而今は、三重の木屋正酒造で製造されている日本酒だ。地元だけでなく、全国的に名の知れた銘柄であるためファンも多い。評価の高い人気酒のため、買取価格も値が張りやすい。家に眠っている而今があるなら、買取相場と査定情報を活かして取引に活かしてほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
而今とはどんな味わいなのか?
而今は特別純米から大吟醸まで幅広い種類が出ている。ほのかな甘味に対して、クリアな飲み口が特徴の而今は、まるでワインを彷彿とさせるような味わいがある。
また和食だけではなく、イタリアンとの相性も良いと若い世代にも注目されている。淡麗辛口の日本酒とは違う新たな日本酒を魅せてくれるのが而今なのだ。
而今の歴史
木屋正酒造は1818年創業の老舗酒造だ。初代大西庄八氏が譲り受けたほてい屋という酒屋を木屋正として継承したことが始まりである。かつては高砂という銘柄の地酒を造っていたが、6代目の蔵元大西唯克氏が2004年より而今の製造を開始した。
杜氏界のスターとして20代から注目されていた大西氏だが、スターという名とは反対に酒造りの全工程で精緻な設計と検証を繰り返し、地道な努力を重ねてきた。木屋正酒造の主力商品であった高砂に甘んじることなく、時代に合わせて酒造りをおこなったのだ。
また、高砂という日本酒は全国各地にあることから、木屋正酒造オリジナルの銘柄を生み出したかったという意図もあったとされている。こうして誕生した而今は、東京や大阪で販売が開始されると、あっという間に人気銘柄となった。
さらに、而今を有名にしたのが伊勢志摩サミットだ。2016年に2日間おこなわれたこのサミットで各国の首脳が集まる中、而今は食中酒に選ばれたのだ。三重県には35もの酒蔵があるが、その中で伊勢志摩サミットの会食に選ばれた日本酒はわずか4つ。乾杯酒に選ばれるのも光栄なことだが、食事の共に而今が選ばれ、この快挙もあって而今は世界からの注目も得た。
日本の居酒屋で見かけることが少ないのはいうまでもない。入手困難といわれるには、確かな実績がある。そして、それは受賞歴からもうかがえる。2008年、2011年、2015年酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど実績も伴っている。
而今という銘柄には今このときをただ懸命に生き抜くという意味が込められている。決してブルーオーシャンとはいえない酒造業界現状で、銘柄のごとく而今の精神を貫いているのだ。
而今は買取可能な銘柄なのか
而今は人気のある銘柄のため、業者も買取に力を入れている。而今は種類が豊富だが、中にはプレミアが付いているものもあり特別純米の火入れは定価では手に入らないほどだ。而今というだけでも知名度があるが、種類によっては買取価格が上がる可能性を秘めている。
平均買取相場は5,000円といわれているが、物によっては10,000円を越えるものも出てくる。少なくとも、他の日本酒よりは買取金額が高めだといえる。保存状態や品質状態、査定のタイミングにもよるがそれだけ価値のある銘柄だといえる。
高価買取を実現するためのポイント
而今は人気だが、高価買取をしてもらうためには査定のポイントを知っておくと取引が有利になることがある。
キレイな見た目にしておく
中古品を自宅で管理していると査定の目も厳しくなる。業者は買取した物を改めて販売するため、それなりにキレイな物でないと商品にはできないのだ。それを考慮すると、瓶のホコリを拭き取っておくのはもちろんのこと化粧箱がある場合にはそろえておく必要がある。
査定に出すならば、第一に清潔感を意識しよう。商品と呼べるほどの見た目であれば査定の印象が良くなる。基礎中の基礎として掃除はしておくべきだ。
5社の業者から比較する
買取業者は検索すれば沢山ヒットするが、どこの業者も同じ価格を出すとは限らない。あなたが売りたい銘柄の在庫がゼロならば魅力的に映るが、在庫を多く抱えている場合は欲しいとは思わないのである。
それが査定価格にも影響してくるので、少なくとも5社の業者で買取価格を比べてみる必要がある。何社とも連絡をとるのは面倒だが、高価買取の可能性は比較することで見えてくるのだ。
まとめて査定に出す
業者の中にはおまとめ査定というジャンルを設けて、査定を受け付けているところがある。まとめて査定に出せば、その分買取価格をプラスアルファしてくれるのだ。眠っている日本酒が複数本あるならば、こういった制度を導入している業者に積極的に査定に出すことをオススメする。
おまとめ査定は、銘柄や種類が違っていても良い。人気銘柄が沢山あるほど査定にもプラスに響いてくる。
製造年月日を把握する
日本酒の買取は、製造されてから6ヶ月を過ぎていると取引が難しくなる。日本酒は時間が経つほど品質が落ちていくからだ。ワインのように何年も置いておくわけにはいかないのである。
長くても1年以内のものが買取対象といえる。買取を希望するならば、まずは製造年月日を確認してすぐにでも査定に出すべきだ。
買取業者一覧
日本酒 而今の強化買取している業者をまとめた。あわせて、2021年6月時点で確認できた買取価格情報も記載しているので、買取業者選びの参考にしてほしい。 買取価格は時期や状態、店舗の在庫状況にもよって変動することは留意してほしい。
東京都のファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ネット特化型のお酒買取店ファイブニーズはレストラン、ホテル、コレクターといった独自販売ルートを多く展開することで高額買取を実現している業者だ。飲食店コンシェル事業も展開していることで、相乗効果的に販売経路は増加し続けている。
期間限定キャンペーンは原則実施しないが、どんなときでも1円でも高く他店より買い取ることを目標としているため、タイミングに関係なく高額買取が実現できるのも特徴だ。
商品名 | 参考買取価格 |
---|---|
而今 特上雄町 純米大吟醸 | 54000円 |
而今 純米吟醸 八反錦火入 | 5000円 |
而今 純米吟醸 雄町 火入れ | 6000円 |
而今 純米吟醸 山田錦 無濾過生 | 5000円 |
而今 特別純米 火入れ | 6000円 |
而今 純米吟醸 酒未来 無濾過 | 6600円 |
而今 特別純米 おりがらみ 生 | 6600円 |
北海道の大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国にその名を広めている酒の買取専門店大黒屋は、一般的な高級ブランドや貴金属はもちろん、日本酒を含む酒類の買取もおこなっている。酒の買取専門の担当スタッフが正確な価格で慎重かつ丁寧に査定をおこなってくれるのも特徴だ。
買取における実績が豊富な上、スピーディーな査定と買取成立後の即現金化に尽力している。即現金化したい人には特にオススメの業者だ。また、ブランデーやウイスキーなどの洋酒の買取もおこなっているため、まとめ売りにも対応している。買取可能な酒の品目も多く、他店では買取不可であった商品でも大黒屋では買取が可能な場合もある。
ただし気を付けなければならないのが、商品を査定に出す際はパッケージや瓶の状態や製造年月日からどれほど経過しているか、保存状態は適切であるかなどいくつかの査定ポイントをクリアできているかが求められる。商品の状態が劣悪な場合は、いくら高級な日本酒であっても買取をおこなってもらえない、もしくは買取額の大幅なマイナスになり得るということを覚えておいてほしい。
商品名 | 参考買取価格 |
---|---|
而今 特別純米 にごりざけ生 1800ml | 3000円 |
而今 特別純米 にごりざけ生 720ml | 1000円 |
而今 特別純米 火入れ 1800ml | 2000円 |
而今 特別純米 火入れ 720ml | 2000円 |
而今 純米大吟醸 NABARI 1800ml | 10000円 |
而今 純米大吟醸 NABARI 720ml | 4000円 |
而今 特別純米 無濾過生 1800ml | 2000円 |
而今 特別純米 無濾過生 720ml | 500円 |
而今 特別純米 おりがらみ生 1800ml | 2000円 |
而今 大吟醸 1800ml | 7000円 |
而今 純米吟醸 愛山火入 1800ml | 4000円 |
而今 純米吟醸 愛山火入 720ml | 1000円 |
岡山県のレッドバッカス
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
レッドバッカスは而今だけでなく、焼酎やブランデー、ウイスキーといったすべてのお酒を網羅している業者だ。日本酒の買取実績も多く、ラベルの剥がれや汚れがあっても買取してもらえる可能性が高い。また、豊富な販売ルートや徹底的なコスト削減から高価買取につなげている。
買取方法には宅配・出張・店頭をはじめ、大手ならではの多様な買取サービスが用意されているので、自分にあった買取方法から選択可能だ。買取にかかる費用はすべて無料で、キャンセル料・キャンセル返送料にいたっても無料で対応してくれる。
- ・而今 純米大吟醸:~7,500円
愛知県のジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボは全国に店舗展開しているお酒の買取専門店だ。「まとめて◯◯円」というような査定は決してせず、何点持ち込んでも1点ずつ丁寧に適正価格を提示してくれることなどが、トータルの買取価格の上昇、顧客満足度の高さにつながっている。
また、買取方法も宅配買取、出張買取、店頭買取の3種類から選べ、宅配の場合は送料・振込手数料などの諸費用をすべてジョイラボが負担してくれるのがうれしい。
- ・而今 各種:要査定
沖縄県のブックオフ
買取価格
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手数料
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ウイルス
対策
「本を売るならブックオフ」のCMでおなじみブックオフもお酒の売却におすすめの業者だ。本以外にも多くの商材を取り扱っており、お酒の買取には力を入れている。高額買取のイメージは正直あまりないが、手軽に近隣店舗で査定価格を出してくれるというメリットは大きい。
買取方法には店頭・宅配・出張で対応しており、送料や手数料は無料だ。ただし、取扱っていない店舗や取扱できる種類が限られている店舗もあるので、まずは問い合わせて確認してほしい。
- ・而今 各種:要査定
宮城県の福ちゃん
買取価格
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手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
総合買取業者の福ちゃんは大阪を中心に店舗展開している業者だ。可能な限り仲介業者を挟まず、独自の販売ルートを展開している。さらに自社でも直接販売するという販売経路の多様さが高額買取につながっているポイントだ。
買取方法は出張買取・宅配買取・店頭買取から選択可能で、キャンセル料を含めて費用もかからない。また、受付からアフターフォローまで、女性が対応してくれる出張買い取りレディースプランが用意されているため、女性の方も安心して売却できるだろう。
- ・而今 各種:要査定
兵庫県の買取パートナー
買取価格
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ウイルス
対策
酒とひとくくりにしても業者の中には、得意な分野というものが存在する。ワインを中心としているか、またはウイスキーに注力しているかで、価格の付け方も異なるのだ。やはりメインに取り扱っているジャンルには、高価な値を付けやすいという傾向がある。
兵庫県で酒のみの買取業を営んでいる買取パートナーは、焼酎・日本酒を主力としている業者だ。公式サイトを見れば分かるが、ほぼ国産酒の宣伝が中心となっている。査定額アップや高価買取をうたっているのは、焼酎・日本酒がメインである。
ということは、買取パートナーへ焼酎・日本酒を持ち込むと、高価格が期待できるわけだ。特に有名銘柄は強化買取にも力を入れている。価格の実例も掲載されているので、参考に検証してみるのもオススメだ。
酒専門だからといって、酒なら何でも高くなるという訳ではない。業者それぞれでどのジャンルをメインに受け付けているか把握し、高価買取につなげてほしい。
- ・而今 特別純米 1800ml:~7,000円
- ・而今 各種:要査定
広島県のミスターフロンティア
買取価格
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ウイルス
対策
業者が買取価格を高くできる要因は、その後の販売手段による。ジャンルごとの市場へ流すのか、直接販売店などへ売却するかで価格の付け方は異なる。特に市場へ出品するとなるとマージン代を考慮しなければならないので、買取価格はそれ程期待できないのだ。
酒を専門的に扱うミスター・フロンティアは、リカーフロントという販売事業にも着手している。リカーフロントでも、品ぞろえは酒限定としており、個人だけではなく業者との取引も可能だ。
直接売買の取引がおこなえるということは、中間マージンが削れる。その分、酒を売りたいというユーザーへマージン分の上乗せができるのだ。買取から売却までの流れは、1通りではない。しかし、リカーフロントという道順を経ているミスター・フロンティアは、強気で買取に臨める数少ない業者だ。
自社で買取・販売の両事業に手を掛けている業者はいくつかある。業者を選定する際は販売経路の確認も怠らないでほしい。
- ・而今 特別純米 無濾過生:6,000円~
大阪府のパスワーク
買取価格
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ウイルス
対策
パスワークでは、買取依頼をする前に簡単な無料査定をオススメしている。一度査定をしておくことで、買取金額が事前に分かることがメリットだ。不要な郵送のやり取りや店舗への来店を避けるためにも、一度郵送を依頼してみよう。
もちろん希望する金額にいたらず、査定後にキャンセルすることも可能だ。しかし、事前の査定額はあくまでも一般的な取引相場から算出したもの。スタッフが実際に商品を手に取り確認したときに、本査定の金額が変わってしまう可能性もあることを覚えておいてほしい。
パスワークの査定方法はオンライン査定・LINE・電話・画像・FAXと多くの種類があるが、急いでいる場合にもっとも適しているのは電話査定だ。スタッフと直接会話できる電話査定であればすぐに査定額が分かり、文章では伝えづらいような細かい質問もしやすい。不安なことは買取依頼をする前にすべて解消してしまおう。納得のうえ買取を依頼することで、結果的に満足な取引につながるのだ。
- ・而今 各種:要査定
新宿のSPANA
買取価格
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手数料
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ウイルス
対策
買取業者へ査定をお願いするタイミングは、売りたいと思った瞬間も大切だが、さらにお得になる時期を狙うのがオススメ。査定額アップやクオカードプレゼントなど、業者ごとにさまざまな催しを実施している。特にどこの業者にすべきか迷っているのなら、お得情報に目を着けるのは得策だ。
SPANAでは、単品での高価買取はもちろんだがまとめ売りでの査定額アップに注力している。12本以上で酒を持ち込めば、なんと10%アップを約束しているのだ。10%というのは、易々と出せる数字ではない。
元来の買取価格にプラスされるとあって、大幅アップが見込める。ここまでのアップ率を実践できるのは、酒路線1本に絞ったSPANAだからこそといえる。
ただ1点留意したいのは、対応ジャンルに限りがあるということ。焼酎や日本酒、何でも良いというわけではなく、時期によって受付可能なジャンルが限定されている。もし、手元の酒と実施しているジャンルが合致すれば、正に売りどきとなるのだ。情報をキャッチするためにも、こまめにSPANAのホームページを検索すると良い。
- ・而今 各種:要査定
まとめ
而今は種類も豊富で人気が高い銘柄だけに、買取価格も期待が高まる。その分、思った以上の金額にならないと売る気が失せてしまいがちだ。だが、確かな実績と人気はお墨付きなので自信を持って査定に出そう。ただし日本酒の品質は時間が経つほど落ちていくので、留意して買取に出すかを検討すべきである。