ハードオフは、食器や家電製品、オーディオ機器や楽器など、さまざまな品目・ハードを取り扱うリサイクルショップである。中古品の販売だけでなく買取も行われており、全国に広くチェーン展開しているため知名度も高く、片付けや引っ越しの際などに出た不用品の買取先の筆頭候補のひとつと言って良いだろう。
ここでは、ハードオフとその他の細かい事業展開について、それぞれの取扱品目やその確認方法などについて詳しく探っていこう。
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ハードオフとブックオフの関係
まず、混同しがちだがハードオフとブックオフ(古本買取販売)とは別会社である。ロゴも同じではあるが、新潟県新発田市に本社を構えるハードオフと、神奈川県相模原市に本社を構えるブックオフはかつてフランチャイズの関係にあった企業で、1990年にスタートしたブックオフのリユース販売に着想を得て始まったのが株式会社ハードオフコーポレーションとなる。
ちなみに、現在一部エリアでは両者のフランチャイズ加盟契約が解約された店舗も存在しており(2015年3月31日)、ハードオフとブックオフが隣接する店舗内で、同じジャンル・系統の商品を競い合うように販売しているケースも散見される。
そのため、店舗名はブックオフと名乗っておきながら、楽器やパソコンモニター、食器などを販売する店舗もあるため非常にややこしい。
ただ、双方の企業の友好関係は継続されており、株式会社ハードオフコーポレーションのホームページには、フランチャイズ展開の企業としてブックオフも掲載されている。

ハードオフのフランチャイズ展開は全部で7つ
現在、ハードオフは7種類の事業展開を行っている。
7種を順に見て行くと、まず中古AV機器やパソコン・楽器などを取り扱うハードオフ(HARD・OFF)が挙げられる。
次に、古着や婦人服・アクセサリーなどブランド品を扱っているオフハウス(OFF・HOUSE)、同じくブランド品やアクセサリーが対象のモードオフ(MODE・OFF)などは服飾部門と見て良いだろう。
中古玩具を扱うホビーオフ(Hobby・OFF)や中古自動車用品を扱っているガレージオフ(Garage・OFF)の他に、ワインやウイスキーなど酒類を取り扱うリカーオフ(Liquor・OFF)といったものも存在する。
そして、中古本やCD・DVD、ゲームを取り扱うブックオフ(BOOK・OFF)ももちろんフランチャイズ展開の1つに数えられる。
都心部の大型店舗であれば単独店舗もあり得るが、大抵のエリアの店舗はハードオフとブックオフ、ホビーオフとオフハウスなどの複合タイプが多い。もし買取に持ち込みを考えているのであれば、事前に店舗別のホームページに訪問して確認した方が良いだろう。
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ハードオフの取扱品目の確認方法
ハードオフや、その他オフハウスやホビーオフの取扱品目を確認するには、ハードオフグループトップページからそれぞれのフランチャイズトップにアクセスすれば良い。
ハードオフグループトップページを表示させると、画面下部にハードオフやブックオフをはじめとするアイコン・バナーと、それらの簡単な取扱品目について表記されている項目が目につく。この中の一番左端の、ハードオフのバナーをクリックすれば、さらに細かい品目を確認することができる。
また、ハードオフの取り扱いなのか、オフハウスの取り扱いなのか境目が微妙で分かり辛い場合もあるだろう。その場合は、検索窓を活用しよう。お店の種類やエリア、取扱商品のジャンル、フリーワード欄に必要な情報を入力して検索をかければ、該当する種類のお店やエリアの店舗がヒットする。
たとえば、ダイニングテーブルを売りたいのであれば、住んでいる地域とフリーワードで指定、もしくは取扱商品を選択すれば該当する店舗が出てくるので非常にお手軽だ。
試しにハードオフの取扱品目を調べてみよう
ハードオフコーポレーションのトップからハードオフのバナーを選択、もしくはハードオフで検索をかければトップページがヒットするはずなので、まずはそこにアクセスしよう。画面が表示されたら下へとスクロールさせれば、取り扱っている商品のカテゴリーが表示される。主な取扱品目は、オーディオやビジュアル(映像製品)、パソコンや周辺機器、ゲーム機・ソフトやカメラ・腕時計、楽器・携帯電話や工具などが挙げられる。
オーディオカテゴリ
ここからさらに詳しく見ていこう。オーディオに関しては、アンプやスピーカー・チューナー、ラジカセやミニコンポなどが挙げられる。ラジカセからCD・MDプレイヤー、iPodなど携帯端末のオーディオプレイヤーなども含まれる。レコードなどのアナログプレイヤーから、なんと電話機もここにカテゴライズされているから驚きだ。ビジュアル・映像製品のジャンルでは、おなじみのプラズマテレビや液晶テレビ、DVDデッキやVHSデッキなどが該当する。プロジェクターに関しては表記されていないので、持ち込む前に一度問い合わせた方が良いだろう。
パソコンカテゴリ
パソコン関連は、パソコン本体はもちろんディスプレイやHDD・DVDドライブ、ハブやフラッシュメモリなどが候補として挙げられる。プリンタやFAX、電子手帳などもこのカテゴリーに入る。周辺機器としてインターネット機器の表記があり、モデムやルーター・wifi機器なども持ち込むことができるだろう。その他ワープロも表記されており、家で眠っている古い機器があるなら試しに持ち込んでみても損はなさそうだ。
携帯・ゲームカテゴリ
携帯電話は、スマートフォンやガラケー、タブレット端末や電子書籍端末に至るまで手広く扱っている。ゲーム機・ソフトに関しては、Wii UやPS4といった新しいハードからゲームキューブやスーパーファミコンなどのレトロゲーム機まで幅広く取り扱っている。特にレトロゲーム機やソフトに関しては、中古ゲーム買取販売店では取り扱っていないようなものまで守備範囲にあるため、ハードオフは侮れない。
楽器・ギターカテゴリ
また実際の店舗に行けばすぐに分かると思うが、趣味の商品も取り扱っている。目立つのは上記でも軽く触れたギターやベース、キーボードなどの楽器類だ。
アコースティック・エレキやガット弦のギター、エレキベースはもちろん、周辺機器のギターアンプ・ベースアンプやエフェクター、リズムボックスなどもその範囲に含まれる。さらに言えば、ナットやブリッジ・ピックアップなどギターやベースなどのパーツはもとより、未使用の弦や指板用のオイルなども取り扱っているため、通常の楽器店の持ち込みを諦めていた人の駆け込み寺ともなるだろう。
アコースティックドラムやエレクトリックドラムなどLM楽器の他にも、サックスやトランペット、トロンボーンといった管楽器、ヴァイオリンやチェロ・ヴィオラなどの弦楽器も買取可能だ。同様にMTRやミキサー、音源モジュールやオーディオインターフェイス、MIDIコントローラーなどDTM関連の商品も含まれている。サンプラーやDJ機器、マイクスタンドやコンデンサーマイク、ケーブルや譜面台に至るまでありとあらゆる製品が対象となる。
ジャンクコーナー
しかも、店舗に訪れたことがある方ならとっくにご存知であろう「ジャンクコーナー」の存在も大きい。通常楽器店では、何らかの配線トラブルで音が出ない機器や、ネックの反りやパーツの欠けといった深刻なトラブルを抱えたギターやベースなどは門前払いされるケースが多いが、ハードオフではこの「ジャンクコーナー」のおかげで引き取ってもらえるケースが圧倒的に多い。ダメ元でチャレンジする価値は十分にある、という点もハードオフの大きな魅力だ。
カメラ・デジカメカテゴリ
他にも、カメラは一眼レフからミラーレス、コンデジやポラロイドカメラまで一通り網羅している。各社からリリースされている専用のレンズは、種類やグレードによって価格が上下するのでぜひ相場を先に調べてから持ち込みたいところ。レンズケースや本体用ケース、三脚などの周辺機器ももちろん取扱品目に数えられる。
その他の系列店もチェック
ハードオフ以外の事業展開、異なるブランドの取扱品目もチェックしていこう。
オフハウスの概要
生活品を多く扱うオフハウスでは、ブランド品のバッグや時計・アクセサリーをはじめとして、ワンピースやブラウスなどレディースファッション全般やメンズファッション、家具やインテリア、生活雑貨などが該当する。ハードオフの趣味の項目で漏れた、テニスやゴルフ・野球などスポーツ用品、テントや釣具・マンウンテンバイクなどキャンプ・アウトドア用品もオフハウスがメインだ。
また、同じく家電ではある炊飯器や乾燥機・加湿器、電子レンジやヒーターなどもオフハウス扱いとなる。バッグやポーチなどの生活雑貨や、ラジコン・Nゲージやフィギュアなどのホビー、陶器・漆器や引き出物などの贈答品、果てはゆかたや和服など和装も取り扱う。オフハウストップに行けば、画面下部に買取強化されているブランド名が記載されているためこちらも忘れずチェックしよう。
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ホビーオフの概要
ホビーオフは、トレカやミニチュアトイ、ラジコン・プラモデル、フィギュアなど玩具全般。Nゲージ・HOゲージなど鉄道模型や、モデルカー・ミニカーなどもその範囲に含まれる。ただし注意したいのは、ハードオフ同様Wiiなどのゲーム機・ソフトも含まれている点だ。同じジャンルでも店舗によって買取価格に差がある上に、ハードオフとホビーオフによっても当然買取価格が異なる。持ち込む際には一店舗で即決せず、いくつかの店舗で見積もりを出してから決めたい。
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ガレージオフの概要
ガレージオフはその名の通り、自動車関連の買取店舗だ。マフラーやライトなどの外装カーパーツやステアリング・シフトノブなど内装パーツ、カーAV機器の他にタイヤホイール、チャイルドシートなども取り扱っている。例によって、シティサイクルやマウンテンバイクなど自転車取扱がオフハウスと重なっているため、ここも注意したい。
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モードオフの概要
レディース・メンズファッションや、キッズなどファッションブランドに特化したモードオフが近場にあるなら、有名ブランドの服飾品はモードオフをチョイスした方が良いかもしれない。オフハウスとの価格差を考慮しながら上手に選択したいところだ。
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リカーオフの概要
唯一、他と重ならないであろうジャンルがリカーオフである。ワインや日本酒、シャンパン・ブランデーなど飲まないのに贈呈されて困っている場合はここが適切だ。このように、ハードオフコーポレーショントップから該当するお店の種類へとアクセスすれば取扱品目はかなり特定できるはずである。
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