モノを売って現金に換えたいと考えたとき、高額な金額で買い取って貰えるモノは様々にある。例えば、金やダイヤなど宝石やアクセサリー、ハイブランドの高級腕時計、骨董品、レトロな家電やオーディオ、書籍など高価な金額で買取されるものはあるだろう。
そのなかでも、高価買取が期待されるモノとして認知度が高いモノと言えば、やはり芸術品・美術品だろう。絵画などはオークションで数億円の価値がつくことがある上に、たびたびメディアに取り上げられることも多い。買取を考えたときに、絵画、造形作品などの美術・芸術品を売って現金に換えたいという人も多いだろう。ただ、査定などは知識や教養など、芸術などに関しての造詣が深くないとわからないものであり、判断も個人では難しいものと言える。
ここでは絵画の中でも、リトグラフ、エッチング、シルクスクリーン、ドライポイントなどの「版画」に関する買取に焦点を絞り、紹介しておこう。版画など芸術・美術品などの買取については、ある程度の基本知識は押さえておかなければ損をしてしまう可能性がある。ぜひ参考にしておいて欲しい。
本記事のポイント
- 高価買取が期待できる版画の簡単な見極め方法は?
- 売り方のポイント
- 高価買取されやすい作家と書く作家の買取相場

CONTENTS
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版画を売るための手段
単に版画を現金化するといっても、さまざまな手段がある。版画を売ろうと考えている方は、それぞれのメリット・デメリットをきちんと理解して、その上で手段を選んでいただきたい。>そこで、「ネットオークション」「フリマアプリ」「専門の買取業者」の3つの手段のメリットとデメリットを挙げていく。
ネットオークションのメリット・デメリット
ネットオークションとは、インターネット上で一般人が物の売買をオークション形式で行えるサービスだ。日本の代表的なネットオークションサービスといえば、Yahoo! JAPANが運営している「ヤフオク!」。1999年にサービス提供を開始して以来、利用者が増え続けており、現在は常に5,200万個の商品が出品されている(2017年7月9日〜7月15日の実績)。
そんなネットオークションのメリットとして挙げられるのが、自分の好きな時間に好きな場所で商品を出品できる点だ。インターネット回線とインターネットを利用する端末さえあれば、夜中にだって海外にいたって商品が売れるのである。昼間仕事で買取店舗に行けない方や子育てで自宅を離れられない方などに特に便利なサービスだ。
一方、ネットオークションのデメリットは、出品作業に時間がかかる点だ。商品の出品が完了するまでに、ネットオークションサイトへの登録や商品の説明文入力、商品の写真撮影など、多くの作業が必要となってくる。そのため、ネットオークションに慣れていない初心者は、時間がかかってしまう。
フリマアプリのメリット・デメリット
フリマアプリとは、インターネット上で商品を売りたい一般人と商品を買いたい一般人のマッチングができる、フリーマーケットのようなサービスだ。現在、フリマアプリの利用者が急増している。もはやフリマアプリが生活のインフラのようになっている利用者もいるほどだ。日本最大のフリマアプリ「メルカリ」は、2017年12月に日本でのダウンロード数が8,000万を超え、アメリカでもダウンロード数が3,000万を突破した。2013年7月にサービスを提供し始めたことを考えると、驚異的な伸び率であり、フリマアプリの人気の高さが伺える。
そんなフリマアプリのメリットとして挙げられるのが、ネットオークションと同じように、いつでもどこでも商品を出品できる点だ。自分の都合に合わせて出品作業を行えるため、時間の有効活用が可能。また、ネットオークションと違うのが、出品作業の簡単さである。多くのフリマアプリでは出品フォームが簡素化されているため、5分ほどで出品作業が完了する。
一方、フリマアプリのデメリットと言えるのが、必ずしも売れるわけではない点だ。フリマアプリには日々多くの「商品を買いたい人」が集まっているが、その中に版画を求めている人がいるとは限らない。もし、版画を買いたくてフリマアプリをのぞいている人がいたとしても、あなたの商品を気にいるとは限らない。

専門の買取業者のメリット・デメリット
専門の買取業者のメリットは、版画に詳しいプロが査定をしてくれる点にある。版画の価値を見極めるのは素人には難しいため、プロに査定をしてもらうことによって、版画本来の価値に見合う査定金額を提示してもらえる。
一方、専門の買取業者のデメリットは、店舗が近くにあるとは限らない点が挙げられる。「専門」の買取業者のため、全国にそう多くはない。店舗が近くにない方は、版画を持ちながら遠出しなければならない。そのため、そういう場合はメール査定などを実施している買取業者に依頼してみてはいかがだろうか。

版画は専門買取業者へ買取依頼をすると損をしにくい
版画を現金化するための手段はいくつかあるが、いざ版画の買取を考えたとき、どこで売ればいいのかわからない人も多いだろう。版画を売る場合、当然ではあるが美術品・芸術品を専門で買い取っている店舗や業者での買取査定のほうがいいだろう。
こういった専門での買取を行っているところであれば、市場の価値や相場などの情報にも詳しいため、損をするリスクは少ないと言える。また、版画を買取に出すまで、自分でも気がつかなかったような価値があるかもしれない。しっかりとした査定が出来るところで買取をするべきだろう。

版画を高く売るためには「状態」が大事
買取を考えたとき、誰でも出来ることなら高い金額で買い取って貰いたいと思うだろう。出来るだけ高い金額での買取を希望するのであれば、買取査定で重要視されるポイントについては押さえておくべきだ。では、どういった点が版画では重要視されるのか。これは版画だけに限らず、買取市場での基本的なポイントでもあるのだが、このような買取では現物の「状態」が非常に重要視される。
特に版画のような芸術作品での「状態」の善し悪しは、買取金額に大きく影響するものである。版画では、汚れ、シミ、ホコリ、破れなどがある版画であれば、確実にマイナス評価となるだろう。それだけ「状態」の善し悪しは、買取市場において大事なポイントなのである。
版画の種類も査定ポイント
保存状態
版画の査定ポイントで大事なのは「状態」だろう。他のモノでも言えることだが、キズや欠け、カビ、色褪せといった要素は査定のマイナスになる。少しでも劣化させないために、保存状態には気を使おう。
誰が書いたものか
芸術・美術品は当たり前のことだが、誰が作ったのかというのも重要視され、買取金額に大きく影響する。例えば、ピカソ、ゴッホの版画などは、世界的な価値や需要度も高く、また版画であっても希少な版画であれば、高い金額となるだろう。作品によっても買取金額は変わるため、ある程度の知識は頭に入れておくべきだろう。
人気のある作品か
同じ作家であっても、大きく買取相場が異なることがある。代表作の版画や人気作の版画は高値がつくことが多い。そのため、売りたい版画の作者がどのような作品を書き、評価されていたか経緯を知ることは重要である。
版画の種類
この版画というものには、非常に様々な種類があるが、版画の種類によって買取査定の金額も大きく変わる。種類としては、エッチング、ドライポイント、リトグラフ、シルクスクリーンが挙げられる。種類によって大きく買取金額は変わってくることがあるため注意しよう。

製作枚数や製作時期
版画には際限なく刷られているものと、枚数を限定したものがある。枚数を限定している場合に、基本的にはエディションナンバーがついている。刷った枚数が少ない方が高値になる傾向があるが、同じ作品でも番号が若い方が高くなるというわけではない。一斉に刷られるため、実際にはどれが1番最初のものかわからず、後から番号が振り分けられるからである。また、版画の製作時期は大きく分けて、作家の生前と没後のものがある。当然、生前の方が高値がつくことが多い。
付属品
買取市場では、付属品を揃えると買取査定でプラス評価となり、買取金額も上がることが多いが、版画の買取においても同じである。版画の付属品といえば、箱や額縁などが付属品となる。付属品があるのであれば、忘れることなく持参したほうがいいだろう。
版画を出来るだけ高く売るために複数業者に一括査定を
版画を出来るだけ高く売りたいと考えるのであれば、複数の買取ショップや業者へ買取依頼を申し込むべきだろう。実は、各店舗やショップ、買取業者によって買取金額は違うのである。なかには、市場の相場よりも低く見積もった買取査定を行うところもあるようだ。あくまで稀なケースではあるだろうが。また、その逆で買取を強化している場合もある、ショップや業者によって常連や新規顧客の傾向に違いがあったりする。そういった違いから売れ行きなども変わってくるため、各ショップや業者で必要しているモノが違うのだ。
そうなると当然、買取金額にも差が出てくるだろう。買取金額がショップや業者毎で違うのであれば、いくつかのショップや業者へ買取依頼査定を依頼して査定金額を比較し、出来るだけ高い金額で買い取ってくれるところで売ればいいのである。こういったポイントも版画を高く売るためには大事なのだ。
版画の買取相場
版画の買取金額の相場に関しては、ピンからキリまでの買取金額がある。また、買取金額も非公開にされていることが多いため、買取相場はあくまで目安にしておいたほうがいいだろう。
いくつかのサイトや口コミなどでは、数千円〜数十万円までがあるようだが、世界的に認知されているような画家の版画や歴史的価値がある版画の場合には、もっと高い金額になる場合もあるだろう。参考までにしておこう。
高価買取・強化買取をされている作家一覧
版画は中古市場でも高値で取引されるが、その中でも高価買取の期待が高い作家がいる。ただし、買取業者によって買取強化している作家は異なるため、気になった業者があれば公式サイトに強化している作家があるかチェックしてみよう。
浮世絵
鈴木春信
鈴木春信は江戸時代中期の浮世絵師である。美人画を主とする人物が得意な絵師で、浮世絵としてイメージされる、複数の色を使った多色塗り版画である錦絵を普及させた人物でもある。鈴木春信は6大浮世絵師のうちの一人と称されることがあるため、版画の買取価格は数百円~数百万円と幅があるものの、浮世絵の中では割と高価になることがある。
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懐月堂安度
女性の立ち姿の肉筆画を得意とする懐月堂安度は、江戸時代中期の浮世絵師である。

鳥居清長
鳥居清長は江戸時代の浮世絵師で、名門と呼ばれる鳥居派の四代目当主であり、鳥居派の代表的な作家である。歌舞伎役者などを描いた浮世絵である役者絵や美人画が代表的な作品だ。鳥居清長は6大浮世絵師のうちの一人と称されることがあるため、浮世絵師の中での人気や権威が高いと言えるだろう。
渓斎英泉
渓斎英泉は江戸時代後期の浮世絵師で、美人画が人気である。渓斎英泉の描く女性の顔は、下唇が厚く、少し顎が出ている女性が特徴的と称される。幼少期から狩野派の狩野典信に絵を教わっているため、画力はお墨付きとも呼べるだろう。
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喜多川歌麿
浮世絵師として日本のみならず世界でも評価されている柄師である喜多川歌麿は、江戸時代を代表とする浮世絵師だ。喜多川歌麿は美人画が人気だが、その中でも美人大首絵と呼ばれる女性の顔にクローズアップし繊細に描くものが人気を博した。喜多川歌麿は江戸時代を代表する絵師だが、数百円程度でしか売れない作品もある。しかし、2016年には8,800万円で落札された原画も存在する。

東洲斎写楽
東洲斎写楽は江戸時代中期の浮世絵師だ。約10か月ほどの間に150点ほどの作品を制作し、その後は活動を行っておらず姿を消したため、謎が深い絵師である。約10か月の間でも画風が変化しているため、1人の絵師が制作していたのではなく、工房が制作していたという説も存在する。代表作は重要文化財に登録されている、三世大谷鬼次の奴江戸兵衛など。
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歌川広重
歌川広重は日本以外でも評価されている浮世絵師であり、浮世絵の代表的な作家と呼べる作家だ。歌川広重は風景画を得意とする絵師で、「東海道五十三次」や「名所江戸百景」などの連作が代表作品として挙げられることが多い。歌川広重の版画の買取価格は1万円前後のものから、10万円を超えるものが多いようだ。

葛飾北斎
葛飾北斎は江戸時代後期に活動していた浮世絵師を代表とする絵師であり、歌川広重とはライバル的と称されることがある。冨嶽三十六景などが代表的な作品として挙げられる。葛飾北斎の版画は数万円~数十万円での買取が期待できる。
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一勇斎国芳
一勇斎国芳は歌川国芳とも呼ばれる浮世絵師で、幕末に活躍した絵師だ。活動初期は無名だったものの、水滸伝をテーマにした武者絵を制作したことで人気を得た。その後は美人画や風景画などでも作品を残している。一勇斎国芳の版画は5000円程から数十万円の価格がつくものもある。
月岡芳年
月岡芳年は歌川派に属している浮世絵師で、明治維新以降も浮世絵を制作していた絵師だ。浮世絵の中に西洋画の技法である遠近法などを取り入れるなど、独特な手法を持つ。月岡芳年は無残絵と呼ばれる無惨で刺激的な絵を制作していることがあるため、当時は一般人からはあまり好まれていなかったと言われている。月岡芳年の版画作品は、数万円~数十万円の価格がつくことが多いようだ。
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河鍋暁斎
河鍋暁斎は幕末から明治時代にかけて活動していた浮世絵師で、風刺画などで人気を博した絵師だ。歌川派をはじめ、琳派・四条派・土佐派などの流派も学んでいるため、幅広い表現を行うことができ、自らを「画鬼」と称していた。数十万円前後で作品が販売されることがあるため、版画であっても買取価格が期待できる場合があるだろう。
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その他(春画など)
作家が不明であっても、歴史的な価値が評価される等で高価買取になることがある。わかりやすい事例としては、特に江戸時代に流行し、かつて「笑い絵」「あぶな絵」とも呼ばれた春画が挙げられる。春画は、有名無名、無数の浮世絵師が全力投球で制作した作品とされており、美術的価値も高いだろう。

明治・大正期
小林清親
小林清親は、スタイルを変えていける才能を有していた浮世絵師で、これまで浮世絵になかった光線画という表現手法を取り入れた人物。浮世絵の定番である美人画や役者絵などを描かなかった点で特徴的だ。難しい時代を生き、最後の浮世絵師と語られるに値すると言われている。買取は版画で数万〜数十万が多く観測される。
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井上安治
小林清親の弟子であり、26歳と短命ながら光線画に優品を残した井上安治は、文明開化で変遷を続けた東京の等身大の姿を書き続け、「東京名所絵(東京真画名所図解)」「教導立志基(きょうどうりっしのもとい)」などの作品を残している。買取業者での買取実績として紹介されている事例は少なく、ヤフオクなどでは版画が数千円で落札されることが多い。
川瀬巴水
「昭和の広重」と呼ばれ、安藤広重と同じくらい日本・海外から人気を集めている川瀬巴水は、新版画という新しい木版画を確立した人物。原画の場合には数十万から数百万円の査定・落札が多い。版画の場合に、数万から「牛堀」が591,800円といったような数十万円での取引事例も見つかる。

橋口五葉
浮世絵研究者としての顔も持つ画家・橋口五葉は大正の歌麿と呼ばれることもある。多いモチーフは女性風俗を題材にした美人画だろう。浮世絵だけでなく、夏目漱石の「我輩は猫である」の装丁を手掛けて以降、夏目漱石の著書の装丁を担当するなどデザイナーとしての側面が強い。「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)では、9点がオリジナルの版木で作られた後摺のもので、残りの4点は五葉がなくなった後に完成された死後出版の浮世絵13点セットで、130万円の評価額がついたことがある。
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竹久夢二
竹久夢二独特の美人画は有名であり、「夢二式美人」という言葉がある。真骨頂の美人画は女性遍歴から創作された点が特徴的だ。原画はシンワオークションで「雛妓」が360万で落札された実績のほか、「開運!なんでも鑑定団」で持ち込まれた掛け軸に500万円の評価額がついた過去がある。版画の場合には、数万円での取引が多いだろう。

吉田博
1920年に新版画の版元の渡辺庄三郎に出会って以降、版画の制作に力を入れた吉田博は、新版画を代表する一人であり、「木版画の魔術師」と評されることもある。版画作品が多くなった要因に、海外では粗悪な浮世絵版画が高額で取引されていることを受けて、日本人として恥ずかしく思った点もあるという。油絵の場合には数十万円、版画であれば数万円台から10万円以上の査定になることが多い。
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伊東深水
美人画で知られる伊東深水は、美人画以外の注文が一時期は来なくなるほど、美人画に人気が集中した。渡辺庄三郎からも作品が気に入られ、彼が中心とする新版画運動の旗手として活躍した。当時の日本芸術界においても進歩に貢献したと評されることがあり、死没から40年以上経った今でも毎年のように展覧会が開かれている。原画の場合には、千数百万円の査定になることもある。

昭和~平成期
加山又造
1997年文化功労者に選ばれ、2003年文化勲章を受章するなど、日本を代表する画家にふさわしい実績を数多く残した加山又造は、装飾センスを生かし、ドイツの自動車メーカーであるBMWとコラボするなど日本が意外にも多くの場面で活躍した。原画は作風が多いだけに価格帯もばらつきが大きいが、版画は数万円くらいのことが多く、鹿、狼、玉虫や猫といった人気デザインでは数十万円の査定額がつくことが多い。

横山操
大胆な構図の日本画を数多く残している横山操は、当初洋画家を志し洋画家の弟子であったが、後に師匠の勧めで日本画家に転向している人物。原画は数十万から100万超えという価格帯が多く、人気の富士であれば100万円以上の査定になることが多い。特に赤富士は500万円の査定がつくこともあるだろう。版画は基本的に数万円という査定額になる。
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片岡球子
展覧会に応募しては落選を繰り返し、「落選の神様」という不名誉な異名がついた片岡球子は、第26回院展に「緑陰」が入選して以降、入選が続いた作家。代表的な原画作品では1,000万円を超えることもあり、版画であっても数十万円、「面構」や「富士山」といった人気シリーズでは100万円以上で取引されることがある。

小倉遊亀
女性として初めて日本美術院同人に推挙された日本を代表する女流画家の小倉遊亀。1980年には上村松園についで女性画家として二人目の文化勲章を受章するなど、多くの実績を残している。原画は数十万から百数万、書は数万から十数万の査定額になることが多く、版画においては数万円、人気作では10万円程度の買取がされる傾向にある。

中島千波
日本画の普及に貢献したとされる中島千波は、現代日本画家界の第一人者とと称されることもある。NHK「今日の料理」の表紙絵、朝日新聞朝刊宮尾登美子作「きのね」の挿絵など、様々な分野で精力的に活動し、多くの賞を受賞している。NHK番組においては、日本画の基礎を教える講座も持った。原画は数十万から数百万円という価格帯が中心だが、版画の場合には数万円で取引されることが多い。

千住博
ヴェネツィア・ビエンナーレで名誉賞を受賞し、世界的に認められた千住博は、ブルガリの時計ともコラボレーションするほどの評価を得ている。幻想的な色使いが特徴的で、水が落ちるさまを大胆に力強く描いた「ウォーターフォール」は、千住博の代表作となっている。日本画は数百万、「ウォーターフォール」などは300万〜1,000万円近くでの買取も期待できるだろう。版画も、人気作であれば50万円ほどの価格がつくことがある。

上村淳之
花鳥画を描く上村淳之は、文化功労賞の受賞歴がある。京都市立芸術大学名誉教授や松柏美術館館長など栄誉を極め、花鳥画を描く日本画家としての基礎を築いたと評されることがある、教育者としての一面もある。原画の価格は数十万から100万円以上のものまである。版画は数千円から数万円程度だろう。7万程度での販売も多く見られるため、厳しい査定になる可能性が高い。

東山魁夷
制作に10年と費やした奈良・唐招提寺御影堂障壁画「黄山暁雲」など、歴史に残るような作品を手がけた東山魁夷は、「東山ブルー」と呼ばれる青を特徴的に使用した風景画を多く残している。原画が数千万円、時には億という価格で取引されることもあり、版画でも数十万円という価格帯で取引されることが多い。人気作であれば、100万円を超えることもあるだろう。

恩地孝四郎
抽象絵画の創始者とされる恩地孝四郎は、ワシリー・カンディンスキーらの抽象版画に強く感銘を受け、版画を始めたと言われている。そのため、代表作も版画が多いが、わずかに残した浮世絵もまた、世界的に評価されている。版画の売買額は基本的に2〜4万円ほどであるが、中には20万円超えの価格で取引されているものもある。
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藤巻義夫
21歳のとき版画界の重鎮・小野忠重に師事した藤巻義夫は、新版画集団に所属していた。しかし、24歳の時に突如姿を消した。
谷中安規
永瀬義郎著『版画を作る人』から影響を受けて、日本版画協会の結成に参加した谷中安規は、若い時から転居を繰り返し、空襲が激しくなる頃から消息を絶った。新聞により百閒が心配していることを知り訪ねた7ヶ月後にはこの世をさった。
斎藤清
独学で油絵を描き続けた斎藤清は、29歳のとき、安井曽太郎の木版作品である「正月娘姿」に出会っている。そこから制作スタイルは変わり、手探りながら木版画に着手。幾度も公募展で認められ、版画制作に没頭していった。そして、戦後日本人初の国際展受賞となる在サンパウロ日本人賞を獲得。日本の版画作品を世界に知らしめた人物だ。そのため、数十万円の価格がつく版画が多く、中には100万円を超えるものもある。

清宮質文
清宮質文は、木版の多重摺りにより生まれた色合いや質感で幻想的であったり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出したりする作品が多い。直筆作品は流通量が少なく高く評価されている。木版画でも数十万円台の買取になることが多い。「黒衣の鳥」「猫」「蝶」など「動物」を描いた作品は人気で高価買取につながりやすく、50万円以上の買取価格がつくこともある。
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日和崎尊夫
木口木版の作品が有名な日和崎尊夫は「闇を刻む詩人」と謳われる作家。当時廃れていた木口木版の道に進み、版画界に木口木版を定着させた功労者だ。1996年に日本版画協会新人賞、1967年に日本版画協会賞を受賞し1970年には、フィレンツェ国際版画ビエンナーレで金賞も受賞している。木口木版画作品「原子花」は高価買取されている。
舟越桂
岩手県出身の彫刻家の舟越桂。父である船越保武も著名な彫刻家だ。彼が楠から作る全身像でも胸像でもない微妙なバランスの半身像は、具象彫刻の現代美術界に新風を巻き起こした。1989年からは母校である東京造形大学で教鞭をとっている。彼の彫刻は美術品オークションで150万円~250万円の落札予想価格が設定され、場合により1,000万円ほどの買取になることもあるほどの評価を受けている。彫刻家ではあるが、1989年から数年に一回のペースで版画を作成。数万円〜数十万円での買取が予想される。

草間彌生
草間彌生の代表作である水玉模様は『水玉は幻覚や幻聴から身を守るためのもの』と語っているように、草間彌生は幼い頃から幻聴や幻視に悩まされてきました。代名詞とも呼べる水玉にはこのような想いが込められている。草間彌生にとって水玉は人生哲学そのものなのである。買取相場はかなり高めで『きのこ』『かぼちゃ』『夏の宵』などの作品は150万円~400万円の相場と言われている。版画の場合には価格に幅があるが、数万円から数百万円となることが多い。

長谷川潔
フランスへ渡り、様々な銅版画の技法を習熟した長谷川潔。古い版画技法(メゾチントやマニエール・ノワールと呼ばれる)を復活させ、独自の様式として確立させたことで有名であり、フランス文化勲章を受章している。マニエル・ノワール技法の版画作品であれば数十万円から100万円以上の買取相場となることが多い。
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棟方志功
棟方志功は、木版画から板絵を生み出した20世紀を代表する世界的巨匠の一人である。一般的に何枚も刷られている版画と肉筆画では、肉筆画のほうが高い値段で取引をされるが、棟方の場合、手彩色で注文に応じて刷るため一枚といって同じ作品がない。そのためオリジナルの希少性をもち価値が上がる。しかし、版画であっても、数万円の作品もあれば、200~300万円の価格帯で取引されるものもある。人気作品の『大首の柵』は、高価買取されている。

駒井哲郎
モノクロの世界で自己の内面、夢などを表現し続けた版画家である駒井哲郎。緻密な線刻による抒情あふれる幻想的な作風が特徴で銅版画の普及と地位向上に貢献した。没後40年以上経過しているが、現在も評価されている作家のひとりである。特に銅版画作家の中では非常に評価が高い。『束の間の幻影』『クラブのA』『R夫人像』などは15万円から80万円程度の買取査定となっている。
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浜口陽三
浜口陽三は、メゾチント技法の復興者として有名。この技法を復興させると共に、色版を重ねて刷る「カラー・メゾチント」の技法を発展させたことで知られる。作品のモチーフとして、ブドウ、さくらんぼ、くるみなどの小さな果物や貝、蝶などの小動物を多く取り上げている。代表的な作品として『西瓜二切』『西瓜』『パリの屋根』『水差しとぶどうとレモン』『突堤』『蝶と太陽』『8つのくるみ』が有名であり、版画の買取相場は数万円台から100万以上まで様々である。
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星襄一
星襄一は、生命の力強さと繊細さを併せ持った『樹木』をモチーフとした作品を多く手がけた。『王の樹』『大樹早春』『夜明け』『枝繁る』『野の木』『青い樹』『老樹』『大樹』『暮色』など高価買取に繋がりやすい傾向がある。買取相場は数万円から数十万円であることが多い。
牧野宗則
木版画家「風鈴丸」を次女にもち、浮世絵木版画の高度な技術と創作木版画の精神性を融合し昇華させ、自然の生命の輝きを華麗に表現する牧野宗則。浮世絵が「絵師・彫師・摺師」という三者の分業によって制作されるのに対し、三つの工程を一人でこなす。伝統木版画の技法を組み合わせ独特のきらびやかな色彩と風合いを持つ風景版画を創出。版画の買取相場は数万円となることが多い。
山中現
山中現は、柔らかな色彩や輪郭線が特徴の版画家・画家である作家。時間のなかでうつろいゆく存在を『かたち』として表現する。東京芸大油画科在学中に版画家・小野忠重の講義で木版画に惹かれ、同大学院で野田哲也に師事。クリーヴランド美術館や大英博物館などにも作品が収蔵されている。『遠い記憶』『白い影』などの木版画は数万円の販売価格がつけられるようだ。売却の場合には渋いと思われる。
山本容子
柔らかく繊細な描線と独特の色使いが特徴で、都会的で洗練された雰囲気を持つ山本容子。美術以外の分野でも、旅行、音楽などについての挿画を交えたエッセイを多数出版する。1988年~1989年に連載された吉本ばななの小説『TUGUMI』の挿画を手がけ、単行本の表紙絵で知名度があがった。作品は10万円前後で取引されることが多い。買取となると、この金額よりやや落ちるだろう。『不思議の国のアリス』『Sleepers and Lucas』『true-blue truck』『おおかみと七ひきの子やぎ』『ハックルベリーフィンの冒険』『ブレーメンの音楽隊』などの作品は高価買取が期待できる。
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李禹煥
李禹煥 (リ・ウーファン)は大韓民国出身の画家・彫刻家・美術家であり、日本現代美術の運動『もの派』の主導中心人物の一人。世界的に評価を得ている作家。作品はキャンバスに大きな余白空間を取り、存在感のある点や線を残す—といった特徴があり、どこか書道を感じさせるようなシンプルでありながら重厚で伸びのある作品と評価される。版画の買取相場は数十万円から100万円を超えるものまで様々だ。
海外
パブロ・ピカソ
スペインで生まれフランスで制作活動をしたパブロ・ピカソ。20世紀で最も影響を与えた芸術家のひとりで、ジョルジュ・ブラックとともにキュビスムの創始者である。版画だけでも約100,000点を制作しており、最も多作な美術家であるとギネスブックに記されている。ピカソのリトグラフは、様々な作品が製品化されているが、有名な作品は人気が高い。限定数のエディションナンバー付きのものなどはさらに市場価値が高いといえる。希少度など様々な要素により、版画の相場は大きく異なる。

アンリ・マチス
19世紀後半~20世紀にかけてフランスで活躍した画家のアンリ・マチスは、フォービズム(野獣派)の中でもとりわけ有名な一人である。色づかいの巧みさから色彩の魔術師と呼ばれ、現在でも多くのコレクターや愛好家を魅了しいる。

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ジョルジュ・ブラック
ピカソとともにキュビスムを生み出した20世紀を代表するジョルジュ・ブラックは、ピカソらと共にキュビスムと呼ばれる新しい表現様式を追及した。キュビスムとは、ひとつの固定された視点から空間を捉える遠近法を否定し、複数の視点から見た形を組み合わせ対象物を表す試みである。ブラックのキュビスム作品にはテーブルや静物などを分解して、ブラックの感性により自由に配置されたものが多い。ピカソと比べると市場評価は落ち着いているが、マーケットでは高い人気となっている。
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マルク・シャガール
愛や結婚をテーマにした作品を多く残したロシア生まれの作家。そのため『愛の画家』とも呼ばれている。その圧倒的な知名度や人気から、原画は市場に出てくることは少なく、版画であるリトグラフやシルクスクリーンが多く流通している。版画の『以心伝心』『3つの花束』『ヨナスブルー』『ダフニスとクロエより春』『青い馬と恋人たち』等の作品は、数十万円から100万円近い買取相場となっている。

ルノアール(ルノワール)
フランス中部リモージュに生まれる。陶器の絵付け工だったが、画家をめざし印象派の運動に参加し、豊かで明るい色調の画面を創造。官能的な雰囲気の人物描写を得意とした。印象派の代表的な作家であったが新古典派などの影響を受けてのちに印象派をはなれた。作品は豊満な裸婦を多く描いて独自の円熟した画風となり買取相場での評価も高い。版画の場合には、10万前後になることが多い。

モジリアーニ
イタリア出身の画家・彫刻家。エコール・ド・パリの画家の一人として知られるが、当時の評価は低く、資金不足、健康の悪化などにより35歳でこの世を去る。その生涯は伝説化しており2度も映画化された。そして死後の回顧展により高く評価されている。主に人物画を描き、アーモンドのような顔に細長い首、目には瞳を書き込まないといった異様な表現が特徴。代表作は『青いブラウスの婦人像』『赤い肩掛けを着たジャンヌ・エビュテンヌ』『男の肖像』などがある。
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ユトリロ
モーリス・ユトリロはフランスで活躍した近代画家。ありふれた街の風景をよく描き、不思議な情緒と静観に満ちた作風が特徴。回顧展が開かれたり、パリ郊外にモーリス・ユトリロ美術館が建設されているため、高く評価されている作家であることがわかる。代表作は『ラパン・アジル』『パリのサント=マルグリート教会』『サン=セヴランの聖堂』などがある。1909年から数年間は白の時代と呼ばれ、ユリトロの絶頂期であったため、この時期に描かれた作品であれば高額査定が期待できる。版画の場合には、数万から30万円程度になることが多いだろう。

サルバドル・ダリ
シュルレアリスムの代表的な画家・サルバドル・ダリ。ダリの作品は奇抜で現実離れした作品が多い。例えばグニャグニャになった時計などは有名で、それが持ち味となっている。数々の大作、名作によりシュルレアリスムの代表的な画家として地位を確立、さらに、油彩のほか彫刻やデッサンなどさまざまな作品を残し、世界中の美術館や愛好家などで所蔵されている。アクアチントやエッチング、リトグラフなどは、価格には差があるものの、人気作は100万円以上の価格となることもある。一般的には、10万円代の版画が多く、中には数万円の評価となるものもある。

ジョアン・ミロ
スペイン・バルセロナ生まれの作家のジョアン・ミロ。印象派やフォーヴィスム、キュビスムの画家たちに影響を受け、風景画や肖像画などを手がけたがその後シュルレアリスムにも傾倒した。スペインを代表する偉大な作家で、世界的な認知度を誇り、現在も作品需要がある。版画作品で限定部数のものについては市場価値が高く、数万円から数十万円の買取相場となっている。

ロイ・リキテンシュタイン
ロイ・リキテンシュタインは、現代アメリカを代表する画家で、ポップアートの大家として知られる作家。アメリカンコミックを題材にし、漫画の印刷に使われるドット(網点)を手描きで描きこみ、印刷物を拡大したかのように表現した。赤・黄・青の三原色を使い、漫画のような通俗的、類型的なものの美を追求した。代表作は『ヘアリボンの少女』『クライングガール』など。版画の相場はは1万円程度から100万円程度までと幅広い。
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アンディ・ウォーホール
ポップアートの旗手として世界的に有名な画家。知識や教養がなくても誰もが楽しめるポップアートの時代を創った。スープ缶としておなじみのキャンベル缶は、彼がデザインしたことでも知らる。作風は色鮮やかでコントラストが強く、モチーフをありのままに分かりやすく表現するのが特徴的。代表作は『キャンベルスープ缶』の他、『マリリンモンロー』『シャネルNo.5』『ドルサイン』『エルビス』など多彩だ。非常に多くのシルクスクリーン(版画)を残したが相場は、数百万円~数千万円の幅がある。いずれにしても非常にコレクターが多く、版画といっても中古で手に入るとなれば即売れてしまうほどの人気がある。

デビッド・ホックニー
イギリス・ブラッドフォード生まれの現代アート界で最も人気のある画家の一人。1989年に高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門で受賞、2003年にはフィレンツェ・ビエンナーレで生涯功績賞を受章している。ホックニーの絵画は、明るい色調と大胆な構図が特徴。新しい表現方法のフォトコラージュシリーズやスイミング・プールシリーズはホックニー作品の代名詞ともいえ、高い人気を誇る。版画(リトグラフや銅版画など)作品の買取金額は数十万円台から数百万円台と様々だ。
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キース・ヘリング
アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ現代美術を代表するアーティストの一人。デビュー前の80年代初頭はNYの地下鉄でサブウェイ・ドローイングというグラフィティ・アートを始めた。誰もが楽しめる落書きは一躍ヘリングの名を広め、デビュー後は瞬く間に有名になった。『ANDY MOUSE』『POP SHOP 1』『POP SHOP 3』などの作品が有名。版画作品の買取相場は数十万円~100万円前後のものが多い。リトグラフよりもシルクスクリーンの方がより評価が高い。

その他、高額買取対象になりやすい作家
ブラマンク、エドアール、サム・フランシス、パウル・クレー、マーク・ロスコ、ジャスパー・ジョーンズ、ベン・ニコルソン、サイ・トゥオンブリー、ミシェル・バスキア、フランシス・ベーコンなど高額買取対象になりやすい作家は多くいる。例えば、サム・フランシスの版画の買取相場は数万円から100万円を超えるものまで様々。パウル・クレーの場合には、220部印刷された銅版画作品『Seiltänzer』は400万円前後で販売された例もあるため高額買取が期待できる。ジャスパー・ジョーンズもまた、リトグラフ『石膏鋳型のある標的』は200万円~300万円の買取相場を提示している買取業者が見つかる。

LINE査定に対応している買取業者
版画の鑑定をして貰うなら専門の業者に依頼しよう。以下に、おすすめのお店をまとめてみた。
【ヒカカクおすすめ店】総合美術買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合美術買取センターは、版画はもちろん絵画や骨董品など、幅広い美術品の買取専門業者である。美術品のジャンルごとにそれぞれ専門の鑑定人が在籍しており、専門性の高い査定を受けることができる。LINEによる無料査定に対応しており、写真と美術品の情報を送ると、おおよその査定額を回答してくれる。買取方法は宅配・店頭・出張買取の3つであり、査定から買取成立まですべて無料で利用できるため、気軽に依頼しやすいだろう。買取後も契約日から8日以内であればキャンセル可能なので、はじめて売却する人も安心して利用できるのではないだろうか。
本郷美術骨董館
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
多くのメディアで特集を組まれるほどの実績を持つ本郷美術骨董館では、経験豊富な専門家による鑑定・買取が魅力的。来店鑑定・宅配鑑定・出張鑑定に対応しており、様々な分野のスペシャリストによる査定が期待できる。さらに全国業者別売り上げランキング1位。写真鑑定だけでなく、電話による無料見積もりにも対応しているので気軽に依頼してみよう。
八光堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
八光堂では、40年以上もの実績を持つ鑑定士が丁寧に査定を行ってくれる。さらに個人だけでなく法人買取にも対応しているのだ。大切にしてきた骨董品だからこそ、確かな目利きに依頼してみてはいかがだろう。
いわの美術株式会社
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
いわの美術では美術品・骨董品の買取実績が豊富。確かな眼を持つ鑑定士が10万件以上ものアイテムを買い取っている。全国対応の無料出張買取、ダンボールに入れて送るだけの無料宅配買取から依頼することができる。無料で見積もりにも対応しているので、気軽に依頼してみてはいかがだろうか。
出張買取に対応している買取業者
総合美術買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合美術買取センターは、全国出張買取にも対応している。査定料や出張料など、費用は一切かからないので気軽に利用しやすいところも魅力の一つである。宅配も対応しているが、美術品を売る場合は自分で梱包して発送するのはリスクが伴うため、できるだけ出張買取か店頭買取を選ぶのがいいだろう。店舗は東京にあるため、持ち込み希望の方はそちらを利用しよう。
毎日オークション
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
国内最大級の取り扱い点数を持ち、本格的な美術品オークションを行っている毎日オークションでは、手数料無料で買取を行っており、持ち込み、作品送付、出張訪問に対応している。さらに幅広いジャンルに対応しており他の売却方法と比べ取り扱い作品が多い”オークション出品”や、購入希望者に対して自社で直接販売を行う”プライベートセール”といった買取以外の売却方法で作品にとって最適な方法を提案してくれるのも魅力だ。
小川処堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
小川処堂は東海県下、最高クラスでの高価買取を実現。店頭買取・出張買取・宅配買取に対応している。もちろん送料や出張料は無料なので気軽に利用しやすいポイントの一つ。個人商店なので、目利きの店主による査定を受けることができる。
ぎゃらりー彩
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ぎゃらりー彩では幅広いジャンルの骨董品や美術品を買い取っている。関東圏を中心に無料の出張買取だけでなく、便利な宅配買取にも対応しているので、ライフスタイルに合わせて利用することができるのではないだろうか。高価買取を期待する人は一度査定へ出す価値あり。
ギャラリーホープ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ギャラリーホープの査定は日本全国無料で対応してもらえる。親切な鑑定士が丁寧に査定してくれるので、買取り利用が初めての方でも気軽に依頼しやすい。1,000万円を超えるアイテムでも即現金買取可能なのも魅力的だ。
まとめ
版画を売るために知っておきたいことについて、紹介してきた。高価買取をされている版画のポイントは押さえておくといいだろう。自身でしっかり対策も出来るところでもあるため、きちんとした保存方法で管理して、納得のいく金額で買い取ってくれる買取業者を探すべきだろう。