物置や蔵の中に眠っている不要な骨董品は、買取専門店で現金化するのがおすすめだ。特に長年物置などに放置されていて、家族の誰もその価値がわからない場合は、早めに専門店に査定依頼をするのが理想的といえるだろう。骨董品のジャンルは多岐に渡る。日用品から美術品まで様々だ。素人では対応しきれないため、プロに依頼するのが得策だ。
今回は、骨董品を高く買い取ってもらう方法や買取業者選びのコツについて、詳しく解説していく。
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骨董品を高く買い取ってもらう方法とは?
骨董品を高い値段で買取してもらうためには、下記7つのポイントを心掛けて欲しい。
骨董品高額査定のための7つのポイント
- 不要と思ったら早めに買取してもらうようにする!
- 新品は未開封のまま持ち込む!
- 袋や箱などの付属品も一緒に持ち込む!
- 手入れのし過ぎはNG!
- 骨董品はきちんと鑑定できる買取業者で売る!
- なるべく多くの業者に買取査定を依頼する!
- 複数品目をまとめて買取してもらう!
1. 不要と思ったら早めに買取してもらうようにする!
状態によって大きく価格が変動する骨董品は、不要と感じたタイミングで買い取ってもらうようにするのが理想的である。特に陶磁器の場合は、高温多湿の環境によって釉薬(ゆうやく)が劣化するケースが非常に多く見受けられるため、「いつか使うかもしれない?」などと思わずに、早めに買取業者に持ち込むことが高い値段での買取に繋がるポイントだと言えるだろう。査定依頼者の中には、骨董品の価値を知ることで買取してもらう決断を行う人々も非常に多いため、「迷ったら持ち込んでみる」というのもおすすめの方法だ。見積もりをみてからの判断をしていこう。
2. 新品は未開封のまま持ち込む!
未使用や未開封の骨董品は、高い値段で買取される傾向が高い。持ち主が自己流の方法で開封すると、きれいに包まれていた箱や内装にダメージが生じることもあるため、注意が必要だ。また骨董品の多くは繊細な素材や技術で作られているものが多いため、基本的には「開封せずにそのまま持ち込む」のが理想と言えるだろう。素人の扱いで価値を下げることがないようにしよう。
3. 袋や箱などの付属品も一緒に持ち込む!
箱や袋、説明書などが付いている骨董品は、高い値段での買取がされやすくなる。汚れや破損があっても、袋や箱に意外な価値があるケースも考えられるため、勝手に必要か不要かの判断を自分でするのではなく、骨董品に関係する付属品は全て一緒に持ち込んだ方が良い。ものによっては鑑定書などがついているものもあるので、書類がなかったかどうかなどのチェックも行っておきたい。もし分からないことがあれば、プロの判断に任せよう。
4. 手入れのし過ぎはNG!
ホコリや汚れのない骨董品は、高い値段での買取がされやすい。しかし既に付いている汚れを薬剤や洗浄料によって無理に落としてしまうと、骨董品の価値が逆に下がってしまうこともあるのだ。このようなトラブルを避けるためにも、骨董品の扱いをする際には「素人が勝手な判断をしないこと」が最重要となるのである。価値ある骨董品の中には、多少の汚れやひび割れがあっても高い値段での買取されるものも多いため、専門店に持ち込む前のケアとしては、タオルや箒を使って軽くホコリを落とす程度で十分と言えるだろう。
5. 骨董品はきちんと鑑定できる買取業者で売る!
骨董品の売却は、リサイクルショップやフリーマーケット、インターネットオークションなどでも可能である。しかしこれらの場所には、骨董品の価値を正しく評価できないという難点があるため、高い値段での買取を希望する人には適さない傾向があるのだ。このような理由から考えても、骨董品の場合は、品物の価値を正しく評価・査定できる専門店に依頼するのが理想と断言できる。オークションの代行をしてくれる業者もあるので合わせて調べていってほしい。
6. なるべく多くの業者に買取査定を依頼する!
高い値段での買取を希望する場合は、なるべくたくさんの買取業者に査定依頼をするのがおすすめだ。複数業者に依頼をしていると、自分の骨董品に対する意外な価値や相場がわかるようになる。またひとつの業者だけでは低価格で査定されてしまうリスクもあるため、骨董品の価値を正しく判断するためにも、多くの業者を比較した方が良いのである。
7. 複数品目をまとめて買取してもらう!
壺、彫刻、日本刀、陶磁器など複数品目をまとめ売りとして査定してもらうと、査定額が若干アップすることも多い。また出張買取サービスを利用して倉庫や蔵全体をチェックしてもらえば、持ち主も知らない以外な骨董品が見つかるメリットも得られるのだ。骨董品を売却する人の中には、「売るべきか?売らないべきか?」を悩んでいる人も多いため、なかなか決断ができない時には出張サービスを利用するのも良策と言えるだろう。尚、ひな人形やはく製等は骨董としての価値が付きにくい傾向にあるので注意。


骨董品の査定基準とは?
骨董品の買取には、査定基準や相場があまり明確に存在しないため、自分の家に眠っている骨董品の価値を正しく知るには、まず鑑定人によって「骨董品として本物か?骨董品ではないか?」の判断・真贋判定をしてもらう必要がある。様々な骨董品の幅広い知識が必要となってくるので、素人には難しい判断となる。また、お店によって絵画に強い店舗、ブロンズ像に強い店舗、美術品・アートに強い店舗など鑑定対象も変わってくるため、単に骨董品と言っても自分が売りたい商品が何なのかによっても行くべきお店は変わってきてしまう。
適切な業者に鑑定を行ってもらうと、作者や品物の価値、査定額の理由なども詳しくわかるため、買取査定額の予測も立てやすくなる。また「自宅に置き続ける意味がない」とわかることによって、その品物をスムーズに手放せるようになる。手に余るものと感じるようであったり、迷いがある場合は早めに鑑定人に依頼するのが理想的と言えるだろう。売るつもりはないがいくらの値段が付くのかを知りたい、その査定結果を想い出に残したいという人はなんでも鑑定団に応募するのも手だろう。

茶道具や陶器のお手入れ方法
骨董品として扱われる陶器も、絵画と同様に丁寧な手入れを行いたい。陶器は吸水性が高く、食器などで扱う場合は食材の色素がつきやすいと言われている。茶道具でも陶器製のものが非常に多く使われているので、同様に手入れしてほしい。さらに、高台と呼ばれる足があるものは徐々にすり減っていくので、手入れもサンドペーパーなどでキレイに整えて上げよう。また、煮沸するという方法もある。煮沸などしたら色が剥げてしまうのではないかと思うかもしれないが、骨董品として価値のたかいものは塗りもしっかりしてるので問題ないのだ。むしろ、土の目が詰まることで臭いや汚れもつきにくくなるのである。さらに、お湯やぬるま湯につけたり、優しいスポンジなどで洗うのもポイントだ。レンジ、保存容器、急激な温度変化のある場所で使うのはやめてほしい。

掛け軸の保管方法
掛け軸は骨董品の中でもトップクラスの花形だが、掛け軸で価値の高いものは年数が経っているものが多く、その保存状態でも買取価格が大きく変化する。掛け軸の保存状態を良くするためには、とにかく湿度に注意してほしい。表装用布、裏打ち用和紙、本紙の書画で仕立ててあるものなので、湿度の影響を強く受けてしまうのだ。掛け軸が飾ってある場合、その近くに花が活けてあったりする場合があるだろう。その際には水滴や花粉などにも気を付け、エアコンなどが直接当たる場所、直射日光の当たる場所は避けよう。
ずっと飾っていると掛けている部分の紐が劣化して落ちてしまうことがある。落ちてしまうと破損の可能性が非常に高くなるので、買い取ってもらうことを考えている掛け軸は壁から外して保管しておくのがよいだろう。また、掛け軸は強く巻くだけでも傷やシワの原因となるので、優しく巻くことでそれを防いでもらいたい。巻いた掛け軸はシミ、カビなどを防ぐために風通しが良い、湿度の少ない場所で保管しよう。
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骨董品の売り時とは?
骨董品の売り時は、まず一つに不要と気付いた時である。祖父母が大事にしていた骨董品であっても、孫子の代になって「これは不要である!」と気付いた時には、早めに売却した方が高値査定に繋がる。また近年では、倉庫や蔵の断捨離や遺産整理、引越しの際に骨董品が出てくるケースも多いため、今後の生活をシンプルにするために多くの骨董品を売却してみても良いだろう。
他の項でも書いているが、まとめて売ることで買取値段を高くしてくれる業者もあるので合わせてチェックしてほしい。価値が分からないと思っていたものが、思いがけない高い値段で買取してもらえることが多々あるのが骨董品だ。まずは査定をしてもらうことからはじめよう。
あとは金やプラチナなどの貴金属が使われている場合は金の相場が高い時が売り時だと言えるだろう。マクロ経済の動きとしてインフレ貴重の時は現物資産である金相場などは高騰する傾向にある。経済不安で中央銀行などにより世界で資金供給などが増えている時は相場が上がると見てよい。2020年以降のコロナウイルスの影響で金相場は高騰した。
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業者一覧・おすすめ買取店まとめ
非常にデリケートな特性を持つ骨董品は、劣化や破損を防ぐためにも、早めに買い取ってもらうようにするのが理想となる。買取専門店への持ち込みが難しい場合は、無理に運ぼうとするのではなく、業者が自ら査定に来てくれる訪問買取サービスを上手に活用してみて欲しい。店頭に持ち込むよりも骨董品にかかるリスクが低く、買取の値段も上がる可能性が高いので、出張買取を選ぶほうがよいだろう。骨董品を売る時は、買取比較サイトのヒカカク!にある骨董品の買取業者一覧で比較してみよう。
総合美術買取センター
買取価格
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ウイルス
対策
絵画や骨董品などの美術品専門の買取業者である「総合美術買取センター」は、絵画・美術品の買取相場の高さがピカイチである。当サイトではベスト3に入る人気店で、おすすめの鑑定業者である。骨董品を高い金額で売りたいならば総合美術買取センターの無料見積もりを依頼してみてはいかがだろうか。
美術買取専門店 古美術永澤
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ウイルス
対策
出張買取、宅配買取などを行っている。また持込鑑定会というイベントを月二回完全予約制で行っている。そのほかにも遺品整理サービスを行っており、査定料金は無料だが、片付け料金を払うと遺品の査定と別に片付けも行ってくれる。またこの片付け料金は買取してもらった値段との相殺が可能だ。出張買取の前に片付けをする必要がないので気軽に来てもらうことができる。
本郷美術骨董館
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ウイルス
対策
電話鑑定、写真鑑定、来店鑑定、宅配鑑定、出張鑑定を行っている。他にオークションでの代行も行っており、人気となっている。メディアへの露出もあり、見たことがある人もいるのではないだろうか。ホームページには鑑定士の専門分野の紹介や骨董屋、美術商一覧がのっているので参考にしたい。
古美術八光堂
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ウイルス
対策
出張買取、店頭買取を行っている。査定は無料で、LINE査定も行っている。様々なジャンルの買取を行っており、また品物によっては買取強化月間を設けて精力的に買取を行っている。買取額ははその場で現金で支払われるため、すぐにお金が必要な人には使いやすいものとなっている。ホームページに骨董品の買取一覧があるので、確認してほしい。
美乃里商店
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対策
骨董品や茶道具の買取に力を入れている。関東甲信越を中心に全国への出張買取も行っている。ブログもやっており、そこで事例の紹介も行っている。実際の写真とともに査定の内容なども掲載されているので参考にするといいだろう。品物によるカテゴリーと地域によるカテゴリーもあるので、色々な見方ができる。
日晃堂
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ウイルス
対策
出張買取、宅配買取、店頭買取を行っている。買取強化のキャンペーンや、買取価格アップのキャンペーンを行うなど勢力的な買取を行っている。ホームページには「お客様の声」として実際の事例がのっているので参考にしてほしい。また、買取品目のページもあるのでそこもチェックしておきたい。