ローンの審査要件は?支払遅れが無くても審査が落ちるケースとは?
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2018/12/30
ローンの審査要件は、金融機関によって異なり、統一されているわけではありません。しかし、審査に通らないことは非常に多く、金融事故などの問題がなくても審査を通過することが難しいこともあります。 審査の要件として考えられるのは、年齢や勤続年数、収入などが挙げられます。特に年収にいたっては、毎月まとまった金額を得ていれば、問題ないというわけではなく、年収が400万以上などの要件を満たしている必要があります。 加えて言えば、審査が通りにくい通りやすいの違いは、ローンを申し込んだときの金額によって異なります。例えば、年収300万円の勤続年数3年、金融事故なしという条件であっても、10万円の借入と100万円の借入では難易度が異なります。 また、借入の金額が高く利率が低いローンを組もうとする場合、審査条件のハードルは非常に高くなります。フリーローンやカードローンなどの審査を申し込みやすい金融商品であっても、借入の金額から審査の難易度をある程度想定しなければなりません。 そして、審査を行う場合、何よりも重要となるのは、信用情報機関に登録されている信用情報です。信用情報には、氏名から住所、どの金融機関から借り入れを行っているのかなど詳細なデータが保存されています。また、普段の生活における料金支払いや税金の支払いなども信用情報機関が一括して管理しているという状況です。 その上で、信用情報機関においても自己破産などの債務整理を行った場合は、記録されることになり、最長で10年以上その記録が残り続けることになります。また、金融事故として信用情報機関に記録される場合は、異動などと記載され3つある信用情報機関すべてに共有されることから、借入を行うことが非常に難しいと言えるでしょう。 ちなみに、稀なケースであるものの、金融事故を起こしていなくても信用情報がない、スーパーホワイトと呼ばれる状態である場合も審査に通りにくいです。スーパーホワイトは、信用情報が残るような取引をしてこなかったという状態です。信用情報が残っていないということは金融事故を起こし、時効を迎えたものと同一に見えるため、判断が付きにくく、審査に通らないということが起こり得ます。 審査を受けるにあたっては、クレジットカード等のカードは極力余分に所持しないようにしましょう。例えば、クレジット枠が100万円、キャッシング枠が50万円のクレジットカードを保有しつつ、200万円のローンに申し込む場合、クレジット枠とキャッシング枠の多さから審査に影響を及ぼす可能性は非常に高いと言えるでしょう。なぜなら、満額利用していると仮定して審査を行うからです。そのため、なるべく借り入れ可能なカードや借入件数は少なくしましょう。 ・働き方も重要な判断要素 近年では、働き方の多様化によって必ずしも企業に頼らない働き方を行っている人々が多数存在します。俗に言うフリーランスと呼ばれる場合、収入の証明ができなければ、審査に通ることは難しいでしょう。 アルバイトやパートよりも総合して年収が高いとしても、フリーランスの場合は、業務委託であることも多いため雇用形態としては何にも属さないということになります。 そのため、例えば大企業勤めで年収400万円、勤続年数3年の方とフリーランスで年収400万円・独立してから3年では、審査内容は変わってくる可能性があります。 審査の条件は、申し込む金額及び勤続年数、企業の規模、年収などによって判断されることになります。もし急いでローンを組みたい場合などは、自分の当てはまる条件をある程度想定して申し込むことが重要と言えるでしょう。

2019/01/19
ひとくちにローンと言っても、 ・起業など、仕事の上でのローン ・住宅ローン ・その他何か大きい買い物をするときのローン とさまざまなものがあり、質問者様がどういうローンを組みたいのかによって話は変わってきます。 質問者様はいまだに支払いにおくれたことは無い、という前提条件で話すと、 上述したような要素と、 ・年齢 ・年収 ・預金と担保 ・職種(正社員かどうか、この先収入が増加するみこみがあるかなど) ・家族構成(扶養家族がいるか、親族に返せるあてのある人がいるかなど) ・健康状態 あたりが審査の際の重要な情報になります。いわゆる質問様が ・「お金をどれくらい借りて、そのお金で何をするのか」 そして ・「お金を現在どれくらい持っていたり稼いだりしていて、きちんと返済できるのか」 というふたつの要素を、天秤にかけた上で審査をおこなうことになります。 ローンを組んでくれる会社は、当然返って来る見込みの無いお金を貸してはくれません。 一般的に、消費者金融などのカードローンでは、他の会社での借入状況を含め「年収の三分の一」以上のお金を新たに借りるのは難しいです。 住宅ローンの場合ですと、借入時の年齢と、完済時の年齢、身の丈にあった借入額かどうかなどが大きく審査に関わります。 なので質問者様の現状と、借りる額と使い道をいちど考えてみると良いかもしれませんね。

2019/01/12
ローンの審査要件は、各金融会社によって異なるので、これが全てですとは言えないのですが、おおよそ共通するポイントがあるので、それをお伝えします。 ・個人情報 身元はしっかりしているのか、これはローンに関係なく仕事をする上でも必要になります。 ・勤務先情報 収入 お金を貸す側としては、利子を含めて返済をしてもらうことが第一です。そのため、貸借者の収入源がはっきりしえいないことにはどうにもなりません。また、収入状況もポイントです。極端な話、50万を貸して、収入が15万であれば、返済が滞る可能性があるので、借り入れ額と収入額の比率は重要です。 雇用形態 正社員、アルバイトなどよによっても大きく変わります。 正社員の場合は、毎月固定で収入があることが多いので基準には大きく満たすことになります、一方のアルバイトでは、月によって変わってくるのでコンスタントに支払いできない可能性があります。 勤続年数 安定して、収入があるのかどうかがポイントなので勤続年数が短い、転々としている場合などは、基準を満たしていないと判断されることもあります。 審査が比較的やさしいというのは、この基準の数値が低いということが考えられます。

2019/01/04
ローンを契約する際は条件をクリアしていても融資できるのかどうか不安ですよね。「ローン」と一口に言っても、住宅ローンやフリーローンなど種類がたくさんありますし、携帯やスマホの分割払いもローンに含まれるため、それぞれ審査の特徴が異なっています。しかし審査に関して共通していることもあるので説明させて頂きますね。 審査では主に「仕事」と「信用情報」から返済能力の有無や信用していい人かどうかを判断されます。機関によって、下で説明する項目をどれほど重視するかは異なっていますが、いずれも審査において重要な情報となっています。 【仕事】 ①年収 ローンの種類によって「安定した収入」とだけ提示していることもあれば、申し込みの条件として「年収300万円以上」などと定めていることもあります。「安定した収入」と表記されている場合、具体的な年収を条件としているローンよりも審査がやさしめで、パートやアルバイトの人でも通過しやすい傾向があります。 ②雇用形態・職種 たとえ年収が同じだとしても、正社員や公務員など安定した仕事に就いている人は派遣社員やアルバイトよりも審査に通過しやすいです。アルバイトだとどうしても正社員より年収が低くなってしまうので、年収の面で審査に落ちてしまうことがあります。職種も重要で、年収が高くても水商売のようにすぐ辞めてしまう可能性が高い職業は不利となります。 ③勤続年数 勤続年数が1年以上でないと辞めてしまう恐れがあるため、安定した仕事に就いていると判断されないことが多いです。大企業に就職していたとしても勤続年数が1年以下であれば不利となることがあるのに対し、パートやアルバイトでも勤続年数が長ければ、この先も安定した収入を得られると判断され有利になることがあります。 【信用情報】 信用情報機関には、本人の氏名や住所など基本情報、契約の申し込み、支払状況、過去の借り入れ、延滞・代位弁済・債務整理など事故情報が登録されています。新しくローンを組むとき、この信用情報を基に審査が行われます。質問者様は延滞されたことがないようですが、金融事故を起こしたことがなくても審査に落ちてしまう場合があります。 ①他社からのローンを複数契約している ローンの契約数が多いほどお金に困っていると判断され、審査に通過しづらくなってしまいます。消費者金融カードローンの場合、貸金業法で定められた総量規制という決まりによって、年収の3分の1を超える金額は借り入れ不可能です。そのため、他社で借りている金額の合計が年収の3分の1を超えれば、新たにローンを組むことはできません。銀行は総量規制対象外ですが、いくらでも借りられるわけではなく、年収の半分くらいが上限となっています。 ②短期間で複数の申し込みをする 大きなお金が急に必要となったとき、審査に落ちてしまうことを想定して複数のローンに申し込んでしまう場合があるかもしれません。しかし、契約に至らない場合も申し込んだ記録は信用情報に登録されています。短期間で複数の申し込みをすれば、それだけお金に困っていると判断され、審査に落ちやすくなってしまいます。申し込みの記録は半年後に消えるので、半年後に1つの業者だけに申し込んでください。 ③携帯分割払いや奨学金返済の延滞に注意 延滞したことがないと思っている方の中でも、実際は信用情報に延滞の記録が残っていることがあります。そのような方に多いのが、携帯分割払いや奨学金返済の延滞です。携帯分割払いは1回の延滞で登録され、奨学金返済は3回の延滞で登録されてしまいます。もしご自分の信用情報が気になるようでしたら、情報開示が可能なので確認してみてください。 ④スーパーホワイトも不利になることがある クレジットカードやローンの記録が信用情報に一切ない人をスーパーホワイトと言います。それまで全て買い物を現金で支払ってきたほどの経済力があるということは審査においてプラスにはたらきますが、裏を返せば情報が何もないので審査ができず、信用していい人かどうかを判断できないということにもなります。審査を通過するためにクレジットカードくらいは作っておいたほうがいいでしょう。

2019/01/03
ローンの審査は、金融機関や業者によって千差万別です。そのため、『A社では駄目だったけどB社では審査が通った』ということが起こる訳です。業者ごとにどのような審査を行っているかなどは明かしていません。なので今回は、一般的に審査される可能性が高い部分について簡単に解説します。 まず、審査を行う前に簡単な仮審査のようなものが行われます。この仮審査とは『申し込みに入力した情報を基に、そもそもお金を貸す条件を満たしているのか』という部分を見ます。現在であれば、コンピューターが判断してくれることが多いので、結果も早く出るでしょう。 ◇一般的な入力項目 申込者本人についての項目 ・氏名 ・生年月日 ・性別 ・電話番号 ・固定電話の有無 ・メールアドレス ・運転免許証の有無 住居や家族についての項目 ・自宅住所 ・持ち家か賃貸か ・子どもの有無 勤務先についての項目 ・勤務先名 ・勤務先住所 ・勤務先電話番号 ・勤務先の規模 ・入社時期 ・雇用形態 ・役職 ・年収 その他 ・保険証の種類 ・他社での借入金額 ・希望借入額 以上のことを記入することが多いです。これらの情報を基に、条件を満たしているかをまず見極めます。そのため、ここの情報は確実なものを入力しましょう。嘘を書いたとしても最終的にはバレてしまうものです。のちの印象にも繋がるのでやめましょう。カードローンの場合、申し込み時点で満20歳以上であることが条件であることも多いので注意してください。 ・本審査について 申し込み時点で仮審査に通った場合、主に審査担当者が行う本審査に入ります。本審査で注目される点としては、『申し込み内容が真実であるか』と『返済能力があるのかどうか』と『信用情報機関へ登録されているかどうか』です。 ・申し込み内容の真偽 氏名、住所などが本当に合っているのかを確認します。そのために、確認書類として免許証や住民票のコピーなどが必要になります。本人に関する情報が本当のものだと分かると、最も審査に響くであろう勤務先についてです。 勤務先を確認するのにはいくつかの理由があります。まず、本当に働いているかということです。働いていなければ虚偽の情報を書いたことになりますし、支払い能力が分からないので審査に通ることはありません。バイトでもパートでも審査は受けれるので、嘘を付かずに記入しましょう。 そして、もし返済が滞った場合などに仕事場に連絡することがあります。最初の場合であれば、携帯電話や手紙形式で督促が来ると思います。しかし、それを無視していると仕事場に直接確認の電話がいくことがあります。在籍していない人に電話を掛ける訳にもいかないので、ここでしっかりと確認するのです。 因みに、在籍確認として審査の時点で自分の会社に連絡がいく場合があります。ただし、銀行や業者の名前を出すことはありません。ほとんどの場合が、個人の名前で電話してくれるので、ローンのことがバレることはほとんどないでしょう。このような情報の真偽を確かめることが、審査の第一歩になります。 ・返済能力があるかどうか これは、しっかりと会社に勤めているのか、記入した毎月の給料で設定した金額で返済していけるのか、ボーナスの有無などから返済していけるのかを確認します。勤め始めて日が浅かったり、自分の見合った以上の借入を希望しなければ、基本的に問題はありません。 ・信用情報機関への登録 信用情報機関とは、クレジットカードやローン利用者の申し込み、契約内容、延滞などの情報を集めている機関の名称です。現在の日本には全国銀行個人信用情報センター(KSC)、シーアイシー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)という3つの信用情報機関があります。それぞれの信用情報機関に加盟している業者からの照会に応じて、信用情報を提供しています。 この機関に『延滞履歴あり』や『返済能力がない』などの情報がある場合、ほとんどの確率で借りることは出来ません。いわゆる、ブラックリストに入っている状態になります。しかし、延滞履歴が1ヶ月だけであったり、完済後一定の期間が経てば情報は消されるので、借りれるようになります。 質問者様は延滞したことがないということなので、信用情報に関しては問題ないと思われます。それでも落ちる場合ですと、借りたい金額が大きい、勤め先に入社して間もないなどの理由が考えられます。一度検討してみてください。

2018/12/30
ローンを申し込むと まず申し込み情報が登録されます。 金融機関はどういった点にフォーカスしてローン審査をしているのか ポイントをまとめてご紹介します。 ・ローン額によっては 勤務先の会社の規模を見る場合があり、やはり規模が大きいと有利に働く事があります。 ・正社員の方が通りやすいですが、最近では勤続年数が長いと派遣や契約社員でも問題なくローンが組める傾向にあるようです。 ・勤続年数は長い方が信用が高くなり、有利になります。 ・やはり年収はテッパンです。ローンの種類によって通る通らないの年収はまちまちですが、「この収入でこのローン額を返済できるか」というバランスを見られます。 ・健康状態も重要です。ローンの種類によっては生命保険の加入などが必要な場合があります。 ・転職してから日が浅い、自営をはじめてからまだ日が浅い、などは不利になります。 ・借り入れ件数が多いほど審査は通りにくくなります。借り入れ件数が多いとその分借金も多いだろうと思われ、組もうとしているローンの返済ができるのか?となるからです。 ・特定の職種はローン審査に通らない事があります 質問者様は過去に支払いの遅延はないとの事ですので、もし今後ローンを申し込んだ時に通らない場合は上記に当てはまる可能性があります。 しかし上記で記載したものに一つでも当てはまっていると 必ずしもローン審査に落ちるという訳ではありません。 最近よく耳にするのは「滞納がないのにローンが組めない」という人のケースで、実は借り入れ件数が多くある、という事です。 もし借り入れ件数が多いなら、少しでも減らしてから申し込まれることをお勧め致します。 もう一つ目から鱗なのが「今持っている、ショッピング利用のために作ったクレジットカードにキャッシング枠がついている」という事です。 これは実際は借りていなくても、借り入れをしているように見られてしまいます。 クレカの複数持ちをしている人が多いですが、ローン申し込みをお考えならば不要なクレカは解約した方がいいでしょう。 クレカの解約をするだけで 100万円くらい借り入れ額が増えるケースも十分考えられるからです。

2018/12/29
金融機関でローンの審査を業務の一つをして経験しましたので、その経験からお答えさせていただきます。 支払い遅れ、いわゆる滞納がなくても審査に落ちるケースは、大きく分けて 1 申込者本人の問題 2 担保となるものの問題(担保がある場合に限る) に分かれます。 順次ご説明させていただきます。 1 申込者本人の問題 住宅ローンであれ、カードローンであれ、金融機関は、当然ですが「きちんと最後まで返済してもらうこと」を前提として貸し出しを行います。 ですから、貸し出したローンを、申込者がきちんと最後まで返済する「意思」と「力」があるかどうか、を最も重要な審査ポイントにします。 この返済する「意思」と「力」を判定するポイントが次のようなものです。 ・収入に対し借入申込額が多い(返済負担率オーバー) 年収が足りない又は借入申込額が多すぎるパターンです。 例えば、住宅ローンの場合、メガバンク系及びネット系銀行は一般的に最も厳しい基準を適用しており、想定返済額が年収の30%以下程度にならないと貸し出しを行いません。 これを「返済負担率」の算定といいます。 つまり年収600万円の方は、200万円/年の返済額から逆算した金額しか借りられないということです。 ちなみに想定返済額の算定には、現在の実際適用金利(1%以下とか)ではなく、銀行などの定める想定金利(4%など)を適用します。 さらに、この想定返済金額には、住宅ローン以外の個人信用情報に記載されるカードローン、フリーローン、車や携帯の割賦販売契約による支払いなどがすべて合算されます。 地銀、第二地銀系や信金系などは、一般的にメガバンク系よりはやさしい基準(35%まで認めるなど)を持っていますが、想定金利の算定方法やカードローンなど他の貸金を含める点は一緒です。 カードローンやフリーローンであっても貸出を認める基準は様々ですが、返済負担率の計算はあらゆる貸金で必ず行われ、設定した基準を超えれば貸出申込を謝絶(金融機関用語で申し込みをお断りすること)します。 ・総量規制オーバー(過剰貸付等の禁止) 総量規制とは、個人の借入総額が、原則として年収の3分の1までに制限される仕組みを言います。(貸金業法第13条の2第1項及び第2項) 消費者金融カードローンとかクレジットカードのキャッシングとか総量規制の対象となる借入の合計が、年収の3分の1を超えた場合には借りられません。 金融機関側に罰則があり、貸金業登録、営業停止などの処分をされる可能性がありますので、絶対に貸してもらえません(貸金業法第24条の6の4第1項の2)。 消費者金融などで貸し付けを断られた場合は、総量規制オーバーの可能性があります。 もっとも貸金業法の規制範囲外である銀行カードローンや住宅ローンなどは、総量規制の対象外ですが、上に書きました通り、銀行の貸金審査については、そもそもの審査基準が厳しめです。 したがって総量規制が気になる状態の方が、総量規制の対象外だからと銀行で借りられる可能性は高くありません。 ・勤務先、勤続年数、年齢、家族構成等の属性情報基準不足 最近のローン審査においては、帝国データバンク等調査会社の資料を活用し、勤務先の情報を点数化、数値化して審査に使用しています。 つまり「いい会社」「安定した職業」であれば高得点ということです。 年齢や勤続年数、家族構成も同様です。 このような個人の属性に関する情報を点数化、数値化し、さらにマトリクス表にあてはめることで与信審査(貸金の可否の審査)が行われます。 ですから、この点数化、数値化されたものが基準に到達しないと、原則として借り入れは謝絶となります。 ・個人信用情報、金融機関独自情報に事故情報あり 当然ながらいわゆる個人信用情報に、破産、債務整理、滞納等のいわゆる「ブラック」情報(事故情報)がある方には、金融機関は貸し出しを行いません。 破産や債務整理については、長期間(信用情報機関によって5~10年)残ります。 つまり、今現在で滞納がなくとも、過去に破産や債務整理をした方などは貸金申込を断られます。 あと、個人信用情報の関係で意外に盲点なのが、金融機関独自情報の存在です。 独自情報とは、要するに、その金融機関内の記録です。 上で申し上げたように、個人信用情報上の破産情報などは10年程で消滅します。 しかし、債権が破産免責となった金融機関には「破産した」という情報が残ります。 当たり前ですが、この同じ金融機関に再度の貸金申込をした場合は、10年以上経過していて個人信用情報上は何も記録がなくとも、貸し出しを行いません。 ご自分の信用情報について疑問がある場合は、手数料は1000円ほどかかりますが、各信用情報機関へ本人情報開示を請求することができます。 手続き方法は次のURLを参考にしてください。なお、本人開示によって貸し出し審査が厳しくなるなどのデメリットはありません。 KSC(全国銀行信用情報センター) https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/ 「CIC」 https://www.cic.co.jp/mydata/index.html 「JICC」 https://www.jicc.co.jp/kaiji/about-kaiji... 2 担保となるものの問題 ・担保価値不足 住宅ローンや自動車ローン、フリーローンの一部などでは、貸し出し時に担保設定が必要なものがあります。 金融機関は、バブル時の苦い経験から担保となるものの価値をそこまで重視せず、借入額が担保価値を上回るオーバーローンでも貸し出しを認めるケースが多いです。 しかし、それも限度がありまして、例えば借り換えローンの場合は担保価値の150%まで貸出額を認めるとか、属性によっては200%まで認めるとか基準が設定されています。 あまりに担保としての価値が低い場合はこの基準を超過することとなり、借入を断られます。
hanako555
2018/12/29
ローンの審査要件で注意していただきたいポイントは、下記のとおりです。 【どの種類のローンに申込みをするか?】 まずローンの審査基準について考えるときに最初にチェックすべきなのが、貸金業法の総量規制に関してです。総量規制の対象となる消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠は、他社を含めた借入残高が年収の3分の1を超えた場合に、新たな借入をすることができない形となります。これに対して個人過剰貸付契約から除かれる住宅ローンや自動車ローン、おまとめローン、フリーローンといった金融商品は、年収の3分の1を超える借入額であっても、属性や信用情報の内容次第で審査の判断がおこなわれる形となります。 【銀行のカードローは審査が取りやすいって本当?】 銀行のカードローンは2018年12月現在、審査通過が難しくなりつつあります。貸金業法の改正後に、総量規制にならない抜け道的な存在として注目された銀行は、多重債務者が多く集まることで貸し倒れや自己破産者の急増などの問題が多発するようになりました。その結果として2017年10月に三大メガバンクがカードローンの貸付上限を自主導入したことにより、銀行業界全体に同じような流れが生じつつあるようです。こうした形で業界としての引き締めをおこなう銀行のカードローンは、総量規制の対象外であったとしても以前と比べて審査に通りにくくなっていると捉えた方が良さそうです。 【ローンの大事な審査要件となる「属性情報」とは?】 審査に欠かせない属性情報とは、ローンの申込時に記入した包括的な個人情報のことです。その中には、本人の年齢や年収、勤務情報や居住情報、家族構成といった多彩な項目が存在しています。金融商品を取り扱う大半の会社でシステムを使った審査の自動化が導入される近頃では、後述する信用情報と属性情報の入力によって従来よりもスピーディーに可否判断や借入額が決まりやすくなっているようです。 【ローン審査の属性情報で重要なのは収入と職業だけじゃないの?】 例えばフレッシャーズというのは考えにくい申込者の属性情報に、勤続年数が1ヶ月と書かれていた場合、金融機関の担当者は「リストラか?転職か?ヘッドハンティングか?」といったことを考えます。しかしながら勤務先が大手企業で、勤務形態が正社員だったときには、「将来性のある会社への転職か?」といった推測を本人と話す前におこなえる形となるのです。これに対して、「年齢:38歳、勤務先:中小企業、雇用形態:アルバイト、居住形態:賃貸物件」と書かれていた場合は、それなりの収入があったとしても継続的な返済ができるだけの安定性といった意味では、銀行などからの信用は得られにくいと言えそうです。 【ローン審査要件に欠かせない信用情報】 年齢や収入、勤務情報といった属性の部分でクリアをすると、次は個人信用情報のチェックとなります。CICやJICC、KSCといった個人信用情報機関に問い合わせをすると、他社の借入額や返済状況、過去数年以内におこなった自己破産などの債務整理の情報を確認できる形です。そのため例えば、昨年に任意整理や自己破産をした人が再び借金をしようと目論んで銀行などに申込みをしても、金融機関側で個人信用情報のチェックをすれば、その事実が発覚してしまうと捉えてください。また総量規制に大きく関わる他社借入額に関しても、申込書に虚偽記載をした内容は個人信用情報を通してきちんと確認されると捉えた方が良さそうです。 【《まとめ》支払遅れが無くても審査が落ちる意外なケースとは?】 こうした形で申込書に書かれた属性情報と個人情報の双方からおこなわれるローン審査では、下記のようなケースに該当する場合に審査に落ちる可能性が高いと考えられます。 ・必要以上にクレジットカードの持ちすぎ(キャッシング枠も総量規制の対象です) ・携帯代の支払い遅れ(割賦契約の場合は個人情報に載ります) ・明らかに身の丈に合わない借入希望額(総量規制対象外でも限度があります) ・クレジットカードやローンの多重申込み(信用情報から確認できます) ・申込書の虚偽記載(どんなに属性が高くても嘘が多ければNGです) ・貯金はたくさんあるのに収入ゼロ(預貯金は安定的かつ継続的な収入ではありません)

2018/12/28
ローンの審査要件は会社によっても異なるので一概に言えませんが、定職に付いていなかったり収入が少なかったり毎月支払っているローン(車や奨学金の返済など)などが多いと審査に落ちることもあるようです。 私はフリーランスとして独立しているのですが、やはり一般企業に務めている正社員に比べるとクレジットカードの審査が通りにくいです。 クレジットカードの審査に落ちるということはローンも通りにくいと考えられます。 独立し始めの頃はほとんどのクレジットカード審査に落ちたほどなので、アルバイトや契約社員といった雇用形態である人もローンの審査に通りにくいと言えるのではないでしょうか? どう言った理由で審査に落ちるかはローン会社が決めることですし、もしもローンに落ちたとしてもその理由を教えてくれることは少ないはず。 支払いに遅れたことはないと言えども、様々な理由からローンに落ちる場合も十分考えられます。 また、どう言ったローンをするのかによっても審査の難易度は変わってくるでしょう。 住宅ローンや教育ローンの審査は厳しいですが、マイカーローンなどは定職についていなくてもOKという話を聞いたことがありますよ。
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