本日は買取店が集客を考える際にまず思いつくと言っても過言ではない手段「買取チラシ」の効果について検討していく。実際、チラシをポスティングしていく場合はそれなりに制作費用、ポスティング費用などお金がかかってくるので、効果があるのかどうかをあらかじめ知っておきたいという人も多いだろう。なかなかこの手の調査結果はネットに転がっていないため、是非本記事を参考にしてほしい。
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買取のチラシの種類
買取のチラシを配布する場合、新聞の折り込みチラシ、そしてポスティングの2種類が存在する。基本的には新聞をとっているような世代向けにブランドアイテム、着物などを査定依頼してほしい場合は折込チラシ、関係なく学生の引越しにまつわる処分ニーズを抑えるなど若い世代も取り込みたい場合はポスティングチラシを検討するのが良いだろう。
効果の出るチラシの作り方
では、いざ実際にチラシを作る場合に効果がより高まるような作り方について解説して行こう。
例えば「使わない家電を買い取ります!高価買取!」という文句を見ても、いつもと変わりばえしないチラシと思われ、マンションのチラシ捨て場に流し込まれてしまう。突然買取業者側の目線でモノを言うのではなく、売り手の目線にたって文言を作成しよう。
例えば、家電を例に取ると、今は家電リサイクル法があるためになかなか捨てることができず、買い替え自体の検討が進んでいない人、家で邪魔者になったまま放置している人などが想定できる。この場合、買取してほしいという直接的なニーズというよりは現状の課題である「片付かない」「捨てたいがお金がかかる」などの悩みを解決することをうたったチラシを作ると効果的だと言われている。
買取価格の事例、査定実績を掲載する
買取のチラシを作る時、基本的には「何がいくらぐらいで売れるのか」という情報を記載するべきだ。この時、なるべく良い値段が付きやすい商品をピックし、「意外と高く売れる」となるべく思ってもらうことが大事である。実際に、出張買取などを行う際にそのような事例の金額を下回ってしまうことは多いが、基本的に正直に「500円にしかならないものが多い」という事実を伝えてしまうとがっかりしてしまい、感情として「売りたい」という動きを与えられなくなってしまうだろう。出来るだけ成功した良い買取価格の事例を掲載するようにしよう。
チラシは紙ではなく磁石にする
水道回りの救急を行うような水道修理業者などは磁石型の小型チラシに広告文や電話番号を掲載した状態でポスティングを行っている。これによって、受け取った際に捨てられる確率を下げることができ、冷蔵庫などに張り付けておいてもらえるので、いざニーズがある時に連絡して貰いやすい。また、チラシをまとめて捨てようとしたときに落下することで「なんだろう」とチェックして貰いやすいのだ。捨てられるぐらいなら、落下して最低でも目に留まるという価値がある。
チラシが効果を発揮する場面
町の看板で店構えを見て、買取店がある、質屋がある、リサイクルショップがあるということ自体は地域の住民に知られているケースがある。しかし、実際に何を買取しているのか、店の雰囲気や店長はどんな人なのかなどが店の外からはわかりにくく、実際に入ってみようという気持ちにはならないケースがあるだろう。
筆者も最寄り駅に5,6店舗は買取店の存在を知っているが、実際に入ったことはほとんどない。このようなケースでは最後の一押しとしてチラシを通じて店に安心感を持って入って貰うという誘因になるケースはある。つまり、買取専門店という業態で販売をしておらず、普段お店に入って貰いにくい場合は特にチラシの効果があるかもしれない。
チラシの効果はわかりにくい
チラシや折込広告の効果はわかりにくく、チラシを見てきたという人がいても、見ずとも来ていた可能性も高い。そもそもチラシを打つことによる期待効果も、配布数×読む率×来店率などの掛け算でリーチボリュームが変わってくるが、このシミュレーションにもターゲット層のデータや地域情報のデータなどが必要となって来る。このような情報はポスティング業者が持っているケースはあるが、自社でチラシを作って配布するという意思決定の段階ではなかなか出てこない情報でもある。
また実際、先ほど書いた通り、すぐに捨てられてしまうのがチラシのデメリットである。その場合に考えられる効果として「名前を売ること」、「お店がある場所を告知すること」などとなってくるが、チラシを見てくるよりはやはり近年ネットで検索して買取店を探す人が多いだろう。もちろんWEB集客は効果もわかりやすい。
だとするならば、チラシで集客をすることは非効率であると言える。使ってみて効果がわかりにくい上にそもそも捨てられてしまうかもしれないのだ。
WEBで効果的に集客するなら「ヒカカク!」のような買取比較メディアを使うのが良いだろう。お問い合わせの獲得単価を固定で反響数に応じた課金システムとなっており、無駄遣いしにくい集客サービスとなっている。そんな「ヒカカク!」の媒体資料の無料ダウンロードは以下から出来る。