世の中にはたくさんの免許や許可証が存在している。特にビジネスとして何かしらの事業をはじめるときには免許などが必要になるケースがほとんどであり、免許や許可なく営業をおこなっていると違反となり刑罰の対象にもなったりする。特に、最近は副業として転売や物販をはじめる人も多いが、場合によっては免許が必要になるのでしっかり調べておく必要がある。
当コラムでは、お酒の売買には古物商や酒類販売免許は必要なのかどうかについて詳しくまとめていく。お酒の売買に興味がある人は、ぜひ最後まで目を通していただきたい。
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お酒の売買には免許が必要？
お酒を売買するには酒類販売免許が必要だと思っている人は多いだろう。実際、どんなものを売買するにしろ、ビジネスとしてやるのであれば何かしらの免許が必要になるケースがほとんどであり、許可なしに商品の売買をしていると摘発の対象となる場合があるので注意が必要だ。
しかし、お酒の売買に関しては酒類販売免許が必要なケースと不要なケースがある。また、古物商許可証に関しても必要になる場合があるので、しっかりと確認しておかなければならない。
酒類販売免許が必要なケース
お酒の売買において酒類販売免許が必要なケースというのは、不特定多数の人に継続的に販売する場合である。つまり、普通にお酒の売買をするのであれば酒類販売免許の取得が不可欠であり、免許なしで営業していると刑罰の対象となってしまう。
しかし、オークションやフリマなどで不特定多数の人にお酒を売ったとしても、それが「継続的」でない場合は酒類販売免許は必要ない。あくまでも不特定多数の人に「継続的」に販売するときのみ、酒類販売免許が必要になるのだ。
さらに、酒類販売免許には酒類小売業免許と酒類卸売業免許の2つがあり、酒類小売業免許にも3つの種類が存在している。
酒類小売業免許
酒類小売業免許は、一般的な消費者や飲食店などを対象としている免許であり、普通にお酒を売買する場合に必要となる免許だ。その小売業免許の中に、「一般酒類販売免許」と「通信販売酒類小売業免許」と「特殊酒類小売業免許」の3つがある。
一般酒類販売免許は、販売店ですべてのお酒の売買が可能となる免許。通信販売酒類小売免許は、オークションやフリマなどのインターネットを通じてお酒を販売するときに必要となる免許。そして、特殊酒類小売業免許は、消費者に対して特別な必要に応じる場合に必要となる免許である。
酒類卸売業免許
酒類販売免許のもう1つ、酒類卸売業免許は、お酒の販売業者や製造者を対象としている免許である。ビジネスとしてお酒を仕入れたり小売業者に販売するためにも必要な免許であり、お酒の製造をおこなう人も取得しなければならない。
また、酒類卸売業免許にも「全種類卸売業免許」「ビール卸売業免許」「洋酒卸売業免許」「輸出入酒類卸売業免許」「店頭販売酒類卸売業免許」の5つがある。それぞれ自分が卸したいお酒の種類によって必要となる免許が変わり、ビール卸売業免許しかないのに洋酒の販売などをおこなってはいけないことになっている。
古物商が必要なケース
お酒の売買では古物商が必要になるのかどうか気になる人も多いだろうが、結論から言えば、お酒の売買に古物商は必要ない。しかし、お酒の空き瓶などを販売する場合にも必要となるケースもあるので注意が必要だ。
というのも、お酒の空き瓶は価値があるものと認められる場合、お酒ではなく「古物」という扱いになり、骨董品として判断される。骨董品の売買には古物許可証が必要であり、許可なく販売していると刑罰の対象となってしまうのだ。
もちろん、飲み終わった空き瓶を売るだけなら古物商は不要であり、オークションやフリマでもプレミア価値のある空き瓶を売ることができる。しかし、こちらも「継続的」におこなうのであれば古物商が必要となるので、大量の空き瓶コレクションなどをオークションで売却するときには、気をつけておいたほうがいいだろう。
お酒の買取におすすめの業者
お酒を売るときはお酒の専門店で売るのが基本だが、今ではお酒の買取専門業者は数多く存在する。その中から自分に合った業者を選ぶのは中々難しく、はじめて売却する人はどこがおすすめなのかわからないだろう。実際、お酒の買取価格は業者によって異なっているため、業者を選定することが大事である。
そこで以下では、お酒の買取におすすめの業者をいくつか紹介していく。どこの業者にしようか迷っている人は、ぜひ参考にしていただきたい。
横浜のお酒買取 リカージョイ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取リカージョイは、ワインやブランデー、ウイスキーやシャンパンなどの買取をおこなっている業者だ。専門スタッフが1本1本丁寧に査定してくれるため、いつでも相場に適正な価格での買取が期待できる。買取価格も他社よりも高いと評判で、利用者の満足度も高い。
高価買取が可能なのは、他社には真似できない豊富な販売ルートを確保している点にある。国内外に多数の販売経路を確保することで、相場以上での買取を実現しているのだ。また、万が一他社のほうが高かった場合は、価格交渉することで最大限期待に応えてもらえる。
買取は宅配・店頭・出張の3つの方法で対応している。基本的にどの買取方法を利用しても手数料や費用はかからず、完全に無料で利用できる。梱包キットもあるため、はじめての人でも安心して査定へ出せるだろう。スピード査定・入金にも定評がある業者だ。
東京・大阪のボトルオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ボトルオフは、主に東京と大阪に店舗を構えるお酒買取専門店だ。さまざまなお酒の買取に対応しており、それぞれのお酒の専門家がしっかりとお酒の価値を見極めてくれる。買取価格がアップするサービスも豊富で、高価買取が狙いやすくなっている。
1本でも大量買取のどちらにも対応しており、価値のあるお酒や希少性が高いお酒は特に高価買取が期待できるだろう。信頼できるお酒買取専門店で売りたいと思っている人におすすめの業者だといえる。
買取は宅配・店頭・出張の3種類だ。忙しくて自分のペースで査定に出したい人は、無料の宅配キットを利用して査定依頼してみよう。出張買取は出張費無料で迅速に対応してもらえるため、大量買取を希望する人はぜひ利用してみよう。その場で換金できるので、スムーズに売却したい人にも向いている。
東京都のファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズは、お酒の買取専門店として人気が高い。個人だけでなく法人のお酒買取もおこなっており、業者間取引価格で買取しているため、ほかの業者よりも高い価格での買取が期待できる。スタッフの知識と経験も豊富で、いつでも相場以上の価格を提示してくれるだろう。
また、ホテルやレストラン、コレクターといった人たちに直接お酒を販売しているのも、高価買取の実現へとつながっている。特にワインとウイスキーの買取を強化しており、山崎やロマネ・コンティは高額買取が狙えるだろう。
買取は宅配・店頭・出張の3つの方法で対応。宅配買取では着払いで発送すればOKなので、余計なコストをかけずに査定依頼が可能だ。出張買取は関東と大阪に対応しており、まとめてお酒を処分したいときに便利である。もちろん、出張費などもかからない。
横浜市のライフバケーション
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ライフバケーションは、神奈川県にあるお酒の買取専門店だ。基本的には何でもお酒の買取をしており、珍しいお酒やマイナーなお酒までしっかりと価値を見極めた査定をおこなってくれる。特にジャパニーズウイスキーの買取を強化しているため、高価買取が期待できるだろう。
安心の実店舗で運営しており、汚れや破れがあるお酒でも問題なく買取可能。他社では断られてしまう安いお酒であってもきちんと対応してもらえ、他社よりも利便性が高いといえる。専門スタッフの査定も評判が高く、安心して利用できるだろう。
買取は宅配・店頭・出張の3種類の方法で対応。宅配買取は全国送料無料となっているため、忙しい人などは自分のペースで買取へと出してみよう。出張買取は東京・神奈川を中心におこなっており、手数料関連はすべて無料となっているので気軽に依頼してみよう。
東京都新宿のジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボは、お酒買取店として高い評判を獲得している業者だ。ワインやシャンパン、日本酒から焼酎まで幅広いお酒の買取に対応しており、専門スタッフが1本1本丁寧に査定してくれる。他店よりも高い価格での買取が可能だと評判で、他社からジョイラボに買取依頼する人も多い。
スタッフ満足度や買取価格満足度においてナンバーワンを獲得しており、数あるお酒買取店の中でも満足度はトップクラスだ。特にDRCのワインの買取を強化しているため、所有している人は一度査定に出してみることをおすすめする。きっと期待以上の価格で買取してもらえるだろう。
買取は宅配・店頭・出張の3つとなっており、自分の好きな方法で査定に出せる。手数料や費用も無料で、専用の宅配キットがあるため破損の心配などもいらない。自分のライフスタイルに合わせた方法を選択できるのも魅力のひとつである。
お酒を売るならヒカカク！で賢く一括査定申込み
オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。「ヒカカク！」は楽に高く売りたい時、様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
お酒は多くの買取業者で強化買取されているが、少しでも高い価格で売りたいのであれば業者比較が欠かせない。しかし、業者比較をおこなうためには手間がかかり、人によってはそんなことをしている時間がない人もいるだろう。
また、オークションなどで売却する人もいるが、オークションだと送料がかかったり値下げ交渉があったりなどで、業者よりも低い価格となるケースが多い。さらに、後からクレームがくることも少なくない。
「ヒカカク！」ならそんな問題も解決できる。こちらから無料で査定依頼が可能だ。お酒の買取を考えている人はぜひ利用してみてほしい。
お酒で高価買取を狙う方法
上記では、お酒の買取におすすめの業者を紹介してきた。しかし、お酒はただ買取に出せばいいわけではなく、少しでも高い価格での買取を狙うのであれば、いくつか意識しておくべき点がある。たとえ価値の高いお酒であっても、適当に売っては期待外れの金額となることが少なくないのだ。
以下では、お酒で高価買取を狙う方法についてまとめていく。できる限り高い価格での買取を狙っている人は、ぜひチェックしていただきたい。
新品・未開封の状態で売る
お酒で高価買取を狙うときは、できる限り新品・未開封の状態で売ることが大事だ。お酒は一度でも開封してしまうと中身の劣化が早くなり、場合によっては高く売れなくなってしまうおそれがある。特にワインなどは専用のセラーなどで保管していないと、すぐに劣化してしまうので注意が必要だ。
また、一度でも開封してしまった場合は、なるべく早く査定へ出すことで減額を避けることができる。めんどくさいからとそのまま放置していればお酒の中身は劣化していき、液面低下や酸化などの減少がおこってしまう。そうなれば、いくら価値のあるお酒でも高価買取は期待できないだろう。
箱などの付属品をつける
お酒の買取では、箱などの付属品をつけておくようにしよう。というのも、付属品が欠品していればお酒によっては数万円の減額を受ける可能性がある。どんな商品を売るにしても付属品が大事なのは言うまでもないが、お酒で高価買取を狙うのであれば、できる限り付属品をそろえて査定に出すのが大事だといえる。
お酒によっては箱以外にも冊子やタグ、ノベルティグッズなどがついている場合もあり、そうした付属品は査定でも優遇されるので、売るときは一緒に査定へと出してみよう。
オークションなどに出品する
お酒を売る方法はなにも買取業者で売るだけではない。場合によってはオークションやフリマを活用したほうが高く買取されることもあるだろう。実際、価値の高いお酒であればオークションへと出品したほうがコレクターたちから高値がつくことがあり、業者の買取価格よりも倍の値段で売れることもある。
もちろん、そうした価値あるお酒はなかなかないが、お酒は買取業者で売るものと決めつけず、より広い範囲で考えてみるのも大切なことだ。ただし、継続的なお酒の売買には酒類販売免許が必要なことも忘れないでおこう。
まとめ
当コラムでは、お酒の売買には古物商や酒類販売免許は必要なのかどうかについて詳しくまとめてきた。最近はお酒の転売で儲けようとする人が増えているが、転売はやり方と目的によっては酒税法違反となり、刑罰の対象となる点に注意しておかなければならない。
どんな商品であっても、売買をおこなってたりビジネスしたりするのであれば、何かしらの資格や免許が必要になるのだ。お酒の売買をしようと思っている人は、まずは酒類販売免許が必要なケースに該当しているかどうかをチェックしてみよう。
【情報ソース】
- ・e-gov法令検索：酒税法
- ・国税庁：【販売業免許関係】
- ・国税庁：酒類の販売業免許の申請
- ・国税庁：酒類卸売業免許申請の手引
- ・警視庁：古物商許可申請
