グレンモーレンジと呼ばれる、最高品質のシングルモルトウイスキーをご存知だろうか。グレンモーレンジとはスコットランドにて、地元の素材のみを使用して作りだしたものだ。そのために、グレンモーレンジは、グレンモーレンジにしかだせない味を提供していることが特徴だ。
スコッチの良さをいち早く知りたいのであれば、素材の味を存分に生かしたグレンモーレンジを飲むといいだろう。しかし、中にはウイスキーが苦手だという人もいるだろう。そんな場合は、業者に買い取ってもらうという選択肢もある。
これからシングルモルトウイスキーの世界に足を踏み入れるなら、グレンモーレンジは知っておいた方がいいだろう。今回、この記事ではグレンモーレンジについて詳しく説明する。それに合わせて、グレンモーレンジの買取相場や高く売るコツを紹介しよう。
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グレンモーレンジとは?
まずは、グレンモーレンジについてを簡単に紹介しよう。グレンモーレンジはスコットランドのハイランド地方で生まれた。創業者は、ウィリアム・マセソンだ。スコットランドでウイスキーの蒸溜所を営んでいる人には、ウィリアムの名がつく人が多い。
ハイランド地方は、さまざまなウイスキーが蒸溜されている、ウイスキーの宝庫だ。スコットランドでは、各地でウイスキーが作られている。その中でも、ハイランド地方はウイスキーを蒸溜している内の、三分の一を占めている。
グレンモーレンジの製造当時、そこではビールが作られていた。確かに、ウイスキーと同じような素材を使い、蒸溜するという点においては似ているところもあるだろう。そのため、当時はウイスキーを作っていなかった。
しかし、スコッチの本場に蒸溜所を構える工場としては、ビールだけでなく、ウイスキーも作りたいと考える。そこで生まれたものこそがグレンモーレンジだ。そこで、グレンモーレンジはは10年間の熟成を試みた。
10年の熟成期間を経たグレンモーレンジのウイスキーを市場にだしてみると、おどろくべきことに大ヒットしたのだ。それも、グレンモーレンジは他の蒸溜所を圧倒するほどの売り上げを叩きだした。グレンモーレンジは、世界にその名を轟かせるまで、そう時間はかからなかった。
グレンモーレンジは完璧すぎると賞賛をあびている
グレンモーレンジは世界中で、完璧すぎるウイスキーと賞賛されている。その理由は、徹底的にこだわり抜かれた製造方法で作られているからだ。ウイスキーは、水と大麦を使用してつくる。
特にスコッチウイスキーは、その定義が厳しく、麦芽と水のみを使用して作らなければならない。その定義を忠実に守りつつ、こだわり抜いたウイスキーを作り上げる。グレンモーレンジのこだわり抜いているポイントは、ウイスキー製造に使用する水と大麦だ。
水には、グレンモーレンジ蒸溜所の近くにあるターロギーの泉の湧き水を使用。大麦はスコットランドで生まれ、スコットランドで育ったものだ。ここで使用するターロギーの泉の水。
実はかなり硬度が高く、普通ウイスキーの製造には使用されないほどの硬度だ。しかし、ミネラルを豊富に含んだその水は、原料の麦芽と絶妙にマッチする。麦芽とミネラルが合わさることで、グレンモーレンジにしかできない、芳醇でフルーティーな味わいを演出するのだ。
そのこだわり抜かれた製法で作られるグレンモーレンジは、完璧すぎるウイスキーとして賞賛されている。
グレンモーレンジは飲みやすい?
グレンモーレンジはこだわり抜かれた製法が特徴だと前述した。そのこだわりが生む、グレンモーレンジの味わいは非常にフルーティーな味わいだ。非常に飲みやすい。ただ、グレンモーレンジにはのちほど紹介するが、さまざまな種類がある。
種類によっては、風味や特徴が異なる。それもあって、一概に「グレンモーレンジの味はこうだ」と決めることができない。ただ、フルーティであることは変わらない。
無論、標準的なウイスキーと比べると、飲みやすいことは間違いないだろう。
グレンモーレンジはチェイサーと一緒にストレートでいただこう
グレンモーレンジはストレートで飲んでほしい。チェイサーも用意してだ。その理由は、グレンモーレンジの美味しさをダイレクトに感じることができるからだ。
グレンモーレンジの香りを楽しみつつ、一口、グレンモーレンジを口に含む。数秒、口の中で遊ばせ、そしてグレンモーレンジを飲む。その後、すぐにチェイサーを口に含む。
最後は、鼻から抜けていくグレンモーレンジの香りを楽しむ。これがグレンモーレンジの美味しさを堪能できる味わい方だ。
グレンモーレンジの種類
ここで、グレンモーレンジの種類を紹介しておこう。以下をご覧いただきたい。
- ・グレンモーレンジオリジナル
- ・グレンモーレンジ10年
- ・グレンモーレンジラサンタ12年
- ・グレンモーレンジキンタルバン12年
- ・グレンモーレンジネクタードール12年
- ・グレンモーレンジ18年
- ・グレンモーレンジ19年
- ・グレンモーレンジ25年
- ・グレンモーレンジシグネット
- ・グレンモーレンジアスター
- ・グレンモーレンジスピオス
ここであげたものはほんの一部だ。ただグレンモーレンジにはこれだけの種類がある。グレンモーレンジのウイスキーが人気であることは間違いない。
しかし、希少価値が高すぎて購入することが難しいというわけではない。続いてはグレンモーレンジは、どこで購入できるのかを紹介する。
グレンモーレンジはECサイトで購入できる
グレンモーレンジは、Amazonや楽天市場などのECサイトで購入可能だ。海外から輸入したお酒を販売しているサイトもあるは、上記2サイトで購入することの方が安心だと考える。グレンモーレンジはECサイトで見る限り、100万円以上するような高級酒ではなかった。
購入する場合は、平均で2,000円~10,000円ほどだ。購入する際には参考にしてほしい。
フリマアプリでも購入可能
グレンモーレンジを購入できるのは、決してAmazonや楽天市場などのECサイトだけではない。最近流行りのフリマアプリ、メルカリやラクマでも購入することが可能だ。フリマアプリの強みは、在庫数の豊富さと値引きができることだ。
たいてい、フリマアプリの出品者は、値引きを前提した金額を設定している。5,000円は確保したいために、8,000円で出品する、といったような流れだと理解していただきたい。このように、すでに値引きを前提としている。
出品者の基準を下回らなければ、大幅値引きも夢ではない。グレンモーレンジを購入する場合は、ECサイトだけでなく、フリマアプリにも注目してもらいたい。
グレンモーレンジの買取相場
先ほど、グレンモーレンジの種類についてを紹介した。グレンモーレンジの買取相場は500円〜5,000円ほどだ。買取相場が低い理由は、グレンモーレンジのどの種類もそこまで希少価値の高いものではないからだ。
中には、買取価格が7万円を超えるものもあるが、それ以上のものはない。グレンフィディック50年にように、90万円以上で買い取ってもらえるようなものはない。最高買取価格でも7万円と、かなり低い。
ただ、手に入りやすいということもあり、複数のグレンモーレンジを持っている人もいるだろう。その場合は、まとめて買い取ってもらおう。高額査定が期待できる。
グレンモーレンジは地元の人が一番飲んでいるウイスキー
グレンモーレンジは、世界的に見るとランキングトップを誇るように人気はない。だが、スコッチの本場、スコットランドでは、地元の人が一番飲んでいるウイスキーだ。スコットランドには世界的にも有名な蒸溜所がたくさんある。
グレンフィディックにバルヴェニー、キニンヴィなど、希少価値が高く、高値で売買されている人気のウイスキーだ。それらをおさえて、スコットランドで一番飲まれているとなると、スコッチウイスキーのトップといっても過言ではない。一番飲まれている要因に、値段が安いということもあげられるだろう。
しかし、ただ安いだけでは、好んで飲むはずがない。値段の安さ、品質の高さがあるからこそ、グレンモーレンジは一番飲まれているスコッチになるのだろう。
最も高額なグレンモーレンジは?
最も高額なグレンモーレンジは、オールドボトルのグレンモーレンジ1971年だ。ECサイトで購入するとなると、15万円前後はかかってくる。買取価格も跳ね上がり、7万円以上の買取は確実だろう。
オールドボトルのグレンモーレンジ1971年がなぜこれほどまで高額で販売、買取されているか。その理由は単純で、長い期間熟成されていたからだ。基本的にウイスキーは、熟成期間が長ければ長いほど高値がつく。
グレンモーレンジ1971年の年数は製造年数を示す。そのために現在2019年から1971年を遡ると48年間もの間、熟成されたことになる。かなりの期間熟成されてきたのだから、高値がつくことは当然のことだ。
グレンモーレンジを高く売る3つのコツ
グレンモーレンジを高く売るコツは3つある。その3つとは以下の通りだ。
- ・まとめて売る
- ・ボトルは清潔に
- ・付属品を捨てない
それでは説明していこう。
まとめて売る
まず一つ目は、まとめて売るということだ。グレンモーレンジ単体だと、高額で買い取ってもらうことはむずかしい。その理由は、希少価値がそれほど高くないからだ。そんな時はまとめて買い取ってもらおう。
まとめて買い取ってもらうことには、買取業者にメリットがある。そのメリットとは、複数の商品を査定するために要する時間を短縮できることだ。査定にかかる時間を短縮できるため、買取価格が高額になる可能性がある。
複数のグレンモーレンジを所持している場合は、まとめて買い取ってもらおう。そうすることで、少しでも買取価格をアップされる。
ボトルは清潔に
二つ目は、ボトルは清潔にするということだ。ウイスキーの高額買取を希望している人は、たくさんのサイトで「ウイスキー高く売る方法」と調べているだろう。グレンモーレンジを買い取ってもらう前には必ず、ボトルを濡れタオルなどで清潔にしておくことをオススメする。
なぜなら、ボトルが清潔であるという理由だけで、査定額がアップするからだ。ウイスキーの買取業者が査定をする際に注目するポイントとして、2つがあげられる。
- ・ボトルの汚れや傷などの外観
- ・中身の量
この中で、1つのポイントさえ押さえておけば、高額買取が期待できる。新品で、中身が減っていなければ、最高価格での買取が可能だろう。ぜひ参考にしてほしい。
付属品を捨てない
最後は、付属品は捨てないということだ。グレンモーレンジは、箱、ないし木箱に包装されていることが多い。高額買取のコツは、購入時を保った状態で買い取ってもらうということだ。
買取業者は、グレンモーレンジを買い取った後に、グレンモーレンジを求めている顧客に販売する。いわば買取業者は、グレンモーレンジを求める人と、そうでない人をつなげる役割をしているのだ。もちろん、グレンモーレンジを顧客に販売するとなれば、高品質で販売することが絶対条件だ。
そうでなければ、購入さえしてもらえないだろう。付属品がついていれば、それだけで品質が高い。そのために、付属品は捨てないでおこう。
まとめ
グレンモーレンジは種類が豊富だ。だが、それら全てが高額で買い取ってもらえるかというと、そうではない。しかし、買取方法によっては、高額買取も不可能ではない。
この記事では、グレンモーレンジの相場から、高く買い取ってもらうコツまでを紹介した。グレンモーレンジを買い取ってもらう前に、ある程度の知識をそなえておかなければならない。なぜなら、悪徳業者にひっかかる可能性もあるからだ。
そうならないためにも、この記事でグレンモーレンジの知識を身につけてもらえることができれば幸いだ。ヒカカクでは、ウイスキーの買取価格を1分で知ることのできる、一括査定サービスを提供している。そのサービスは、最大300社の買取業者から、最も高額で買い取ってもらうことのできる業者を5つピックアップするものだ。
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