副業を認める企業が多くなっていることもあり、多くの人が副業に注目を集めている。その中でもせどりは、一般的な商売と同じように商品を安く仕入れて、高く売ることで利益を得る方法だ。生活の基本でもある売り買いが基本となっているため、コツをつかみやすいというのも注目されている理由だろう。
今回は、トレカの転売はもうかるのかどうかを紹介していく。またこの記事では利益が出やすいと言われている遊戯王とポケモンカードに焦点を絞って見ていこう。これからせどりを始める人には、ぜひ参考にしてほしい。
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トレカ転売はもうかる!
最初に言っておくと、トレカ転売が必ずもうかると断言はできない。ただ会社員をしながらトレカ転売に焦点を絞って副業をこなしていたら、毎月10万円稼げるようになったという人も実際にいる。簡単ではないが、勉強しながら活動していけば利益を得られるようにはなると言えるだろう。
せどりが注目されたのは、毎日ずっと作業していなくてもそれなりの利益が出ることだろう。さらにトレカということで本や洋服、ブランド品などと違い、保管場所に困らないなどのメリットが大きいのも特徴のひとつだろう。
また、遊戯王やポケカのトレカ転売にはフリマアプリを活用するのも賢い作戦だ。もし、個人間での取引からトレカを仕入れたり、販路をひろげたいのであればトレカ専門の「magi(マギ)」で出品してみよう。

トレカ転売のメリット
トレカ転売のメリットとはどのようなものがあるのだろうか。軽くて薄いので保管しやすいというのはよくわかる。他にはどのようなメリットがあるのだろうか。
仕入れが安価
トレカの魅力はカードパックも手に入れやすく、子どもでも遊べるほど安価ということだ。遊戯王カードもポケモンカードも、カードが5枚入ったパックが150円という安価な金額だ。ジュース1本分で買えてしまうレベルだ。
トレカ転売が始めやすい理由が、少額で始められるという点だ。そして150円という低予算で仕入れたカードが、大金に変わるのが魅力的だろう。
回転率が高い
トレカは回転率が良い。経験者の多くが、仕入れてから1ヶ月〜2ヶ月程度で売っていたと言う。これには限られたマニア向けに売買していることや安価で取引のしやすさなどもあるからだ。
もともと保管場所に困らないというメリットがあるが、回転率が高いためほとんど在庫を抱えなくても良いと言える。仕入れてから忘れてしまい放置されることもないのが、とても良いポイントだ。
利益率が高め
トレカは仕入れが安く、カードが思っても見ない大金に変わることもある。それは販売が終了してしまった、市場に出回っていないカードだ。プレミアがつくと言えるだろう。
遊戯王カードを例えに出すと、初期のブルーアイズホワイトドラゴンのウルトラレアはすでに手に入りにくいため、20,000円前後で取引がされているのだ。ポケモンカードにもひかるシリーズというものがあり、数万円で取引されることもある。このように、販売していない特定のカードが高い利益率を出してくれることもある。
また今までバトルに使えない雑魚カードだったものが、他のカードと組み合わせることにより強くなることがある。これをシナジー(相乗効果)と呼ぶ。シナジーこそカードの価値が上がるタイミングだ。
このタイミングで売れると利益率は高くなりやすい。
トレカ転売のデメリット
トレカ転売にはデメリットもある。それは安価で仕入れることができ、始めやすいがため起こってしまうデメリットでもある。しかしこのデメリットをうまく避けることができれば、トレカ転売もうまくいく。
相場が一定ではない
ある特定のトレカを仕入れて売り、たまたまもうけが出るということも大いにある。その場合は、また同じカードを同じように転売すれば良いと思うだろう。しかしトレカは相場が一定ではないため、同じカードを同じように転売しても利益が同じように出るとは限らない。
トレカを株に例える人もいるくらい不安定なのだ。そして株でもうまくやっている人は、どんどん利益が出て行くのと同じように、常に情報収集やカードの値段の動きを見る必要がある。特に新しいカードパックが出るときや大会限定などのカードが登場したときは、常に動きやすい状態を作っておくことがベストだ。
副業でもできると言ったが、週末だけトレカのことを考えるのではなく、毎日情報収集だけでもやっておかないと、大きな利益を得ることは難しいと言える。逆に相場が一定ではないため、今まで持っていても価値がなかったカードが急に価値を持つこともある。その見極めるポイントとしては、アマゾンでカードが販売されているときは低利益になるということだ。
アマゾンでも販売されなくなったタイミングこそ、高額の取引が始まる合図とも言って良いだろう。
薄利多売と言っても良い
トレカは安価で始められる。そのため安価なカードを大量に売らなければならないと言っても良いだろう。一般的に利益が出るのは数百円程度で、基本的に2,000円以下で考えておくと良い。
もちろん数百円だったものが数千円になったりすることもある。この場合を考えると必ず薄利多売をする必要があるという訳ではない。しかし基本的には、少ない利益をたくさん売ることが多く稼ぐことにつながると覚えておいた方が良い。
遊戯王カードとポケモンカードの共通点
トレカと言っても多くの種類があることはご存じだろう。トレカ大国でもある日本を代表するのが、遊戯王カードとポケモンカードだ。ここでは、この2つのカードの共通点を紹介する。
- ・大人がメイン
- ・世界に販売されている
- ・限定的なカードが多い
主にこの3つの共通点があげられるだろう。最初にも言ったが、遊戯王カードもポケモンカードも子どもが遊ぶためだけのおもちゃではない。大人が全国を目指してバトルに励んでいる人もいる。
そして珍しいものを収集しようというコレクターが多いのも特徴的なところだろう。また遊戯王カードもポケモンカードも日本で発売されたカードだ。しかしこの2つとも世界的にも有名なカードとなっていて、世界大会を海外で開催しているほどだ。
そのため日本で安く仕入れたカードが海外で高く売れるということもあるので、せどりを始めたい人は知っておいてほしい。また遊戯王カードやポケモンカードには、大会限定などのレアリティの高いカードが多く存在している。大会の優勝者のみに配布される超貴重なカードは、数百万円で取引されることもある。
この金額を見れば子どもだけのおもちゃではないことが容易にわかるだろう。
遊戯王カードかポケモンカードか
トレカは、仕入れ価格が安くて販売価格を高くすれば利益が生まれる。そこで注目するべきポイントは、仕入額を低くするということだ。遊戯王カードとポケモンカードのどちらが良いというのは、正直一概には言えない。
そこでカードショップで、だいたい同じ価格で売られている2枚のカードの仕入れ額は、どの程度なのか調べてみた。またメルカリでも同じように調べてみたので、参考にしていただきたい。
販売価格が同じカードはいくらで仕入れられる?
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カードショップに売っている同じ金額くらいの遊戯王カードとポケモンカードは、いくらで仕入れることができるのだろうか。今回はカードショップで有名な駿河屋のカードを調べて比べてみる。駿河屋で2つのカードの値段が同じくらいだったのは、以下の2枚のカードだった。
- ・遊戯王:ブルーアイズホワイトドラゴン(アルティメットレア) 36,620円
- ・ポケモン:リザードン(クリスタル) 38,090円
少しブルーアイズの方が少し安いが、両者とも同じくらいの価値と言っても良いだろう。この2枚のカードを、メルカリでいくらで仕入れることができるのか調べてみた。
- ・遊戯王:ブルーアイズホワイトドラゴン(アルティメットレア) 10,000円
- ・ポケモン:リザードン(クリスタル)8,700円
これはメルカリ最安値で検索できたカードだ。もちろん駿河屋の金額は買取値段ではないため、メルカリで仕入れたカードを駿河屋に売っても利益はほとんど出ないだろう。同じ価値のカードでも両者の仕入れ価格が大きく変わることはないようだ。
メルカリで販売価格が同じカードはメルカリでいくらで仕入れられるの?
今度はカードショップではなく、メルカリで仕入れてメルカリで売ることを考えてみよう。まずは売値としてメルカリで取引が完了しているカードを探してみた。
- ・遊戯王:光の創造神ホルアクティ 80,000円
- ・ポケモン:ひかるリザードン 80,000円
遊戯王カードでもポケモンカードでも両方の価値が同じカードだ。どちらのカードもメルカリの中で高い取引額を誇っている。そしてこの金額で売れるとして、最安値で取引された同じカードを探してみた。
- ・遊戯王:光の創造神ホルアクティ 19,000円
- ・ポケモン:ひかるリザードン 20,000円
カードに傷があったり、保存状態が良くないものは省いてしまった。このどちらも保存状態は良く、光の創造神ホルアクティに関して言えば、まだ袋から取り出されていない状態だった。もし光の創造神ホルアクティを19,000円で仕入れて、80,000円で売れることができるなら、61,000円の利益が生まれるということだ。
ただここでわかったのが、遊戯王カードでもポケモンカードでもカードごとを見ると、そこまで価値に違いがないと言えることだ。仕入れるなら何よりも、タイミングが重要なポイントと言える。
トレカ転売でもうかるコツ
トレカ転売でうまくやっていくにはカードの種類やカード自体の価値を知ることが必要だ。そしてタイミングも重要なポイントだということを紹介しておこう。
感性より需要と供給を見極めて利益が出る
このカードが売れるかもしれない。という感覚による判断でカードを仕入れて売ってしまうのは、初心者がおちいってしまうダメな例のひとつだ。最初の取引で何回かうまくいくと、感覚をつかめてきたと勝手に判断してしまう。これはとても危険だ。
トレカ転売の基本は、需要があるところに供給することだ。需要があるカードを安く仕入れることが重要なポイントになる。需要があるかないかを判断するのは感覚ではなく情報だ。
毎日のようにカードについて調べて、カードの知識を知っていくことで取引がうまくいくようになる。
価値が低かったトレカが高くなる
今まで数円にもならなかったカードが、急に数百円で取引されることがある。それは新しいパックが出たときにある現象で、新しいパックに入っているカードと昔の価値のないカードが組み合わさって、バトルを有効に進められるようになる場合だ。先ほど説明したシナジーというやつだ。
バトルをメインに楽しんでいる人が欲しがるので、カード需要が伸びることになる。このようなタイミングをしっかりと逃さずにいることで、価値のないカードを仕入れることができる。そして価値が出たときに大量に売りさばけば、大きな利益を得ることになるだろう。
そのためにはカードパックが出るタイミングを情報収集しておくことが重要だ。そしてカードの効果について詳しく知っておくことも重要なポイントだと言える。せどりは簡単にできるものでもないということがわかるだろう。
大掃除の時期は仕入れやすい
1年間のイベントの中でももっとも良いカードを安価で仕入れることができる可能性が高いのが、年末の大掃除の時期だ。この時期になるといらないものを捨てようとする人が多くなる。そのタイミングで売りに出される遊戯王カードを大量に仕入れることで、中に価値のあるカードを探すという方法だ。
年末の忙しい時期にカードを出している人は、カードの価値をあまり知らずに売ってしまうこともしばしばある。そのため売りに出されたものの中には、価値あるものが入っているかもしれない。ぜひ年末の大掃除や年度末の引っ越し時期などは、狙っておくのが良いだろう。
カードの限定度を見極めると利益が出る
トレカ転売でもっとも基本と言っても良い部分だが、トレカには同じモンスターカードでも、全く違う価値がつくものがあるのだ。遊戯王カードで有名なブラックマジシャンガールは、見た目が同じカードでレプリカと本物と呼ばれる2つが存在している。レプリカと呼ばれるもののカードにほとんど価値はない。
しかし本物と呼ばれるカードは、100万円という価格で販売されている。トレカには見た目が同じでも、価値が全く違うカードがかなり多くある。そのためこのようなカードの知識は、必須と言っても良いだろう。
複数枚で売る
個人でトレカ転売をおこなうときは、ほとんどがメルカリやヤフオクで売ることになるだろう。そうなった場合の問題は、送料が多く取られることだ。1,000円で売却した、たった1枚のカードに送料200円をかけてしまったら利益は800円になる。
もし合計3,000円の3枚のカードを1人の人に売ったら送料は200円で同じだ。同じところに大量に売った方が余計な経費がかからないため、高い利益を得ることができる。メルカリやヤフオクでセット販売されているのは、このような理由があるからだろう。
1枚ではあまり価値を持たないものでも、複数とセットにして売ると売れやすくなる。ぜひ売れそうにないカードを持っているなら、複数のカードをセットにして売ってみると良いだろう。
まとめ
トレカ転売はしっかりと勉強し情報収集していけばもうかると言える。また副業としてもやっていける方法だ。しかし多くの人が簡単に始められるために、利益を得ずに挫折してしまう。
初心者がやってはいけないことは感覚でやることだ。感覚的にやっていって利益が出た場合は、たまたま出たというだけで学びがないため、次に活かすことは難しいだろう。情報を収集してタイミングを見計らっていくことで良い利益が生まれる。
また遊戯王カードもポケモンカードもどちらを仕入れてもそこまで大差がないこともわかった。そのためどっちかに絞ってトレカ転売をおこなっていくことが、良い方法だと言える。詳しくなっていくことで、利益も多く獲得することができるだろう。
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