スコッチウイスキーは甘い香りという印象が強いが今回取り上げるラフロイグ31年を含むラフロイグは、日本では正露丸のような臭いがするとも言われる超個性派だ。ラフロイグにはさまざまな年代の物があり、その中でもオークションなどで高額落札されているのがラフロイグ31年だ。今回はラフロイグ31年と、買取相場や査定情報について詳しく紹介する。
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ラフロイグとは
ラフロイグはシングルモルト・スコッチウイスキーの銘柄で、スコットランド西海岸沖にあるアイラ島のラフロイグで蒸留されている。アイラ島は日本の淡路島と同程度の面積で、大西洋に面した島だ。メキシコ暖流の影響でウイスキーづくりに適した、年間気温の変動が少なく温暖湿潤な環境だ。プリンス・オブ・ウェールズのマークがラベルにあり、チャールズ皇太子御用達としても有名である。
発祥と歴史
ラフロイグの生みの親であるジョンストン兄弟は、牧畜業を営みながら家畜の飼料である大麦でウイスキーを造り始め、評判が良かったためラフロイグ蒸留所を設立した。1970年まで所長をしていたベッシー・ウィリアムスによって製造プロセスが確立され、生産性も上がった。現在はサントリーホールディングスが、ビーム サントリーを通してラフロイグ蒸留所を所有している。
ラフロイグの蒸留所
ピート(泥炭)の湿地が広がっている島の南部に、ラフロイグの蒸留所がある。海に囲まれているため海産物の影響の強いピートが、スコットランド本土のスコッチウイスキーとラフロイグとの違いに反映している。熟成庫なども海に面していることが、独特な香りに作用していると言える。
熟成について
ラフロイグに限らず、ウイスキーを熟成することを法律で義務付けされている国もある。イギリスやカナダでは3年以上、アメリカでも期間に制限はないが熟成させることは義務付けられている。
蒸留しただけの段階ではウイスキーはニューポットと呼ばれるアルコール度数の高い、無色透明の液体である。この荒い味わいの状態から、保存した樽の成分などが影響し琥珀色の深みのある味わいに変化していく。そして、豊かで濃厚な香りも樽熟成による効果の一つと言える。樽熟成することによって、ウイスキー独特の味と香りが生み出されるのだ。
ラフロイグの特徴
ラフロイグは消毒薬のようだと言われる強いフレーバーを持ち、海藻やコケを多量に含むピートを仕込み水に使うことによって独特な香りになる。容易に親しまれるテイストではなく、好き嫌いのハッキリするタイプのスコッチウイスキーである。
ラフロイグ31年とは
1974年に蒸留され、31年に渡り熟成されたラフロイグがラフロイグ31年である。長い年月をかけて熟成させることにより、深い味わいのある琥珀色の美しいウイスキーになる。実は、熟成により仕上げる方式を取り入れることになったのは、歴史の中の出来事が大きく影響している。
もともと、ウイスキーは熟成されずに飲まれていた。しかし、18世紀になってスコットランドがイングランドに併合され、ウイスキーに高額な税金がかけられるようになった。そのときに製造業者はウイスキーを樽に入れて造っていることを隠し、税金から逃れようとした。その結果、樽に保管されたウイスキーが熟成され新しい味わいが生まれた。
ラフロイグ31年の楽しみ方
最近はハイボールにする飲み方が流行のウイスキーだが、ここでは他の楽しみ方を紹介したい。
基本の飲み方
独特の香りがするラフロイグの飲み方は、香りを楽しむのであればストレートやロックがおすすめだ。受け入れにくいのであれば、ハイボールのようなソーダで割るカクテルを試してみるのも良いだろう。
さらに、香りを楽しむ方法としてトワイスアップという飲み方がある。一般的には常温の水とウイスキーを同量にするが、ラフロイグの場合は一滴だけ水をたらす。これによってフレーバーが強まり、際立った香りをより一層楽しむことができる。
おつまみと共に楽しむ
ウイスキーは料理と共に楽しむのではなく、香りを楽しむためにストレートで飲むことが基本とされている。それでも、あえて相性の良いおつまみと言うのであれば、香りを引き立てるシンプルな物を選びたい。例えば、よりクセの強いウイスキーであればナッツ類、穏やかなフレーバーであればスモークをしたチーズやサラミなどがおすすめだ。
奥深さを楽しむ
ラフロイグの際立った個性を説明するときに、必ず登場する表現にスモーキーというキーワードがある。煙で燻したような香りということだが、ラフロイグのスモーキーさには独特の磯の香りがある。これは原料の大麦麦芽を乾燥させる段階で、水分を多く含む海藻の臭いが強いピートと呼ばれている泥炭を使用するためだ。
ラフロイグ31年の買取状況
ラフロイグ31年は、ラフロイグの中でも特に高額で取引されている。少しでも高い額で買い取ってもらうために、おすすめの買取業者をいくつか紹介する。
大黒屋
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店頭のオレンジ看板で知られる大黒屋は、国産ウイスキーの買取に力を入れているが、スコッチウイスキーの高額買取もしてくれる。買取査定や相談はPC・スマホは24時間受付、フリーダイヤルの電話での相談も可能だ。
現在は写真を撮って送るだけで完了する、LINE査定もおこなっている。商品の発送に必要な箱や梱包材の提供、発送料、査定料、振込料などが全て無料である。肝心の買取価格だが、2019年6月5日現在の情報では買取参考価格は500,000円という高い買取価格となっている。
ミスター・フロンティア
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ミスター・フロンティアでは現在ラフロイグ31年は買取商品欄に登場していないが、掲載されていない商品も査定の申込み可能とのことなので問い合わせてみてほしい。その他のラフロイグの取り扱いは確認できている。
ミスター・フロンティアの所在地の広島市内やその近郊では出張買取をおこなっており、店頭買取も利用できる。ミスターメンバーズに会員登録をすると、買取に必要な書類のアップロード機能があるため手続きが楽になる。さらに、宅配買取の商品の発送を元払いにすると買取額が高くなる。
リンクサス
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リンクサスでは「ウイスキーその他買取」欄にラフロイグ31年の記載がある。宅配買取は送料無料でおこなっており事前の見積もりはLINEや電話、オンラインでの対応が可能だ。その他、出張買取や店頭買取もおこなっている。ホームページ内にあるお酒の買取についての豆知識ページは、読み物としても面白い。
ジョイラボ
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ジョイラボのホームページには詳細・解説のついたラフロイグの買取欄があり、ウイスキーや他のお酒の買取情報がブログ形式になっている。査定は電話やFAXの他に、無料オンライン査定やLINE査定をおこなっている。店頭買取や出張買取、宅配買取をおこなっていて、宅配キットも用意されている。
ファイブニーズ
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ファイブニーズにもラフロイグの買取・査定欄が有り、ラフロイグについての解説も掲載されている。オンライン査定、LINEや写メによる画像査定をおこなっており、その他に電話やFAXでも査定を受け付けている。宅配キットが利用できる宅配買取や店頭買取、地域によっては出張買取もおこなっている。
買取リカーズ
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買取リカーズでもウイスキーの買取品目の中にラフロイグが記載されていて、ウイスキーについての説明もある。宅配買取の専門店で、ダンボール・買取依頼書・緩衝材が入った宅配キットは無料で利用できる。ウェブや電話での査定が可能で箱や付属品が紛失している商品も買い取ってくれる。
バイセル(BUYSELL)
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バイセルでのウイスキー買取は国産だけではなくスコッチを始めとして、バーボンやカナディアンなどの海外ブランドの買取もおこなっている。30〜40年たった年代物のウイスキーが高額買取になる傾向が強いため、ラフロイグ31年を見積もりしてもらう価値はあるだろう。
出張買取や持込み買取をおこなっていて、電話やメールで無料査定が申込める。出張買取は全国どこでも無料で訪問してもらえ、その場で買取金額が支払われる。ただし、酒類の宅配買取は対象外となっている。
買取プレミアム
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買取プレミアムの出張買取では日本全国24時間対応可能で、持込み買取もおこなっている。輸送時に破損の可能性があるため、宅配買取は受付ていない。ホームページ内にお酒のコラムがあり、ウイスキーについての解説や飲まないお酒の保管方法なども掲載されている。
その他のおすすめ業者
現在はウイスキー買取参考価格一覧にラフロイグは掲載されていないが、お酒買取専門店のライフバケーションがある。その他、なんぼや、うるココ、店頭買取のみで酒類を扱っているグレードワールド株式会社などもある。買取価格
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オークションサイトでの取引状況
ラフロイグ31年は、オークションでもかなりの高値で取引されている。オークションで高く売るためにチェックしたいポイントもあるため、注意事項なども合わせて紹介する。
ヤフオク
落札状況は次の通りで驚くほどの高値となっている。
- ・2019年4月(落札):909,000円
- ・2019年5月(落札):741,000円
- ・2019年5月(落札):753,000円
その他のサイト
フリマサイトのメルカリでもラフロイグに関する品の出品があり、空き瓶が50,000円で落札されていた。その他のラフロイグも掲載されているので、出品してみるのも良いだろう。
買取業者で高く売るためには
買取業者で少しでも高価買取をしてもらうためにはいくつかおさえておくべきポイントがある。
ボトルを綺麗にして査定を受ける
年代物のウイスキーは長期間の保存により瓶やラベル、外箱などに目立つ汚れがつく場合がある。商品は中身の品質も重要だが、見た目も同じく大切である。瓶は汚れを取りホコリを払っておく、ラベルは破損したりしない程度に汚れを取る、外箱も同様に破損しないように汚れやホコリを払っておく必要がある。
ただし、シミや汚れよりラベルの剥がれのほうが査定額に影響する。したがって、買取価格のアップにつながるからといって過剰に洗浄などをすることは、ラベルが剥がれる可能性も出てくるので気をつけてほしい。
箱や替え栓など付属品の有無
付属品の有無は査定額に影響する。特にヴィンテージのアルコール類は飲用のためではなく、芸術作品のように見て楽しむコレクターもいるため、説明書などもそろっていて化粧箱や元箱に不足がない物が高く買取される。ただし、買取業者によっては箱やラベルの破損のある物などでも、30年以上の年代物の場合は高額買取になることもある。
品質の保持
どんなに商品の外見が大切と言っても、中身の品質も重要だ。しかしウイスキーの場合はアルコール度数が高いため、長期間に渡って常温保存していた物でもクオリティーの変化は少ない。そのため自宅にしまってあったような物でも高額査定される可能性は高い。
買取専門店に査定してもらう
商品の価値を理解していない一般のリサイクルショップでは、年代物などの貴重品であっても通常の金額で買取されてしまう場合がある。しかし、商品価値を理解している専門店に査定してもらえば、適正な価格での買取が可能になる。海外への販売や提携飲食店など高く売れる顧客ルートが確保されているため買取額を上げることができるのだ。
まとめ
ラフロイグ31年は、現在でも高価買取が続いている。少しでも高く買取をしてもらうためには、複数の買取業者の無料査定などを利用し比較検討するのが良いだろう。また査定を依頼する際は複数点まとめて依頼しよう。買取業者としても一度に多くの本数を査定する方が、時間や人件費の節約にもなり査定額のアップも期待できる。
さらに、オークションを利用する場合は買取相場をインターネットなどで調査し、売りどきのタイミングを判断することが重要だ。もちろん、送料無料・商品の写真は鮮明な物を使用することも必須だ。その他にも、海外のオークションへの出品も代行業者を通じて挑戦することが可能だ。