに別途取り外し料金が発生する場合があるため、依頼前に確認が必要だ。
また、家電量販店に依頼することでもエアコンを処分することが可能だ。ただし、エアコンの処分のみを依頼することは難しく、新しいエアコンの購入と引き換えに処分してもらえるケースが多い。取り外しまでおこなってもらえるが、下取りではないため取り外し費用やリサイクル料金は別途支払う必要がある。
ほかには不用品回収業者に依頼することでも処分することができるだろう。不用品回収業者の場合は持ち込みでの回収もおこなっているため、リサイクル料金だけで済ませることができるが、エアコンは大きいため持ち運びが難しく、結局リサイクル料金自体は発生してしまう。
家庭用エアコンの買取について
上記で紹介した処分方法では、いずれも処分するのに料金が発生してしまう。お金をかけずにエアコンを処分するほかの方法として浮かぶのは、無料の引き取りやエアコンの売却、スクラップとして売却するなどの方法が考えられるだろう。そこで、家庭用エアコンの買取について以下にまとめてみた。
家庭用エアコンは売却できる?
家庭用エアコンの売却について調査をおこなったところ、買取業者に依頼すればエアコンを買い取ってもらえる場合があるということがわかった。しかしながら、あまりに古い家庭用エアコンの場合は買取できないケースも少なくないようだ。買取の可否については後ほど紹介する買取業者で査定を依頼してみることで確認できるだろう。
スクラップとして売却できる?
主に業務用エアコンが中心となっているようだが、スクラップとしてエアコンの買取をおこなっている業者もある。せっかくならばお金を支払うのではなく、お金を受け取って処分をしたいはずだ。場合によっては家庭用エアコンも売却できる可能性があるため、1度連絡してみると良いだろう。
家庭用エアコンをスクラップにしてから売却する理由
エアコンの部品にはアルミニウムなどの金属が使用されている。スクラップにすることで、中の部品を金属屑として買い取る仕組みだ。買取業者が買い取ったあとに再販するのではなく、スクラップにしてしまうケースも多い。
家庭用エアコンの場合は業務用エアコンより部品が少なく、売却はできずとも無料で引き取ってもらえることもあるようだ。
家庭用エアコンの業者別買取価格
エアコンは種類によって部品の材料や量が異なるため、家庭用エアコンの買取価格を公開しているスクラップ業者を見つけることはできなかった。そこで、家庭用エアコンの買取をおこなっている買取業者をピックアップし、価格をまとめてみた。
まずはピックアップした買取業者で手元にある家庭用エアコンが買取可能かどうか査定を依頼してみると良いだろう。もし買取が難しいという場合には、スクラップ業者に連絡をすることで売却、もしくは無料での引き取りをおこなってもらえる可能性がある。
トレジャーファクトリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トレジャーファクトリーは総合リサイクルショップとしてさまざまな商品の買取をおこなっている業者だ。家具、家電、アウトドア用品、ホビー用品、雑貨などジャンルが非常に幅広い。もちろん家庭用エアコンの買取もおこなっている。
トレジャーファクトリーでは買取価格が公開されていなかったが、エアコンの取り外しを無料でおこなうことができるため、依頼する価値は十分にあると言えるだろう。豊富な商品を取り扱っているだけあり、エアコンと同時にほかの商品を売却することもできるため、引っ越しなど不用品が増えるタイミングでの利用には特におすすめだ。
現在はエアコンの買取強化期間中で、買取価格にも大きな期待が寄せられる。これまでに25万人以上がエアコンの買取をおこなっているなど評判も良好だ。条件として製造から5年以内のエアコンのみの買取になっているという点だけ注意していただきたい。
家電高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
家電高く売れるドットコムはエアコンはじめ主に液晶テレビや洗濯機、ガスコンロ、、電子レンジ、冷蔵庫、パソコンなどさまざまな家電の買取をおこなっている業者だ。取り扱っている品数が多いだけでなく、いずれも高水準の価格での買取になっていることが確認できた。
- ・コロナ 窓用エアコン 冷房専用…10,000円
- ・トヨトミ 窓用簡易型エアコン TIW-A160G大型…13,000円
- ・ダイキンFシリーズ ルームエアコン…15,000円
- ・パナソニック CS-GX568C2 エアコンインバーター…20,000円
上記のリストからもおわかりいただける通り、家庭用エアコンだけでなく、窓用エアコンの買取もおこなわれている。エアコンは取り外し作業が難しく、別途料金が発生する場合もあるが、家電高く売れるドットコムでは全国対応の出張買取で無料取り外しサービスをおこなっている。
エアコンの状態や設置状況により買取や取り外しができない場合もあるため、買取を依頼する前に1度問い合わせて確認すると良いだろう。エアコンはそのサイズから送料が高くなりがちだが、宅配買取の場合も無料で利用することができる。
エアコン買取王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エアコン買取王は家庭用エアコンや業務用エアコンなど、エアコン全般の買取をおこなっている買取業者だ。他店より1円でも安ければ相談することにより、他店より高額で買い取ってもらえる場合がある。買取実績が多く、主に大手メーカーのエアコンの買取価格が公開されていた。家庭用エアコンの買い取り価格は以下の通りだ。
- ・パナソニック 2016年式 家庭用エアコン6畳2.2kW…15,500円
- ・ダイキン2017年式 家庭用エアコン10畳2.8kW…19,000円
- ・東芝2015年式 家庭用エアコン12畳3.6kW…42,000円
上記の結果から査定価格は対応する間取りと年式によって判断されているようだ。メーカー問わず同じ間取り、同じ年式であればほぼ同額の買取になると考えられるだろう。ほかにも複数台単位で買取がおこなわれたエアコンの買取価格を多数確認することができた。
エアコン買取王では出張買取・LINE買取・宅配買取・店頭買取の4種類の買取方法を選ぶことができるが、出張買取はエアコンの依頼が殺到していることにより対応エリアが制限されている。普段は全国対応となっているため、いずれ全国で買取が再開されることだろう。宅配買取であれば全国どこからでも利用することができる。
メルカリ・ヤフオク
家庭用エアコンの売却方法として、メルカリやヤフオクでの出品も視野に入れていただきたい。家庭用エアコンが多数出品されており、買取業者よりも高額で売却できるメリットがある。デメリットは取り外しから発送までを自分でおこなわなければいけないという点だろうか。
家庭用エアコンの売却のコツ
家庭用エアコンを売却するコツとして、不要になった段階で早めに売却することが大切だ。トレジャーファクトリーで製造から5年以内という条件があったように、ほかの買取業者でも年式を指定していることは少なくない。使用しないのであればすぐに売却するよう心がけてほしい。
また、年式が古くエアコン買取業者で買い取ってもらうことができなかったとしても、スクラップ業者で買取をおこなってもらえる場合がある。とにかく売却したいというのであれば、買取業者でダメだったからと諦めてしまうのではなく、スクラップ業者に連絡することをおすすめする。
まとめ
今回は家庭用エアコンの買取について紹介した。家庭用エアコンとしてそのまま買い取ってもらえる場合、スクラップとして買い取ってもらえる場合、お金を払って処分する場合の3つのパターンがあることがわかった。
製造5年以内であれば買い取ってもらうことができるため、不要になったら早めに買取業者に依頼し、買取不可の場合はスクラップ業者に連絡してスクラップとして買い取ってもらうと良いだろう。スクラップの買取価格は明らかにならなかったが、リサイクル料金を支払うよりもお得にエアコンを処分することができるはずだ。
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